ラトビア・リガで行われた旧ソ連の戦勝記念碑の撤去を求める抗議デモ(2022年5月20日撮影)。(c)Gints Ivuskans / AFP 【5月21日 AFP】ラトビアで20日、旧ソ連時代の第2次世界大戦(World War II)記念碑の撤去を求める大規模デモが行われた。記念碑は親ロシア派が集会を行う拠点となっている。 デモ参加者は「ウクライナへの支援を」というメッセージや「私たちの領土、私たちの統治」と書かれたプラカードを掲げたり、ラトビアとウクライナの国旗を振ったりした。地元メディアによれば、約1万人が参加した。 デモ主催者はAFPに対し、「圧政を記念するこのような記念碑は一種の公害だ」と話した。 1985年に建てられた高さ79メートルの記念碑を破壊・撤去する費用は、クラウドファンディングでこれまでに25万ユーロ(約3400万円)以上集まっており、市議会も撤去を暫定的に承認してい