ドイツのheise onlineがIBMの副社長デビッド・トレック氏に行ったインタビューで、IBMがCellプロセッサの研究開発を終了したことが明らかになったようです。 ■IBM cancels Cell Processor development ■heise online - SC09: IBM lasst Cell-Prozessor auslaufen IBMはスパコン世界ランキング2位のRoadrunnerに採用している現行のCellプロセッサ「PowerXCell 8i」の後継となるPPEコアを2基とSPEコアを32基搭載した「PowerXCell 32iv」「PowerXCell 32ii」の開発計画をキャンセルしたそうです。 Cell Broadband Engineは、IBM、東芝、SCEが共同開発したプロセッサですが、開発の中心となったIBMが研究開発をやめるということ
「モンスターテレビ」と評されるテレビが、この10月東芝から発表された。HDD容量は3Tバイト、14基のデジタルチューナーを備え、26時間×8chの丸録りを実現するという桁違いのスペック。そしてプロセッサには、Cell Broadband Engineを採用した。 世界初のCELL搭載テレビ「CELL REGZA 55X1」を発売する東芝に、4年を費やしたという開発の道程とCELL REGZAの登場がテレビ市場にどんな変化をもたらすのかについて伺った。 作りたかったのは「究極にワクワクするテレビ」 ――いよいよ12月にCell Broadband Engineを搭載したCELL REGZA 55X1が発売されますが、具体的に現行の薄型テレビとはどう違うのでしょうか。 本村:テレビであることに変わりはないのですが「中身」と「コンセプト」は全く違います。CELL REGZAは、「テレビって進化し
PS3用PRG「ロロナのアトリエ」【AA】は、ソフマップ本館は「尋常じゃなく売れてる」で、 その後「秋葉原のほぼ全てのゲームショップで品切れ状態に(※)」なった。28日にはソフマップ本館ニュース『ロロナの可愛さに日本震撼!?第一次ロロナショック』が出ていて、ソフ本館スタッフインタビューが載ってた。 PS3用PRG「ロロナのアトリエ」【AA】は、電撃オンラインでは『今度のテーマは新しくて懐かしい!』・『つぶれかけたアトリエを再建することになったロロライナ・フリクセルを操作して、材料を集めたりアイテムを調合したり、時には戦闘をすることになる』などと書いていて、発売日のソフマップ本館は「尋常じゃなく売れてる」で、 その後『秋葉原のほぼ全てのゲームショップで品切れ状態に(※』なった。 28日(日)には、ソフマップ本館にソフマップ本館ニュース「ロロナの可愛さに日本震撼!?第一次ロロナショック」が出て
東芝は7日(米国時間)、2009 International CES会場においてプレスカンファレンスを開催。2009年発売予定のCell TVの概要を発表したほか、AVネットワークプレーヤー、新REGZAなどを発表した。 Cell TVは2009年秋に発売予定で、今回その概要が明らかにされた。東芝液晶テレビのハイエンドモデルと位置づけられ、REGZAのブランドリーダーとして展開する。液晶パネルは60型以上で4Kパネル(4,096×2,160ドット)搭載。40~50型は、フルHDパネルでLEDバックライト/部分駆動技術を搭載する計画という。バックライトはLEDの部分駆動技術を採用する予定。 今回は、56型の4Kと55型のフルHD Cell TVを展示する。日本では50型台を秋に発売予定。米国や欧州でも2009年度中に発売する予定で、4Kモデルは米国が先行して投入される。 【お詫びと訂正】(2
10月18日 発表 株式会社東芝とソニー株式会社および株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は18日、ソニーグループが所有する長崎県諫早市の半導体製造施設を東芝に譲渡することで基本合意したと発表した。売却時期は2008年3月末を予定。 この製造施設は、ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジセンター内にある、Fab2の300mmウェハライン。PLAYSTAION 3(PS3)のCPUなどで使われている「Cell Broadband Engine」(Cell/B.E.)、PS3用GPU「RSX」などを製造しており、65nmプロセスまで対応している。 東芝への製造施設の売却後は、両社が出資する新会社が東芝の施設を借りる形で生産を行なう。新会社の出資比率は東芝が60%、ソニーが20%、SCEIが20%。新会社の社名および代表者は未定。 同時に、大分県にPlayStation
