Dance Dance Revolution with MARIO
【だんすだんすれぼりゅーしょん うぃず まりお】
ジャンル
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ダンスシミュレーション
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対応機種
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ニンテンドーゲームキューブ
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メディア
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GC専用8cm光ディスク 1枚
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発売元
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任天堂
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開発元
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コナミ ハドソン
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発売日
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2005年7月14日
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定価
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6,476円(税別)
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プレー人数
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1人~2人
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セーブデータ
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2ブロック使用
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レーティング
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CERO:全年齢対象
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周辺機器
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マットコントローラー対応
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判定
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良作
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ポイント
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マリオのDDRが登場! 良質なアレンジ曲 マリオファン必聴? ちょっぴりカオスなストーリー 難易度は低め
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マリオシリーズ
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Dance Dance Revolutionシリーズ
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概要
コナミの音楽ゲームブランド『BEMANIシリーズ』より、『Dance Dance Revolution』と『マリオシリーズ』とのコラボ作品。
マリオシリーズのキャラを起用し、楽曲と譜面ギミックなどにもマリオの要素を取り入れている。
ゲームシステム
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収録楽曲は「マリオシリーズの楽曲」「クラシック曲・民謡」のオリジナルアレンジで構成。
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編曲に参加したハドソンのコンポーザーの手によって、聞きなれた曲の数々がポップなダンスミュージックにアレンジされている。
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ゲームシステムは基本的に『DDR EXTREME』準拠。ただし大きな特徴として、ほぼ全ての楽曲に特殊オブジェによる「ギミック」が存在。
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「二回連続で正確に踏むと次の同じ場所の矢印を消せる」「踏んではいけない」「ミスすると強制SUDDENになっていく」「ミスすると大ダメージ」といった追加ルールのノートが登場し、ゲーム性に幅がもたらされている。
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なおギミックはストーリーモードに登場しない曲には搭載されておらず、また他のモードではギミックを通常ノーツに置き換えてプレーする事が可能。
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「踏んではいけない」ギミックは後のDDRにも実装されることになるが、既に登場していた「フリーズアロー(踏みっぱなしの長い矢印)」や変速/停止トラップは本作にはない。
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譜面は1曲毎に4+1段階だが、全体的に本家と比べると控えめ。そのうち最後の「スーパーハード」は、フリーモード限定で遊べる。
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ギミックの存在に加えハイスピードオプションがないことも相まって、最近に多い物量任せの譜面ではなく、足運びを考えないといけないトリッキーな配置が多くなってくる。この傾向は3rd~5thに近い。
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この他、DDRマットを利用したミニゲームもいくつか存在する。
評価点
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良質なアレンジ曲の数々
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アレンジ楽曲だらけの本作だが、その楽曲郡は軒並み評価が高い。音ゲーの常であるが、本作を推すプレーヤーにも「楽曲」をポイントにする者が少なくない。
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アレンジされている楽曲は、クラシック・FC~SFCで発売されたマリオシリーズ・GCで販売されたスピンオフ作品が中心。
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マリオシリーズの楽曲はもちろんの事、クラシックのアレンジ曲も多いが、いずれも良曲揃い。
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中には、原曲からは想像もつかないアレンジになっている物もしばしば。「次はどんな楽曲が来るのだろう?」と期待を寄せながらストーリーモードをプレーしていく事になる。
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収録曲の一部
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土管の中のモーツァルト
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モーツァルトのクラシック曲「アイネ・クライネ・ナハトム・ジーク」のアレンジ。
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『マリオブラザーズ』のイントロでも知られるため、同作のSEをふんだんにちりばめたハイテンポで明るい曲となっている。
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パペットダンス
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トルコ行進曲のアレンジ曲。
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この曲は、本作のサウンドディレクターであるU1氏が過去に『DDR』で作った楽曲のワンフレーズがサンプリングして使われている。
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マリオのカーニバル
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『マリオパーティ5』より、「トイ・ドリーム」のアレンジ。あまりに原曲からかけ離れすぎて、元がどの曲なのかわからなかったプレーヤーも多いのでは?
