JP3687162B2 - 分離方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として複写装置、プリンタ等に於いて、外周に帯電手段と、現像手段とを配置した像担持体と、該像担持体内に像露光手段を内蔵した電子写真方式の画像形成装置に関し、特に像担持体内に設けた像露光手段を支持固定する固定部材の取り外しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば複数の現像装置を用いてカラー画像を形成する方法は多数知られている。前記のようなカラー画像形成装置に於いて、例えば特開平5−307307号公報に開示されているものは、単一の像担持体(以下感光体ドラムと云う)の内側に、該感光体ドラムを露光するイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)用である複数の像露光手段を、感光体ドラムの長手方向に形成した取付部材に取り付け、前記感光体ドラムの外面に沿って前記複数の像露光手段と同数の帯電器と、該帯電器と前記露光手段により形成された静電潜像を現像する前記イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(BK)のカラートナーを現像する複数の現像装置を像担持体の外面に沿って配置し、前記感光体ドラムを1回転する事でカラー画像を形成し、記録紙に転写して定着する方法が知られている。そして前記複数の像露光手段を取り付けた取付部材を、支持部材を介して画像形成装置の一部に固定用ネジで固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記の、複数のライン状に形成した像露光手段は感光体ドラムの内面に沿って支持部材を介して画像形成装置の一部に一体的に固定ネジで固定されている。前記ライン状の像露光手段は、集束性光伝送体とLEDで構成され、先端で感光体ドラム表面の感光体の露光により正確な潜像を形成する必要があるため、像露光手段の先端と、感光体ドラム内面が接近して設けられている。しかるに長期間又は頻繁に画像形成操作を行っていると、前記LEDアレイが疲労して交換を必要とする場合があり、更に集束性光伝送体の発光部分に塵、又はトナー等が付着し、画像形成能力が低下するため清掃を必要とする。その際、前記支持部材を固定した固定ネジを画像形成装置の取付位置より外し、前記取付部材と複数の集束性光伝送体と発光体のLEDアレイを感光体ドラム内より取り外す作業を行うが、前記のように像露光手段の先端と、感光体ドラム内面が接近して設けられ、且つ、接近距離を常時正確に保持するため、保持すると共に固定する固定部材と画像形成装置の取付位置は高精度で嵌合して取り付けられており、極めて間隙が少ないため簡単に取り外すことが不可能である。又無理に取り外すと、支持部材と画像形成装置の取付位置の精度が狂い、再び保持部材を取り付けた時、取付精度が維持できなくなることがある。
【0004】
本発明は前記の欠点を改善するため、特に改良されたものである。即ち、高精度で取り付けられている支持部材を画像形成装置の取付位置より円滑に取り外すようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記の発明により達成される。
(1)プロセスユニットに、軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置の、前記像担持体と前記露光手段とを分離する分離方法において、
前記露光手段を支持する支持部材を保持部材を介して、前記プロセスユニットに固定している固定用ネジを外した後に、前記保持部材に設けられた取り外し用のネジ穴に取り外し用ネジを挿入し、回転により前記取り外し用のネジ穴に進入させ、前記プロセスユニットに突き当て、更に、前記取り外し用ネジを回転させることにより、前記保持部材を前記プロセスユニットから離間させることにより、前記像担持体と前記露光手段とを分離することを特徴とする分離方法。
(2)プロセスユニットに軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置の、前記像担持体と前記露光手段とを分離する分離方法において、
前記露光手段を支持する支持部材に軸受けを介して回転自在に支持されたフランジに前記像担持体を固定する固定用ネジを外した後に、前記フランジに設けられた取り外し用のネジ穴に取り外し用ネジを挿入し、回転により前記取り外し用のネジ穴に進入させ、前記像担持体の端面に突き当て、更に、前記取り外し用ネジを回転させることにより、前記フランジを前記像担持体の前記端面から離間させることにより、前記像担持体と前記露光手段とを分離することを特徴とする分離方法。
(3)プロセスユニットに軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置において、
