JPH086437A - 電子写真装置の感光体ドラム駆動ギア - Google Patents
電子写真装置の感光体ドラム駆動ギアInfo
- Publication number
- JPH086437A JPH086437A JP6135264A JP13526494A JPH086437A JP H086437 A JPH086437 A JP H086437A JP 6135264 A JP6135264 A JP 6135264A JP 13526494 A JP13526494 A JP 13526494A JP H086437 A JPH086437 A JP H086437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- tooth surface
- photosensitive drum
- portions
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯先の精度および歯面の真円度を高め、かつ
十分な剛性を確保する。 【構成】 この感光体ドラム駆動ギアは網の目状のリブ
１を備え、そしてリブ１はギアの軸部２と歯面部３とを
直接接続する構造を含んでいない。さらに詳しく説明す
ると、リブ１は、２つの直径の異なる同心円部分４，５
と、ギアの軸を中心とする多数の放射状部分６とから成
り、同心円部分４，５はギアの軸部２と歯面部３との間
に、軸部２を中心にして配置され、同心円部分４は、複
数の放射状部分６によって軸部２と接続され、同心円部
分５は、複数の放射状部分６によって歯面部３と接続さ
れ、同心円部分４，５どうしは、複数の放射状部分６に
よって接続されている。このようなギアでは、その成形
の際、ヒケが発生しても、その方向が矢印Ａのように分
散されるので、歯先の精度および歯面の真円度が向上す
る。また、リブを備えているので、歯面部の剛性も確保
される。
十分な剛性を確保する。 【構成】 この感光体ドラム駆動ギアは網の目状のリブ
１を備え、そしてリブ１はギアの軸部２と歯面部３とを
直接接続する構造を含んでいない。さらに詳しく説明す
ると、リブ１は、２つの直径の異なる同心円部分４，５
と、ギアの軸を中心とする多数の放射状部分６とから成
り、同心円部分４，５はギアの軸部２と歯面部３との間
に、軸部２を中心にして配置され、同心円部分４は、複
数の放射状部分６によって軸部２と接続され、同心円部
分５は、複数の放射状部分６によって歯面部３と接続さ
れ、同心円部分４，５どうしは、複数の放射状部分６に
よって接続されている。このようなギアでは、その成形
の際、ヒケが発生しても、その方向が矢印Ａのように分
散されるので、歯先の精度および歯面の真円度が向上す
る。また、リブを備えているので、歯面部の剛性も確保
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を用いた
プリンタ、ファクシミリ装置、ならびに複写機などの電
子写真装置において感光体ドラムを駆動するためのギア
に関するものである。
プリンタ、ファクシミリ装置、ならびに複写機などの電
子写真装置において感光体ドラムを駆動するためのギア
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子写真技術を用いたプリンタ、
ファクシミリ装置、ならびに複写機などの電子写真装置
は感光体ドラムを備え、その感光体ドラム上に、電子写
真技術にもとづき、静電潜像を形成し、それをトナーに
よって現像して可視像としている。そして、この感光体
ドラムはモータによって駆動されるが、モータの回転は
図４，５に示すようなギアによって感光体ドラムに伝達
されている。すなわち、ギアの肉抜き部４１の、軸部４
２と歯面部４３との間に、複数の放射状のリブ４４が所
定の間隔で配置され、歯面部４３を支持している。な
お、図５は図４のｂ−ｂ線上の断面図である。このよう
なギア以外には、肉抜き部にリブがない構造のギアも用
いられている。
ファクシミリ装置、ならびに複写機などの電子写真装置
は感光体ドラムを備え、その感光体ドラム上に、電子写
真技術にもとづき、静電潜像を形成し、それをトナーに
よって現像して可視像としている。そして、この感光体
ドラムはモータによって駆動されるが、モータの回転は
図４，５に示すようなギアによって感光体ドラムに伝達
されている。すなわち、ギアの肉抜き部４１の、軸部４
２と歯面部４３との間に、複数の放射状のリブ４４が所
定の間隔で配置され、歯面部４３を支持している。な
お、図５は図４のｂ−ｂ線上の断面図である。このよう
なギア以外には、肉抜き部にリブがない構造のギアも用
いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図４に示した
ギアの場合、成形時に発生する、矢印Ｂ方向のヒケは、
歯先にまで影響を及ぼし、歯先の精度および歯面の真円
度を低下させる原因となっている。また、リブを持たな
い構造のギアでは、歯面部の剛性を十分に確保すること
が困難である。そのため、従来のギアでは、大きい負荷
である感光体ドラムをスムーズに駆動できず、回転速度
の変動が生じて、高品質の画像を得ることが難しいもの
となっている。
ギアの場合、成形時に発生する、矢印Ｂ方向のヒケは、
歯先にまで影響を及ぼし、歯先の精度および歯面の真円
度を低下させる原因となっている。また、リブを持たな
い構造のギアでは、歯面部の剛性を十分に確保すること
が困難である。そのため、従来のギアでは、大きい負荷
である感光体ドラムをスムーズに駆動できず、回転速度
の変動が生じて、高品質の画像を得ることが難しいもの
となっている。
【０００４】本発明の目的は、このような問題を解決
し、歯先の精度および歯面の真円度が高く、かつ十分な
剛性を備えた電子写真装置の感光体ドラム駆動ギアを提
供することにある。
し、歯先の精度および歯面の真円度が高く、かつ十分な
剛性を備えた電子写真装置の感光体ドラム駆動ギアを提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子写真装置
を構成し、静電潜像を形成してそれをトナーによって現
像するための感光体ドラムを駆動するギアにおいて、網
の目状のリブを備え、そのリブは前記ギアの軸部と歯面
部とを直接接続する構造を含まないことを特徴とする。
を構成し、静電潜像を形成してそれをトナーによって現
像するための感光体ドラムを駆動するギアにおいて、網