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ちなみに曲のところどころで流れる「MARIO is the SUPER STAR !!」というボイス、実はかなりレア。
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元々は『マリオパーティ3』で、マリオを使ってストーリーモードをクリアした時にのみ聞けた物。同作のサウンドテストでも、一度聞かないと再生できない隠しアイテムになっていた。
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きっと笑顔がイチバンさ
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クラシック曲「トリッチ・トラッチ・ポルカ」のアレンジ。最終決戦の一歩手前で流れるこの曲は本作では数少ない非インスト曲。
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曲調はシーンの雰囲気からは想像できないトランスポップだが、ムードを高める役割はきっちり果たしている。その綺麗なメロディは多くのユーザーに強い印象を刻み付けた。
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ワガハイはボスである!
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『マリオカート ダブルダッシュ!!』より、クッパキャッスルBGMのアレンジ。もとを辿れば『スーパーマリオ64』からアレンジされ続けてきたクッパのテーマでもある。
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ストーリーモードの最終楽曲。ギミック成否がクリアに直結する特別ステージとなっているため、決め所は全て押さえておかねばならない。
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「スーパーハード」譜面は物量もさることながら、ハイスピードがないための見切りづらさもあり、踏み順もリズムも難解。現行基準では19段階中Lv13相当と言われるが、本作で初めてDDRを遊ぶ多くのプレーヤーにとっては、十分にフリーモード最後の砦としてふさわしい。
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基本的に譜面ごとの難易度は明らかにされていないが、同譜面はスコア理論値が本作最大の1億点となっている。
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また、楽曲の大胆なアレンジも特徴。ローテンポな原曲からかけ離れた高いBPM、それでいて恐怖と焦燥感を煽るサウンドもラスボスとしての風格を引き立たせる。
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ピ・ロ・リ
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ディスクシステムの起動サウンドをまさかのアレンジ。
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ストーリーモードではプレーできず、隠しアイテムを入手することでフリーモードに追加される最後の曲。任天堂の歴史を感じさせる原曲だけあり、最後のサプライズにふさわしい一曲であろう。
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ストーリーモードはギャグ要素が豊富でちょっぴりカオスな展開が異彩を放っている。
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本作のストーリーは「城から秘宝“ミュージックオーブ”が奪われ、そのままでは「世界が音楽で溢れ返ってしまう」ので取り戻しに大冒険に出かける」というバカゲーっぽいもの。
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そして、道中で次々と訪れるピンチは全てダンスで解決。「ダンスできせきがおこリング!」というフレーズの元、どんな局面をもダンスによる奇跡で突破する。
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河を渡るために、落ちた土管の中から出るために、竜巻でメチャクチャになった建物を元に戻すために…もはやなんでもアリ。70年代に流行したディスコダンス映画ブームを彷彿とさせる、いい意味でのバカバカしさに溢れている。
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そうしたツッコミ所は抜きにしても、コメディタッチでほのぼのしたストーリーは普通に楽しむ事も可能。ぜひプレーヤーの目と体で味わってほしい。
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全てのソフトに専用コントローラーのDDRマットが同梱されていた。
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このため、本作で初めてDDRに触れたプレーヤーでもDDRの魅力を存分に楽しむことが可能。入門用としてうってつけ。
賛否両論点
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難易度の低さ。
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ゲーム性に関してはすこしやり過ぎな位に初心者向けの措置がしてあり、本家に慣れたプレーヤーからは物足りなく感じる面もある。
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本家DDRにおける『GOOD』以下の判定が「はやい/おそい」に統合されているうえグレート判定が異常に広がっており、大抵の曲で矢印が半分近くずれた位置で踏んでもコンボが切れない。リズム感に長けた原作プレーヤーなら、難易度が低い曲を初見でパーフェクトフルコンボ=満点クリアすることも可能なほど。
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曲によっては、スティックをぐりぐり回しているだけでクリアできてしまう事も。
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難易度15相当以上のいわゆる「超高難易度譜面」は存在しない。
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ストーリーモードではアイテムを使用してゲームを有利に進める事も可能だが、慣れたプレーヤーにとっては全く使う事なくゲームを進行できてしまう。
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とはいえ、本作で初めてDDRに触れるプレーヤーにとっては十分すぎるほどの手ごたえがあると言える範疇に収まっており、初心者にとってさえヌルくてやり応えがない、なんてことは決してない。
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ストーリーげきムズや、フリーモードで全曲をスーパーハードでクリアするにはそれなりの鍛錬が必要であり、音ゲー初心者にとっては程よい塩梅で上達までの過程を楽しむことが可能なバランスである。