前記露光手段を支持する支持部材を、保持部材を介して前記プロセスユニットに固定し、前記保持部材は固定用ネジにより、前記プロセスユニットに固定され、且つ、前記保持部材は前記固定用ネジのためのネジ穴の他に、前記保持部材を取り外すための取り外し用のネジ穴であって、前記プロセスユニットのネジ穴のない部分に対向する位置に設けられた前記取り外し用のネジ穴を有することを特徴とする画像形成装置。
(4)プロセスユニットに軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置において、
前記露光手段を支持する支持部材に軸受けを介して回転自在にフランジを支持させ、前記フランジに前記像担持体を固定用ネジで固定するとともに、前記フランジは前記固定用ネジのためのネジ穴の他に、前記像担持体と前記露光手段とを分離する取り外し用のネジ穴であって、前記像担持体の端部のネジ穴のない部分に対向する位置に設けられた前記取り外し用のネジ穴を有することを特徴とする画像形成装置。
(5)前記記固定用ネジのための前記ネジ穴と、前記取り外し用のジ穴とは、それぞれ、複数設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
(6)前記露光手段は複数設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずか1項に記載の画像形成装置。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を実施したカラー画像形成装置を示す実施の形態例であり、カラー画像形成装置200内には、透明材よりなる筒上に、透明導電層と、該透明導電層上に銅フタロシアニンを電荷発生物質とした電荷発生層と、該電荷発生層上に電荷移動層を設けた二層構成のOPC感光体を塗布したものを感光体ドラム201とし、該感光体ドラム201内部に固定された支持部材106に、例えば発光素子のLEDアレイと、集束性光伝送体アレイ(例えば商品名セルホックレンズとして市販されているもの)を介して組合わせた複数の像露光手段202,203,204,205を放射状に形成して、前記感光体ドラム201の内面に沿って配置する。前記像露光手段202,203,204,205は、別体の画像読取り装置によって読み取られた各色の画像信号が、メモリにより順次取り出されて前記像露光手段202,203,204,205のLEDアレイにそれぞれ電気信号として入力される。本実施例で使用される発光素子であるLEDアレイの発光波長は600〜800nmの範囲のものである。206Y,207M,208C,209BKは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),及び黒(BK)の各現像剤を収容した現像装置で、各々前記感光体ドラム201の周面に対し、所定の間隔を保持して設けられており、前記現像装置206Y,207M,208C,209BKに、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),及び黒(BK)の各現像剤を補給する現像剤補給手段210,211,212,213が各々設けられている。214はブレード状に形成したクリーニング装置で、該クリーニング装置214で前記感光体ドラム201面をクリーニングした後の廃棄トナーを、前記クリーニング装置214より、搬送手段216を用いて廃棄トナー容器215に収容する様に構成する。
【0007】
尚、像露出が感光体ドラム201の裏面より行なわれる事から、該感光体ドラム201の表面から行なわれる場合の様な、先のトナー像による光遮蔽の問題が無いため、現像順は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),及び黒(BK)に限定されず、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),及び黒(BK)又は、黒(BK),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)又は、黒(BK),イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)又は、黒(BK),マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y)等の他の組み合わせが可能である。
【0008】
更に、像担持体である前記感光体ドラム201の回転方向に対し、前記像露光手段202,203,204,205の手前側で、且つ前記感光体ドラム201の外側に近接し、一定間隔に帯電器300,301,302,303を各々設ける。
【0009】
