ソフトバンクの孫正義社長は23日午前、同社が開いた法人向けのセミナーで「2018年にコンピューターは脳に追いつく」との見通しを述べ、参加者を驚かせた。 コンピューターのチップ1枚に組み込まれるトランジスタの数が300億個に到達し、人間の脳細胞と同じになるという。半導体は「集積度が18~24カ月で倍増する」というムーアの法則を当てはめて計算した説明とした。 さらに約30年後の2040年には、3万円程度のスマートフォン(スマホ)端末でもCPU(中央演算処理装置)の能力とメモリーの容量は現在の約100万倍に、通信速度は約300万倍になるとの試算も披露。「自動的な同時通訳が可能になり、教育や医療も高度化し、多くの人の働き方も大きく変わる」といった展望を語った。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL230GF_T20C13A7000000/ 24 名無