欅坂46平手友梨奈(17)が3日、第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原プロモーション協賛)の新人賞に輝いた。映画初出演で初主演の「響 -HIBIKI-」でエキセントリックな天才女子高生を演じ、鮮烈な印象を残した。授賞式は28日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われる。 普段はステージのパフォーマンスで多くのファンを魅了する平手だが、映画で賞を贈られるのは初めてだ。スクリーンデビュー作での受賞に「正直、あまりよく分からないです。実感が湧かないので」と率直な心境を語り、ほほえんだ。 原作者の柳本光晴氏から「もし響が実写化するなら、主演は平手さんしかいない」と太鼓判を押され、天才女子高生小説家、鮎喰響(あくい・ひびき)役に抜てきされた。信念を曲げず、建前やごまかしを許さず、時に暴力的な行動にも出てしまう役どころだ。クールで大人や体制への反抗を歌う欅坂4