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reviewに関するharpyのブックマーク (15)

  • トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」感想 - shinichiroinaba's blog

    既に読まれた方には言うまでもないことだが、伊藤計劃の第二長編『ハーモニー』は第一長編『虐殺器官』の後日談として読むことができる。後者の末尾で暗示されていた大災厄を踏まえて、前者における超福祉管理社会が到来しているのである。 『虐殺器官』の結末において、主人公クラヴィス・シェパード大尉は人々を相互殺戮へと駆り立てる「虐殺の文法」の英語ヴァージョンをアメリカ合衆国において解き放ち、結果アメリカは阿鼻叫喚の無政府状態、内戦へと突入してしまう――と暗示されている。ここで当然ながら「「虐殺の文法」のヴィークルが英語であったならば、その影響範囲はアメリカを超えて英語圏全般、どころかほぼグローバルとなり統制不能となるはずだ」という推測が成り立つ。この可能性についてクラヴィス自身がどの程度自覚していたかどうかは、小説の記述自体からはわからない。主人公の一人称による叙述を真正直に信じるならば、彼はそのことに

    トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」感想 - shinichiroinaba's blog
  • トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」用メモ - shinichiroinaba's blog

    昨日24日の「現代経済思想研究会・特別セミナー 稲葉振一郎・田中秀臣・山形浩生・トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」」は盛会のうちに無事終了いたしました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。 当日のレポはtwitterをもとに前田敦司さんがこちらにおまとめになっていらっしゃいます。また田中さんの感想兼問題提起はこちらです。 いかにペーストするのはぼくが事前に自分用に作った覚え書きです。私的メモですからいい加減です。読み上げ原稿ではありません。実際の会ではここでの論点の半分くらいしか出せていません。 ===================================== 山形浩生の芸術論を少し敷衍してみよう。 山形によれば、芸術の主たる機能は、人間の認知能力の「別の使い方」を開示・例示してみせるところにある(「アート・カウンターパンチ」)。 ここで

    トークイベント「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」用メモ - shinichiroinaba's blog
    harpy
    harpy 2011/12/28
    「そもそも何のために異世界、それも現実には存在しないはずの虚構の世界を描くのか?」
  • シークレットシークレット深読み - オレモリ!! monch71編

    予告エントリー、書きます。題して「シークレットシークレット深読み」。サブタイトル「やっぱり3ピースはやめられない」。深読みっていっても、結構論じられてる当たり前のことを書くよ。当たり前のことを、自分なりに整理してまとめたいと思います。 まずは、こちらのPVをご覧ください。シークレットシークレットのPTVのPVですよ。 このPVのテーマは「マスメディアに出るまでのPerfume」かな。ビデオのタイムコードが進むたびに、看板も立派なものになっていくっていう。あとステージ衣装もタイムコードが進むたびに立派になっていくっていう。 他にも小ネタ満載で、当にいっこいっこ突っ込んでいきたいんだけど。それこそ衣装の変わり具合とか、a.k.a.佐々木士郎だったりするんだけど。 かしゆかのゴス化 あの、で、深読みしたい点っていうのは、歌詞の深読みをするってのは、すごくよくあることなんですが、残念ながら僕は国

    シークレットシークレット深読み - オレモリ!! monch71編
    harpy
    harpy 2008/04/28
    かしゆか!
  • http://d.hatena.ne.jp/hasu777/20070313

    harpy
    harpy 2008/01/29
    『沢山の人の沢山のちいさな日常、でも当事者にとってはきっと大きな出来事』
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

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    harpy
    harpy 2008/01/24
    『朦朧体』
  • 『荒野へ』/ジョン・クラカワー - Show Your Hand!!

