フィッシング詐欺では昨年、宅配業者の不在通知を装ったSMS(ショートメッセージサービス)を送り付け、偽サイトに誘導してパスワードや個人情報を窃取する――というトラブルが目立った。NISCは「インターネットの安全・安心ハンドブック Ver4.00」の中で「こうした詐欺には、SMSやメールだけでなく、SNSのメッセージ機能などを使った攻撃も考えられる」としている。 関連記事 新元号便乗、詐欺メール出回る ソフトバンク・ドコモが注意喚起 「新元号の発表に伴い、ソフトバンクがキャッシュバックキャンペーンを行う」などとかたる偽のメールが出回っているとしてソフトバンクが注意喚起。ドコモ同日、「新元号に伴う料金改正のお知らせ」との連絡を装ったメールが出回っているとして注意喚起した。 なぜ、宅ふぁいる便は「暗号化」していなかったのか 「宅ふぁいる便」が1月に不正アクセスを受け、約480万件の顧客情報が漏え