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通常の『DDR』シリーズとは異なり、ゲーム開始時点ではプレー楽曲はほとんど解禁されていない。「ストーリーモード」で一つ一つ楽曲をプレーしていく必要があるため、ギミックの攻略は必要不可欠である。
問題点
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上記の難易度の低さに対し、上級者向けの措置がほとんど存在しない。
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判定の範囲をいじる方法はなく、全ての楽曲を緩い判定のままプレーする事になる。ただ、スコアアタックが気軽にできるようになったと考えれば悪くはないのかもしれない…。
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しかし「マーベラス」判定はカウントされていないものの一応実装自体はされており、ギミックの条件として使われている。こちらの判定幅は本家と左程変わらないため、もしこれを使うオプションやギミックがもう少しあったらやりこみ度は更に増していただろう。
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オプションの類が存在せず、全て等速・今で言うVIVIDカラー矢印でのプレーとなる。
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元々PS2時代になるまで存在しなかったオプションとはいえ、ハイスピードや固定色の矢印に慣れたプレーヤーにとってはやり辛い。
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EDITモードも存在しない為、高難易度の譜面を作って遊ぶ事も不可能。良質な曲が揃っているため、上級者にとってこの点は悔やまれるところ。
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アレンジ出典の偏り
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知名度とユーザー層を考慮したためか、アレンジされている楽曲の偏りが否めない。
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2Dアクション『スーパーマリオブラザーズ』系列とGC作品を中心に集めており、『ワールド』以外のSFC作品、64の作品が冷遇気味。
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そのGCに関しても、看板タイトルとも言える『サンシャイン』からはステージ背景のみの引用で、楽曲が存在しない。同じく有名作の『64』も含まれておらず、各ハードの代表作が省かれたのには疑問が残る所。
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一方、『ペーパーマリオRPG』の「チュチュリーナのテーマ」など、やや不可解な選曲も見られる。
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原作において比較的地味な楽曲であり、同作には他に人気の高い曲(「ランペル戦」など)が存在するので、このチョイスには謎が残る。比較的新しい作品であり、かつダンス向けにアレンジしやすかった為だろうか。
総評
マリオシリーズのファンであれば、是非とも一度は遊んでおきたいタイトル。
ダンスミュージックとして生まれ変わったなじみ深い曲の数々は何度でも聴きたくなってしまう、まさしくファン必携のアイテムと言えるかもしれない。
一方、DDRを含めてこの頃以降のBEMANIシリーズはハードルの高いイメージが付きまとっているが、本作には初心者向けの救済措置が数多く施されている。あまり苦にはならず、誰でも気軽に楽しむことが可能。入門としてもピッタリである。
本家DDRの難易度に慣れたプレーヤーにとっては手ごたえが感じられないかもしれないが、DDRを始めたばかりのプレーヤー、マリオが好きなプレーヤーは是非とも本作に触れてみてはいかがだろうか。独自の雰囲気は、決してプレーヤーに損をさせない。
余談
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GC唯一のBEMANI作品。
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残念ながら続編は出なかったものの、本作で打ち出した「任天堂据置機向け・ファミリー向けのDDR」という路線は、オリジナルキャラクターのみとなったWiiにも受け継がれていく事となる。
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本作での反省を受けてか、Wii版からは本家プレーヤーが舌を巻くような高難易度曲がしっかり収録されていた。
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本作は任天堂が権利を持っているためか、どの楽曲を誰が担当しているのかといった詳細は不明となっている。
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TwitterでのU1のツイートによると、「任天堂の作品である関係上、本作への質問は気軽に答えられる事ではない」との事。
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北米では『Dance Dance Revolution MARIO MIX』、ヨーロッパでは『Dancing Stage MARIO MIX』のタイトルで発売。
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メッセージの英訳に加え、曲名の殆どが改題されている(例:パラパラカルメン→Garden Boogie、ワガハイはボスである!→Bowser's Castleなど)。
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BEMANIとマリオシリーズのコラボレーションは本作の後もしばらく続き、アーケード版『ポップンミュージック14 FEVER!』に初代スーパーマリオブラザーズの楽曲のメドレー楽曲である「スーパーマリオブラザーズBGMメドレー」が収録された。
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同曲は諸事情で家庭用版には収録されておらず、さらにAC16以降は削除されてしまったため、現状ではAC14か15を探してプレーするしかない。
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ワルイージがパーティゲームのプレイアブル以外で出演した、数少ない作品。
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他を挙げると『スマブラ』や『マリオメーカー』などの客演になってくるが、本作のように「ストーリー中の主要人物」として関わってくる作品は、実は希少である。
最終更新:2022年04月07日 15:11