    アメリカでベストセラーになったノンフィクション。裕福な家庭に育ったクリス・マッカンドレスは、大学卒業直後、家族との連絡をいっさい断ち切り、放浪の旅に出た。彼はアメリカ各地を旅してまわった後、最終的にはアラスカの荒野へと単身踏み入り、4ヶ月後に腐乱死体となって発見された。このでは、彼の生い立ちから旅の起結までが、綿密な追跡調査にもとづいて描かれている。 マッカンドレスは放浪の途中で、多くの人々に忘れがたい印象を残していく。大半の人々は、彼と過ごした期間が数日〜1,2週間というところだったけれど、それでもやはり彼のことをよく記憶している。クラカワーは彼らにインタビューし、彼らの語りからマッカンドレスの足どりを追い、また、マッカンドレスがどのような人間で、いったい何を追い求めて放浪生活を送っていたのかを探ろうとする。そんなクラカワーの文章は、ある程度の(必要最低限の)客観性を保ちつつも、部分に

    『荒野へ』/ジョン・クラカワー - Show Your Hand!!
  • 『肝心の子供』/磯崎憲一郎 - Show Your Hand!!

    もうあちこちで散々言われていることだとおもうけど、この小説はすごい!!すっごいおもしろい!!おもしろいことだけは、まったく明白なのだけど、でも、そのおもしろさとはどういったものなのか、どうにもうまく表せない。たぶん、そこがすごい。いったい何がどうおもしろいのか、その核心みたいなものが(そんなものがあるとして、だけど…)つかめる感じが全くしない。文章の強度とか、そこに宿る意思とか、ちからとか、そんなことばをつかって、うやむやにしたくなったりしてしまう。語られるエピソードのひとつひとつはとても鮮烈なのだけど、小説全体には、安易な隠喩的な解釈を拒んでいるような印象があって、“意味”“象徴”みたいな、小説を語るのに(あるいは説明・解釈するのに)都合のいい枠にきれいに収まってはくれない。 しかし、いちばん驚いたのは、なんだかぜんぜん日小説って感じがしない、ということだ。かといって、保坂和志が言っ

    『肝心の子供』/磯崎憲一郎 - Show Your Hand!!
    harpy
    harpy 2007/12/28
    『語りの視点の移り変わりっぷりがすごくうまくて、読んでいてどきどきしてしまう』
  • http://d.hatena.ne.jp/megaane/20071227

    harpy
    harpy 2007/12/27
    『音楽という媒介は必ずぼくらを一人一人に分解し、空気が振動して耳の中に入り、かつぼくらを躍らせる』
  • http://d.hatena.ne.jp/nanagatsu/20071227

    harpy
    harpy 2007/12/27
    『よい音楽というのは度が過ぎるとだんだんきれいな空気とか水みたいな存在に近づいてしまうのかもしれない』
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    harpy
    harpy 2007/12/26
  • 『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた』/保坂和志 - Show Your Hand!!

    「三十歳までなんか生きるな」と思っていた 作者:保坂 和志草思社Amazonこののなかに、 死者を丁寧に葬り、きちんと喪に服すというのは、人間が人間として存在するための条件なのだ。人間はただ生きているだけではなくて、死んだ後も含めた漠然とした広がりを含めて人間という存在になっている。だから、死にまつわる行事をないがしろにすることは、生きている人間をないがしろにすることと同じ意味になる。(p.128) 同級生が死んだときにそこに立ち止まっていろいろなことを考えるような高校生を社会は求めていず、すぐに“日常”に戻って勉強するような高校生の方が歓迎される、ということをあのニュースは語っている。(p.129) という文章があって、たしか中学生のころ、岐阜に住んでいた祖父が亡くなったときのことをおもいだした。ちょうど、中間だか期末試験の前日だったんだよな、あれは。うちは横浜にあったから、岐阜まで行

    『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた』/保坂和志 - Show Your Hand!!
    harpy
    harpy 2007/12/16
    『死者を丁寧に葬り、きちんと喪に服すというのは、人間が人間として存在するための条件なのだ。』
  • 『ブロークン・フラワーズ』 - Show Your Hand!!

