前回に引き続き、Wikipediaから緯度経度を取得しGoogle Maps上にプロットするアプリケーションを作っていきます。 今回は透過的なキャッシュの仕組みを入れるのと、geolocation APIを用いて、データのロードが終わり次第自分の近くのマーカーを表示させてみたいと思います。 完成コードは以下のようになります。 今回作成するサンプル(完成品) 透過的なキャッシュ キャッシュのための領域として、localStorageというものを使います。これはFirefoxやSafariなどで実装済みの、簡単にいってしまえば大容量のCookieみたいなものです。 localStorageは同期的に値を取得やセットをできますが、キャッシュするデータはXMLHttpRequestで取得される非同期なデータです。この二つの条件分けを最小限にして実装するために、JSDeferredを間に挟むことにし