Googleが少なくとも今後3年はMozillaの後ろ盾となってFirefoxをサポートする。Mozillaが米国時間の12月20日に、Googleとの新たな提携契約で合意したことを発表した。契約内容は非公開となっているが、Mozilla CEOのGary Kovacs氏が従来の検索に関するGoogleとの関係が3年以上延長されることを明らかにしており、Mozillaが収入の大部分を失う最悪の事態は回避された模様だ。 GoogleはMozillaの最大の支援者である。MozillaはWebブラウザ「Firefox」のデフォルトの検索サービスプロバイダーをGoogleとし、Googleからロイヤルティ(使用料)を徴収する契約を交わしていた。Mozillaの財務報告書を見ると、この契約からの収入は2010年と2009年にそれぞれ、Mozillaのロイヤルティ収入全体の84%と86%を占めた。ち
[読了時間:2分] 米ZDNetが人気ブラウザFirefoxの今後を憂う内容の記事を書いているので、内容を簡単に紹介したい。「Firefox faces uncertain future as Google deal apparently ends(Google 契約打ち切りでFirefoxが不透明な未来に直面)というタイトルの記事で、それによると今年はFirefoxと同ブラウザを開発・運用するモジラ財団にとって散々な年だったようだ。 まずブラウザ市場でのFirefoxのシェアが低迷し始めている。調査会社NetMarketShareの調査によると、2009年12月には25.02%あったFirefoxの市場シェアが2011年11月には22.14%にまで低下。一方で、Googleが独自開発したブラウザChromeのシェアは4.71%から18.1%にまで上昇している。来年早々にはChromeがF
米GoogleのChormeが11月の世界ブラウザ市場で初めてMozillaのFirefoxを抜き、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)に次ぐ2位になった。アイルランドのアクセス解析サービス企業StatCounterが12月1日(現地時間)に発表した調査結果で明らかになった。 Chromeは前年同月比12.34ポイント増の25.69%、Firefoxは5.94ポイント減の25.23%、1位のIEは7.53ポイント減の40.63%だった。 日本での11月のブラウザシェアは、1位がIE(53.85%)、2位がFirefox(19.18%)、3位がChrome(16.82%)だった。米国でも順位は日本と同じだが、IEが前年同月比でわずかながら(0.42ポイント)シェアを伸ばした。
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