    ブロークンフラワーズ [DVD] 出版社/メーカー: レントラックジャパン発売日: 2006/11/24メディア: DVDDVDで。これ、すっごいよかった!昔プレイボーイでならした中年独身男(ビル・マーレイ)のもとに、じつはあなたの息子がいるの、という手紙が届く。差出人は不明。男は友人のすすめるままに、昔の恋人たちをたずねる旅に出ることにする、というストーリー。 とにかく、ジム・ジャームッシュ監督のセンスのよさは尋常じゃない!と感心しきってしまった。冒頭、ピンクの封筒に入った手紙が、主人公の家に届くまでが映し出される。その映像と音楽とのマッチングからしてもうじつに絶妙で、俺は始まって5分で拍手喝采、ねえちょっと、すげーいいセンスしてんじゃん!って具合に、完全にやられてしまった。全体的に見ても、映像、音楽、物語にたゆたうユーモア、シュールともいうべき非現実感、などといった要素がじつにバランス

    『ブロークン・フラワーズ』 - Show Your Hand!!
    harpy
    harpy 2007/12/10
    『ピンクの封筒』
  • 2007-12-05

    大流行のニュースに恐れおののいてさっそく予防注射に行きました。おばちゃんメンタリティ。 実はインフルエンザの予防注射初めて。いつも受けるべきときに微妙に風邪ひいてたんです。そんで、インフルエンザ大流行の時期に発熱してふらふらしながらお医者さんに行って、鼻にずぼーて突っ込まれたあげく「ただの風邪」。そんなことを繰り返して、インフルエンザにかかったことも一回もないのです。 あれ、予防注射必要だったかな。 今年は「予防注射受けたのに!」って年にならないといいんだけどなー*1。 免疫がつくらしい半月くらいはイソジンでうがいしようと心に決めました。 *1:ほら、麻疹は受けてたのにかかりましたので なにこのグリコのあじ!ぱくっとべてお口の中に広がる栗栗した風味がなんだかグリコなんだ、なにグリコだと思ってるのかしら、ポルテっぽい形のさくさくしたヤツ昔あったよな、でもポルテじゃないの、ん〜〜〜……。 っ

    2007-12-05
    harpy
    harpy 2007/12/06
    『はんなり』
  • rmx - オレモリ!! monch71編

    今日のレンタル、Capsule rmxを借りました。 聞く前にはあんまりコメントないよね〜。とにかく作品としてのクオリティーだけを求める感じ。 あえてあげるならば、L.D.K以前のCapsuleとの決別を決定的にしたって感じかな〜。 ちょっと聞いたけどグライダーはいいです。あとは眠りながらだから覚えてないや・・・ 昨日、第3回(む)なかたヤスタカ会*1が開かれました。僕は行けてないんですが、新しい参加者の方々も多くいらしたそうで。この会大きくなったらいいな〜。ヤスタカ呼ぶのが、夢としては最終目標。広島・東京参加者の激励会ってことでの今回だったんだけど、各地のワンマン張り切っていってらっしゃい!レポ期待しています! で、いろいろと思うんだけど、ヤスタカについて。なんでここまでヤスタカが気になるのかってことをプロファイリングしてみました。一回整理しとかんといかんと思うし。ヤスタカ会の人のそれぞ

    rmx - オレモリ!! monch71編
    harpy
    harpy 2007/10/30
    ヤスタカ
  • 娯楽 - オレモリ!! monch71編

    遅れましたが娯楽のレビュー、張り切っていきたいと思います。 娯楽をたくさん聞いて、雑誌やネットで東京事変についてのインタビューや批評をいっぱい読みました。 東京事変と言うバンドは、椎名林檎が理想の音楽スタイルを確立するための壮大なプロジェクトである。正しいバンドとしてのあり方、正しい楽曲のクオリティ、正しいリスナーへの提供のしかた、そして正しいリスナーの受け止め方。これらすべてを極限まで理想を追い求め、かつ現実的に実行可能である最大限のところまでもっていっているバンドである。そして、アーティスト&リスナーのそれぞれの音楽との接し方の、新しいスタンダードを作るために奮起しているバンドである。彼女・彼らは「これが普通」だと言い放つ。しかしここまでやっているバンドは普通にはいないんだ。だからこの普通っていうのは理想ってことをあらわしてる。なんだ、このカッコつけないカッコよさは。 理想なバンド構造

    娯楽 - オレモリ!! monch71編
    harpy
    harpy 2007/10/04
    『やっぱりさ、名盤を作ることだけがアーティストの仕事じゃない。音楽はゲージュツですから!自分の信条に乗っ取って、それをレプリゼントできるものだったら、それが一番素晴らしい』
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