の目状のリブを備え、そのリブは前記ギアの軸部と歯面
部とを直接接続する構造を含まないことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の電子写真装置の感光体ドラム駆動ギア
は、網の目状のリブを備え、そのリブはギアの軸部と歯
面部とを直接接続する構造を含まない。従って、ギアを
成形する際、ヒケが発生しても、その方向が分散される
ので、歯先の精度および歯面の真円度が向上する。ま
た、リブを備えているので、歯面部の剛性も確保され
る。その結果、感光体ドラムの回転速度の変動が少なく
なり、高品質の画像を得ることができる。
は、網の目状のリブを備え、そのリブはギアの軸部と歯
面部とを直接接続する構造を含まない。従って、ギアを
成形する際、ヒケが発生しても、その方向が分散される
ので、歯先の精度および歯面の真円度が向上する。ま
た、リブを備えているので、歯面部の剛性も確保され
る。その結果、感光体ドラムの回転速度の変動が少なく
なり、高品質の画像を得ることができる。
【０００７】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【０００８】図１は本発明の電子写真装置の感光体ドラ
ム駆動ギアの一例を示す平面図、図２はそのａ−ａ断面
図である。このギアは網の目状のリブ１を備え、そして
リブ１はギアの軸部２と歯面部３とを直接接続する構造
を含んでいない。さらに詳しく説明すると、リブ１は、
２つの直径の異なる同心円部分４，５と、ギアの軸を中
心とする多数の放射状部分６とから成り、同心円部分
４，５はギアの軸部２と歯面部３との間に、軸部２を中
心にして配置され、同心円部分４は、複数の放射状部分
６によって軸部２と接続され、同心円部分５は、複数の
放射状部分６によって歯面部３と接続され、同心円部分
４，５どうしは、複数の放射状部分６によって接続され
ている。
ム駆動ギアの一例を示す平面図、図２はそのａ−ａ断面
図である。このギアは網の目状のリブ１を備え、そして
リブ１はギアの軸部２と歯面部３とを直接接続する構造
を含んでいない。さらに詳しく説明すると、リブ１は、
２つの直径の異なる同心円部分４，５と、ギアの軸を中
心とする多数の放射状部分６とから成り、同心円部分
４，５はギアの軸部２と歯面部３との間に、軸部２を中
心にして配置され、同心円部分４は、複数の放射状部分
６によって軸部２と接続され、同心円部分５は、複数の
放射状部分６によって歯面部３と接続され、同心円部分
４，５どうしは、複数の放射状部分６によって接続され
ている。
【０００９】このようなギアでは、その成形の際、ヒケ
が発生しても、その方向が矢印Ａのように分散されるの
で、歯先の精度および歯面の真円度が向上する。また、
リブを備えているので、歯面部の剛性も確保される。
が発生しても、その方向が矢印Ａのように分散されるの
で、歯先の精度および歯面の真円度が向上する。また、
リブを備えているので、歯面部の剛性も確保される。
【００１０】図３は、このような構造の感光体ドラム駆
動ギアを用いた電子写真装置の一例の要部を示す斜視図
である。２０〜４０が上記構造のギアであり、１０はＤ
Ｃモータ、５０は感光体ドラムである。ＤＣモータ１０
が回転すると、ギア２０，３０，４０が回転し、そして
感光体ドラム５０が回転する。ギア２０〜４０は上述の
ように、歯先の精度および歯面の真円度が高く、また歯
面部の剛性も確保されているため、感光体ドラムは一定
の速度でスムーズに回転する。従って、高品質の画像を
得ることができる。
動ギアを用いた電子写真装置の一例の要部を示す斜視図
である。２０〜４０が上記構造のギアであり、１０はＤ
Ｃモータ、５０は感光体ドラムである。ＤＣモータ１０
が回転すると、ギア２０，３０，４０が回転し、そして
感光体ドラム５０が回転する。ギア２０〜４０は上述の
ように、歯先の精度および歯面の真円度が高く、また歯
面部の剛性も確保されているため、感光体ドラムは一定
の速度でスムーズに回転する。従って、高品質の画像を
得ることができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子写真装
置の感光体ドラム駆動ギアは、網の目状のリブを備え、
そのリブはギアの軸部と歯面部とを直接接続する構造を
含まない。従って、ギアを成形する際、ヒケが発生して
も、その方向が分散されるので、歯先の精度および歯面
の真円度が向上する。また、リブを備えているので、歯
面部の剛性も確保される。その結果、感光体ドラムの回
転速度の変動が少なくなり、高品質の画像を得ることが
できる。
置の感光体ドラム駆動ギアは、網の目状のリブを備え、
そのリブはギアの軸部と歯面部とを直接接続する構造を
含まない。従って、ギアを成形する際、ヒケが発生して
も、その方向が分散されるので、歯先の精度および歯面
の真円度が向上する。また、リブを備えているので、歯
面部の剛性も確保される。その結果、感光体ドラムの回
転速度の変動が少なくなり、高品質の画像を得ることが
できる。
【図１】本発明による電子写真装置の感光体ドラム駆動
ギアの一例を示す平面図である。
ギアの一例を示す平面図である。
【図２】図１の駆動ギアを示す断面図である。
【図３】図１の駆動ギアを用いた電子写真装置の要部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図４】従来の電子写真装置の感光体ドラム駆動ギアの
一例を示す平面図である。
一例を示す平面図である。
【図５】図４の駆動ギアを示す断面図である。
１ リブ ２ 軸部 ３ 歯面部 ４，５ 同心円部分 ６ 放射状部分 １０ ＤＣモータ ２０〜４０ 感光体ドラム駆動ギア ５０ 感光体ドラム
Claims (3)
- 【請求項１】電子写真装置を構成し、静電潜像を形成し
てそれをトナーによって現像するための感光体ドラムを
駆動するギアにおいて、 網の目状のリブを備え、そのリブは前記ギアの軸部と歯
面部とを直接接続する構造を含まないことを特徴とする
電子写真装置の感光体ドラム駆動ギア。 - 【請求項２】前記リブは、 一つまたは複数の直径の異なる同心円部分と、 前記ギアの軸を中心とする複数の放射状部分とから成
り、 前記同心円部分は前記ギアの軸部と歯面部との間に、前
記軸部を中心にして配置され、 前記同心円部分の一つは、複数の前記放射状部分によっ
て前記軸部と接続され、 前記同心円部分の一つは、複数の前記放射状部分によっ
て前記歯面部と接続され、 前記同心円部分が複数の場合、隣接する前記同心円部分