そして、前記感光体ドラム201と、帯電器300,301,302,303と、前記像露光手段202,203,204,205と、前記現像装置206Y,207M,208C,209BKと、現像剤補給手段210,211,212,213と、前記クリーニング装置214と、廃棄トナー容器215とを、図示の様に一体に組み合わせて、画像形成ユニット200C(以下プロセスユニット200Cと云う)として構成し、前記カラー画像形成装置200内に設けた受部材200D,200Eにプロセスユニット200Cを載置固定する。
【0010】
前記プロセスユニット200Cには少なくとも前記帯電器300,301,302,303と、前記現像装置206Y,207M,208C,209BKが設けられ、下部には、像担持体である感光体ドラム201より画像を記録紙Pに転写するための切欠部200Fが形成され、前記感光体ドラム201の一部を露出させる。
【0011】
次に、図1に於ける実施例に示すプロセスユニット200Cの画像形成プロセスについて説明する。まず、本カラー画像形成装置200とは別体の画像読取装置に於いて、撮像素子により読み取られた画像、あるいはコンピュータで編集された画像を、前記、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),及び黒(BK)の各色の画像信号として一旦メモリに格納する。
【0012】
画像記録のスタート信号により、感光体ドラム201を時計方向に回転駆動し、同時に帯電器300の帯電作用により、感光体ドラム201に電荷の付与が開始される。
【0013】
感光体ドラム201に電荷が付与された後、前記像露光手段202に於いて、第1の色信号、即ち前記イエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による像露光が開始され、感光体ドラム201の回転によってその表面の感光層に前記イエロー(Y)画像に対応する静電潜像が形成される。
【0014】
前記静電潜像は、前記現像装置206Yにより非接触反転現像され、感光体ドラム201の回転に応じて前記イエロー(Y)のトナー画像が形成される。
【0015】
次に感光体ドラム201は前記イエロー(Y)のトナー画像の上に、更に帯電器301の帯電作用により電荷が付与され、前記像露光手段203の色信号、即ち前記マゼンタ(M)の画像信号に対応する電気信号により画像露光が行われ、現像装置207Mによる非接触反転現像によって、前記イエロー(Y)のトナー画像上にマゼンタ(M)のトナー画像が重ね合わせて形成される。
【0016】
前記と同様の画像形成プロセスにより、帯電器302、前記像露光手段204及び現像装置208Cによって更に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、又最後の帯電器333、前記像露光手段205、及び現像装置209BKによって第4の色信号に対応する黒(BK)のトナー画像が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム201の一回転以内に、感光体ドラム201の周面上にカラートナー画像が形成される。
【0017】
前記カラー画像形成装置200の下位置に、記録紙Pを内蔵した給紙カセット207を設け、記録紙Pを給紙ローラ217にて給紙し、搬送ローラ218にてレジストローラ219迄給送し、一旦停止する。そして前記感光体ドラム201の周面上に形成したカラートナー画像が前記切欠部200Fの転写位置に移動した時、前記記録紙Pも転写位置に給送される様に前記レジストローラ219を始動させ、前記カラートナー画像を記録紙Pに転写器220にて転写し、分離器221にて記録紙Pを感光体ドラム201より分離した後、搬送装置222で定着装置223に記録紙Pを搬送し、前記カラートナー画像を記録紙P上に熱定着する。定着が完了した記録紙Pは、搬送ローラ224,225で搬送し、排紙ローラ226よりカラー画像形成装置200の上部に設けた排紙トレイ200Aに排紙する。
【0018】
又前記排紙トレイ200Aは、カラー画像形成装置200に対して支軸200Bで開放自在となし、現像剤補給手段210,211,212,213、及び廃棄トナー容器215の交換、又は前記イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),及び黒(BK)のカラートナーの補給を行う事が出来る。
【0019】
