米NVIDIAでGPUコンピューティングのソフトウエア部隊を率いるIan Buck氏が、2013年7月30日に東京で開催される「GTC(GPU Technology Conference Japan 2013」に合わせて来日し、日経ソフトウエアの取材に応じた。今回が初来日とのこと。「CUDAを作った男」の話は力あふれるものだった。 明日のGTC Japanの基調講演では何を話すのか。 明日話すことは三つある。NVIDIAのGPU(Graphical Processing Unit)を使ったコンピューティングのプラットフォームとプログラミングモデルである「CUDA(クーダ)」を我々が作ってから7年になる。なぜCUDAを作ったか、これまでの7年間に何をしてどのように成功したか、そこから話そう。次は今何ができるかだ。C/C++、Fortran、Pythonなどの多くのプログラミング言語でCUDA
LL系言語ユーザーもGPGPUプログラミングを手軽にチャレンジできるように。プロトタイプ構築・検証の効率化も期待できる。 米NVIDIAは2013年3月18日、同社が提供するGPU向け並列処理ライブラリ群「CUDA」においてPythonをサポートすることを発表した。現在、Continuum Analyticsの新製品「Anaconda Accelerate」のPythonコンパイラである「NumbaPro」が対応している。従来、CUDAは、C/C++から呼び出す必要があったが、スクリプト系言語のサポートによって、利用用途が広がる可能性がある。 今回のPythonサポートは、LLVMインフラストラクチャにおいて、コアおよび並列スレッド実行のバックエンド処理部分にNVIDIAがコンパイラソースコードを提供したことによって実現したもの。 Pythonは数理系演算だけでなくWebアプリケーションな
今年1月に発表されたCore i5搭載ノートである「ThinkPad T510」。性能に妥協しないビジネスノートとして定評あるTシリーズ。今年初頭にCore iシリーズを中心とするCalpellaプラットフォームを採用した製品として、14.1型液晶のT410sと、15.6型液晶のT510が発売された。今秋、これらがリニューアルし、NVIDIAのOptimus Technologyに対応した。 「ThinkPas T510」(Optimus対応モデル) 今回試用するのは、標準仕様モデルとなる「4349PJ4」である。今年初頭に発売されたT510をベースとしているが、当初の標準仕様モデルである「43143TJ」に比べCPUがCore i7-520MからCore i7-560Mは強化されている。メモリは標準で4GB、メモリモジュールの交換で最大8GBまで拡張が可能だ。HDDは320GBとなる。こ
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