11月11日 、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の次世代家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」が発売された。東京、大阪など都市部の主要な家電量販店やゲームソフト店には、PS3を求めるゲームファンの長蛇の列が連なり、各店で売り切れが続出した。「2006年度中に全世界で600万台」(久夛良木健SCE社長)という当面の目標の実現に向けて、好スタートを切ったかのように見える。 しかし、この好スタートは決して手放しで喜べるものではない。そこに至るプロセスを子細に分析すると、SCEだけではなくソニーグループの屋台骨を揺るがしかねないような問題が見て取れるからだ。 【1.ソニーが半導体に5000億円投資した理由】 まず、ソニーが2003年度からの3年間に、5000億円もの巨費を半導体開発に投資したことを忘れてはならない。目玉は、PS3への搭載を前提に、米IBM、東芝と共に共同開
IBMの半導体部門の副社長、「CELLチップの歩留まりは良くて10〜20%」と発言 公開日時: 2006/07/15 21:25 著者: 中島聡 パソコン並の値段設定を発表して波紋を呼んだPS3だが、今度はその心臓であるCELLチップの歩留まりに関する具体的な数字がIBMの半導体部門の副社長、Tom Reevesによってリークされてしまったので業界で波紋を呼んでいる。 問題の記事は、Electronic Newsによるインタビュー記事「Turn Down the Heat」。次世代のチップにおける製造上の課題などをストレートに語るTom Reevesの誠実な態度も好ましいが、Cellチップの歩留まり(=製造したチップのうち、ちゃんと動作するものの割合)の具体的な数字まで引き出してしまったインタビュアーの技量はすごい。 なぜ、CELLチップのように面積が大きくいマルチコアなプロセッ
PLAYSTATION 3(PS3)発売へと、いよいよ加速し始めたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)。しかし、従来のゲーム機とは一線を画すエンターテイメントコンピュータPS3の戦略は、まだ浸透しているとは言い難い。 同社を指揮する代表取締役社長兼グループCEOの久夛良木健氏が、PS3の戦略とビジョンを語る。 ●PS3以外へのCellの普及には家電のコンピュータ化が必要 【Q】 Cellをもっと多くのデバイスに入れたいと言っていた。そのために必要なのはCellの派生チップ(derivative)だと思う。家電ではCellの今の構成ではオーバーキルの市場が多い。今のCellは、SPE(演算プロセッサ)を8個載せているが、家電市場では4個でもいいし、PowerPCコアも組み込み向けの軽量なものでいい。そうした派生チップの計画はないのか。 【久夛良木氏】 (SPEは)2個でもいいか
サンフランシスコで開催された今年の「Macworld Expo」は、近年のApple Computerの変容を見せつけるものだった。新しいAppleは小粋で、優美で、知的で、しかもセクシーだ。Appleのもとで、シリコンバレーとハリウッドは融合した。Appleはカウンターカルチャーとテクノロジーを愛する革命主義者のブランドから、裕福な人々のブランドへと変わった。Steve Jobsは薄利多売を基本とする熾烈な競争が繰り広げられる市場で、十分な可処分所得を持つ層が無理なく買うことのできる人気ブランドを作ることが安定した利益を確保する道となることを発見した。確かに、Appleはこの数年間で値下げを余儀なくされたが、それは大した問題ではない。米国のつつましい労働者がAppleとDellを見比べれば、Dellを選ぶのは当然だ。プロのグラフィックデザイナー、ミュージシャン、筋金入りのMacファンとい
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