図2は、カラー画像形成装置200の一部を構成するプロセスユニット200Cの横断面図である。該プロセスユニット200Cに高精度(±10μm)で支持された軸受330により回転自在に設けられ、且つ歯車301を設けた円筒保持部材302に感光体ドラム201の一端が嵌合保持されている。そして前記歯車301には感光体ドラム201を回転駆動する駆動歯車303が設けられている。又図の様に感光体ドラム201の他端は、前記プロセスユニット200Cの第1挿入孔231に高精度で正確に固定された支持部材106と軸受304を介して高精度で嵌合された受部234で回転自在に支持されている。前記支持部材106には図1に示す前記像露光手段202,203,204,205が図のように設けられており、正確な位置に固定されている。一方、プロセスユニット200Cには支持部材106の他端を保持する保持部材(以下固定部材305と云う)が複数の固定用ネジ306で固定されている。該固定部材305は前記軸受330の一部を支持する支持面307が形成されており、更にプロセスユニット200Cに高精度に形成した支持面233と共に正確に保持された前記軸受330が設けられており、該軸受330に感光体ドラム201の他端が回転自在に保持されている。そして前記支持部材106の他端を固定部材305の第2挿入孔308に前記の高精度で正確に固定する。以上のように感光体ドラム201は軸受330,304に正確な位置に保持され、支持部材106もプロセスユニット200Cと、固定部材305を介して前記の高精度で保持されているため、図1及び図2に示すように感光体ドラム201の内面2011と、像露光手段202,203,204,205の先端の発光面が露光時にも所定の巾で正確に保持固定されている。
【0020】
309は前記固定部材305の一部に複数個(本実施の形態は4個)設けた固定部材305の取り外し用ネジで、固定部材305に螺旋溝で螺合され、取り外し用ネジ309の先端310は固定部材305を突き抜けてプロセスユニット200Cの外面232に接触するように設ける。更に固定部材305の外面311と、取り外し用ネジ309のネジ頭312間には、固定部材305の取り外しに充分な間隙313が形成されるように前記取り外し用ネジ309が長めに形成されている。
【0021】
図3(a),(b)は、固定部材305の取り外しの作用を示す。図3(a)は固定部材305がプロセスユニット200Cに固定用ネジ306で固定された状態を示す。前記のように固定部材305の支持面307で軸受330を介して正確に固定部材305が保持されており、固定部材305の第2挿入孔308に支持部材106の端部が所定位置に正確に保持固定されている。そして4個の取り外し用ネジ309の先端310が各々プロセスユニット200Cの外面232に接触した状態となっている。
【0022】
次に図3(b)に示すように固定部材305を取り外す場合は、先ず固定用ネジ306を固定部材305より外し、次に4個の取り外し用ネジ309を矢示の方向である右方にドライバー等を用いてネジ頭312を回転する。回転方法としては、前記4個の取り外し用ネジ309の先端310がプロセスユニット200Cの外面232に接触しながら同一の回動数で回動させるのがよい。以上の操作を行うことで4個の取り外し用ネジ309に螺旋溝で螺合された固定部材305は、螺旋溝の作用により、軸受330に対して固定部材305に高精度で嵌合された支持面307が矢示の取り外し方向に順次移動する。同時に支持部材106の一端に高精度で嵌合された固定部材305の第2挿入孔308も支持部材106の一端より取り外し方向に移動し、更に4個の取り外し用ネジ309を回転させることで図示のように固定部材305を取り外す。
【0023】
図4は前記図3で示した固定部材305をプロセスユニット200Cの外面232より全て取り外した状態を示す。このように固定部材305を取り外した後、例えば支持部材106と共に像露光手段202,203,204,205を感光体ドラム201内より外部に取り出して清掃又は部品の交換等を行うことが出来る。前記清掃又は部品の交換を行った後、支持部材106を感光体ドラム201内に収納し、固定部材305に螺合された4個の取り外し用ネジ309を前記矢示と逆方向に回転し、固定部材305より突出した4個の取り外し用ネジ309を引き込め、再び前記間隙313を形成した位置で停止し、次に4個の固定用ネジ306でプロセスユニット200Cの外面232に取り付け、再び固定部材305の支持面307が軸受330に、第2挿入孔308が支持部材106に各々高精度で嵌合する。
【0024】
図5は、固定部材305に取り付けられる4個の取り外し用ネジ309と、4個の固定用ネジ306の配置を示す。取り外し用ネジ309は固定用ネジ306と交互に設けられているが、前記配置は4個の取り外し用ネジ309を回転した時、固定部材305の取り外し作用時に於いて、均等に外れるようにバランスを保持する配置にする。又、取り外し用ネジ309は取り外し作用のバランスを崩さないため最低3個が必要である。この場合は、固定用ネジ306も最低3個が必要となる。
【0025】
尚、前記取り外し用ネジ309は、常時固定部材305に取り付けず、他の所定場所に保管し、固定部材305を取り外す時に螺合して取り付けてもよい。
【0026】