どうしは、複数の前記放射状部分によって接続されてい
ることを特徴とする請求項１記載の電子写真装置の感光
体ドラム駆動ギア。 - 【請求項３】前記同心円部分の数は２であることを特徴
とする請求項１記載の電子写真装置の感光体ドラム駆動
ギア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135264A JPH086437A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電子写真装置の感光体ドラム駆動ギア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6135264A JPH086437A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電子写真装置の感光体ドラム駆動ギア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH086437A true JPH086437A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15147641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6135264A Pending JPH086437A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電子写真装置の感光体ドラム駆動ギア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086437A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6181899B1 (en) | 1997-12-29 | 2001-01-30 | Ricoh Company, Ltd. | Vibration reducing plastic gear |
| US6576177B2 (en) | 1997-12-29 | 2003-06-10 | Ricoh Company, Ltd. | System and method for molding a plastic gear suppressing shrinkage |
| JP2013020228A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-31 | Ricoh Co Ltd | 感光体ドラム、画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
| EP3015923A1 (en) * | 2014-10-30 | 2016-05-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50140140A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-10 | ||
| JPH0517666B2 (ja) * | 1984-01-26 | 1993-03-09 | Shin Kobe Electric Machinery | |
| JP4111950B2 (ja) * | 2002-05-30 | 2008-07-02 | ミオカーディアル セラピューティクス インコーポレイティッド | 自家骨髄の心筋内注射 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135264A patent/JPH086437A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50140140A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-10 | ||
| JPH0517666B2 (ja) * | 1984-01-26 | 1993-03-09 | Shin Kobe Electric Machinery | |
| JP4111950B2 (ja) * | 2002-05-30 | 2008-07-02 | ミオカーディアル セラピューティクス インコーポレイティッド | 自家骨髄の心筋内注射 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6181899B1 (en) | 1997-12-29 | 2001-01-30 | Ricoh Company, Ltd. | Vibration reducing plastic gear |
| US6576177B2 (en) | 1997-12-29 | 2003-06-10 | Ricoh Company, Ltd. | System and method for molding a plastic gear suppressing shrinkage |
| US7086850B2 (en) | 1997-12-29 | 2006-08-08 | Ricoh Company, Ltd. | System and method for molding plastic gear suppressing shrinkage |
| JP2013020228A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-31 | Ricoh Co Ltd | 感光体ドラム、画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
| EP3015923A1 (en) * | 2014-10-30 | 2016-05-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US9535365B2 (en) | 2014-10-30 | 2017-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| USRE49143E1 (en) | 2014-10-30 | 2022-07-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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