2020年東京五輪公式エンブレムをデザインしたアートディレクター佐野研二郎氏(43)が手掛けたサントリービールのキャンペーン賞品の一部を取り下げた問題で、佐野氏が14日、代表を務める事務所の公式ホームページ(HP)で「事実関係を調査した結果、デザインの一部に関して第三者のデザインをトレース(描き写し)していたことが判明した」と明らかにし、謝罪した。一方、東京五輪公式エンブレムについては「模倣は一切ないと断言していたことに変わりはない」としている。以下、佐野氏のHP全文。 今回取り下げた8点のトートバックのデザインについては、MR_DESIGNのアートディレクターである私、佐野研二郎の管理のもと、制作業務をサポートする複数のデザイナーと共同で制作いたしました。そして、誠に遺憾ではありますが、その制作過程において、アートディレクターとしての管理不行き届きによる問題があったと判断したため、今回の