図6は本発明の他の実施形態を示すものである。本実施形態は、プロセスユニット200Cに像露光手段202,203,204,205を設けた支持部材106の両端を支持すると共に、支持部材106の両端に軸受400を設け、該軸受400にフランジ404を介して感光体ドラム201の両端を高精度で回転自在に取り付けたものである。感光体ドラム201とフランジ404は複数個の固定用ネジ411で固定され、軸受400で回転出来るように構成されている。本実施形態に於いても、感光体ドラム201の内面2011と、像露光手段202,203,204,205の先端間の間隙精度を保持するため、軸受400とフランジ404の取り付け面409と感光体ドラム201の内面2011との取り付け面410は前記高精度で保持されている。更に、フランジ404にはネジ頭403を有する複数個の取り外し用ネジ401が螺旋溝で螺合して設けられており、取り外し用ネジ401の先端412は感光体ドラム201の端面に接触するように設けられている。そして前記ネジ頭403とフランジ404の外側面408間に、フランジ404の取り外しに充分な間隙405が形成されるように取り外し用ネジ403が長く形成されている。又、一方のフランジ404には歯車が413が設けられており、駆動用歯車(図示せず)により感光体ドラム201を回転駆動することが出来る構成となっている。この構成は前記図2,3と同様である。
【0027】
以上のように構成された図6の実施形態に於いて、フランジ404を感光体ドラム201より取り外すには、先ず、プロセスユニット200Cより支持部材106を外した後、フランジ404と感光体ドラム201を固定した固定用ネジ411を取り外す。次に複数個の取り外し用ネジ401のネジ頭403を前記図3(b)に示すように矢示の右回転方向にドライバー等で取り外し、先端410を感光体ドラム201の端面に接触しながら同一の回動数で回動させる。以上の操作を行うことで複数の取り外し用ネジ401に螺合されたフランジ404は、螺旋溝の作用により、軸受400に対して高精度で嵌合された取り付け面409と感光体ドラム201の内面2011との取り付け面410が順次取り外し方向に間隙405間を移動すし、フランジ404が軸受400と、感光体ドラム201の端部より離脱し取り外しを完了する。本実施形態では感光体ドラム201の両端にフランジ404が設けられているが、前記同様の操作で感光体ドラム201よりフランジ404を取り外す。
【0028】
又、本実施形態に於いても、実施形態の図2,3同様に、通常はフランジ404より取り外し用ネジ403を外しておき、所定の保管場所に保管しておき、フランジ404の取り外し時に取り付けて使用してもよいことは勿論である。
【0029】
以上の操作より感光体ドラム201よりフランジ404を取り外し、支持部材106と共に像露光手段202,203,204,205を取り出すことが出来る。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、請求項1に於いて、画像形成ユニット本体と像担持体の感光体ドラム間を高精度で支持した軸受と、該軸受と像露光手段の支持部材を高精度で嵌合して支持した固定部材に、螺旋溝で設けた取り外し用の回動部材を設け、画像形成ユニット本体を基ににして回動部材を回動することにより、高精度で支持した軸受と支持部材より螺旋溝の作用で固定部材を円滑確実に取り外し、固定部材と他の支持部材、及び軸受等に歪みを与えることがない。
【0031】
請求項2に於いて、像露光手段が設けられているが、特に複数の像露光手段が感光体ドラム内に設けられていても、感光体ドラム内面と、像露光手段の先端との間隔が正確で、且つ組み立てと分解時にも像露光手段の先端が感光体ドラム内面に接触することがない。
【0032】
請求項3に於いて、前記固定部材は、軸受に対して高精度で嵌合され画像形成ユニットに設けられているので、像露光手段の支持部材の位置が正確であり、且つ取り外し用回動部材を用いて無理なく固定部材を取り出すことができる。
【0033】
請求項4に於いて、前記回動部材は螺旋溝で固定部材に複数個設けられているので、複数の取り外し用回動部材を用いて前記固定部材を軸受及び支持部材の固定面より円滑に移動して取り外すことが出来る。
【0034】
請求項5に於いて、前記固定部材は複数の取り外し用回動部材と交互に設けた固定用ネジ部材で画像形成ユニットに固定されているので、特に固定部材に固定用ネジ部材を設けるための場所を必要とせず、且つ確実に画像形成ユニットに固定部材を固定することが出来る。
【0035】
請求項6に於いて、像露光を行うライン状の像露光手段と、前記支持部材に設けた軸受を介して回動自在に設けたフランジと、該フランジに支持した前記ドラム状像担持体とを有し、前記フランジに螺旋溝で設けた取り外し用回動部材を回動することで、ドラム状像担持体と軸受よりフランジを取り外し用回動部材の螺旋溝の作用でフランジを円滑確実に取り外し、フランジと他の支持部材、及び軸受等に歪みを与えることがない。
【0036】
請求項7に於いて、像露光手段が設けられているが、特に複数の像露光手段が感光体ドラム内に設けられていても、感光体ドラム内面と、像露光手段の先端との間隔が正確で、且つ組み立てと分解時にも像露光手段の先端が感光体ドラム内面に接触することがない。
