今後2週間以内には、詳しいことがわかる。これは、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)関連のトップニュースだ。この彗星は北半球から見て、9月末から10月中旬にかけて肉眼で観測できるほど明るい天体になる可能性がある。 2020年のネオワイズ彗星、2023年の「緑の彗星」、今年4月のポン・ブルックス彗星(12P)に続いてやってくる紫金山・アトラス彗星は現在、地球から観測すると、太陽の輝きに紛れて見えなくなっている。彗星が分裂しないでいられるかどうか疑問に思う科学者もいる中で、熱心な天文愛好家たちは実際のところ、彗星がそもそも見えるようになるのかどうか不安を募らせていた。 このニュースは朗報だ。 NASAが彗星を再発見 宇宙天気情報サイトSpaceweather.comで報告されているように、紫金山・アトラス彗星は最近、NASAの太陽観測衛星「STEREO-A」が捉えた画像の中で検出された。