創業70周年をむかえるぺんてる株式会社と、銀座伊東屋の初のコラボレーション製品として、ちょっと奇妙な製品が発表されています。 文具といえば文具なのですが、文具をつつみこむ文具です。その名も**「ペンジャケット」**。ふだん使っているサインペン、ボールペン、プラスチック万年筆「プラマン」を、高級感あふれる筆記具に変えてしまう、筆記具のための上着です。 実際は上着というよりも、強化外骨格といっていいほどの緻密な設計がされているのですが、それにはぺんてると伊東屋ならではのこわだりがあります。 三つの水性ペンを包み込む、一つの哲学 今回は、この「ITOYA110 ペンジャケット」シリーズの製品発表ブロガーイベントにご招待いただきまして、開発者の視点でのお話を聞くことができました。 コラボレーションするにあたって、課題となったのはまず製品のそもそもの形です。ぺんてるには、水性ペンの元祖としてこだわり