【0037】
請求項8に於いて、前記取り外し用回動部材は螺旋溝で前記フランジに複数設けられているので複数の取り外し用回動部材を用いて前記フランジを軸受及び感光体ドラムより円滑に移動して取り外すことが出来る。
【0038】
請求項9に於いて、前記フランジは複数の取り外し用回動部材と交互に設けた固定用ネジ部材で感光体ドラムに固定されているので、特にフランジに固定用ネジ部材を設けるための場所を必要とせず、且つ確実に感光体ドラムにフランジを固定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置を示す全体の構成図。
【図2】本発明のプロセスユニットを示す横断面図。
【図3】本発明のプロセスユニットより固定部材を取り外す状態を示す横断面図。
【図4】本発明のプロセスユニットより固定部材を取り外した状態を示す斜視図。
【図5】本発明の固定部材の正面図。
【図6】本発明の他のプロセスユニットを示す横断面図。
【符号の説明】
106 支持部材
200 カラー画像形成装置
200C プロセスユニット
201 感光体ドラム
202,203,204,205 像露光手段
300,301,302,303 帯電器
206Y,207M,208C,209BK 現像装置
330,304,400 軸受
302 円筒保持部材
305 固定部材
306,411 固定用ネジ
309,401 取り外し用ネジ
310,412 先端
312,403 ネジ頭
404 フランジ
Claims (6)
- プロセスユニットに、軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置の、前記像担持体と前記露光手段とを分離する分離方法において、
前記露光手段を支持する支持部材を保持部材を介して、前記プロセスユニットに固定している固定用ネジを外した後に、前記保持部材に設けられた取り外し用のネジ穴に取り外し用ネジを挿入し、回転により前記取り外し用のネジ穴に進入させ、前記プロセスユニットに突き当て、更に、前記取り外し用ネジを回転させることにより、前記保持部材を前記プロセスユニットから離間させることにより、前記像担持体と前記露光手段とを分離することを特徴とする分離方法。 - プロセスユニットに軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置の、前記像担持体と前記露光手段とを分離する分離方法において、
前記露光手段を支持する支持部材に軸受けを介して回転自在に支持されたフランジに前記像担持体を固定する固定用ネジを外した後に、前記フランジに設けられた取り外し用のネジ穴に取り外し用ネジを挿入し、回転により前記取り外し用のネジ穴に進入させ、前記像担持体の端面に突き当て、更に、前記取り外し用ネジを回転させることにより、前記フランジを前記像担持体の前記端面から離間させることにより、前記像担持体と前記露光手段とを分離することを特徴とする分離方法。 - プロセスユニットに軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置において、
前記露光手段を支持する支持部材を、保持部材を介して前記プロセスユニットに固定し、前記保持部材は固定用ネジにより、前記プロセスユニットに固定され、且つ、前記保持部材は前記固定用ネジのためのネジ穴の他に、前記保持部材を取り外すための取り外し用のネジ穴であって、前記プロセスユニットのネジ穴のない部分に対向する位置に設けられた前記取り外し用のネジ穴を有することを特徴とする画像形成装置。 - プロセスユニットに軸受けを介して像担持体を回転自在に支持するとともに、前記像担持体内に固定の露光手段を設けた画像形成装置において、
前記露光手段を支持する支持部材に軸受けを介して回転自在にフランジを支持させ、前記フランジに前記像担持体を固定用ネジで固定するとともに、前記フランジは前記固定用ネジのためのネジ穴の他に、前記像担持体と前記露光手段とを分離する取り外し用のネジ穴であって、前記像担持体の端部のネジ穴のない部分に対向する位置に設けられた前記取り外し用のネジ穴を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記記固定用ネジのための前記ネジ穴と、前記取り外し用のジ穴とは、それぞれ、複数設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記露光手段は複数設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずか1項に記載の画像形成装置。
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1995
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