JP5408668B2 - 建具体及び引戸 - Google Patents
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Description
前述の風除室は、夏季には日射によって熱だまりとなるので、その熱だまり対策として、出入口に欄間付き引き違い窓を用い、その欄間を開放することで風除室内を換気するようにしているが、外観の意匠を損ねる恐れがある。
これらのことから、障子自体が換気機能を有する引戸、開き戸、引き違い窓や、扉自体が換気機能を有するドアを用いることが考えられる。
例えば、特許文献1に開示されたように、扉本体の中にスライド空間を設け、そのスライド空間を室内外側に開口する開口部を設け、前記スライド空間に小扉をスライド自在に設けることで、その小扉をスライド移動して開口部を開閉することで換気機能を有した扉を備えたドアが知られている。
しかも、扉本体の内部形状が小扉をスライド自在に支持できる複雑な形状であるから、扉本体が高価で扉全体も高価である。
さらに、扉本体の中に小扉を設ける作業が面倒で、扉組立作業が面倒である。
前記第2開口枠部の面外方向他側寄りに板状の遮蔽体を、縦中骨に接することで換気用開口部を閉じる閉じ位置と、該遮蔽体を縦中骨から離隔することで換気用開口部を開放する開き位置とに亘って面内方向に移動可能に取り付け、
前記遮蔽体の上部寄りに複数の上戸車を取り付けると共に、下部寄りに複数の下戸車を取り付け、
前記建具本体に上ガイド部材と下ガイド部材をそれぞれ取り付け、この上ガイド部材に沿って前記上戸車を移動自在に支承すると共に、下ガイド部材に沿って前記下戸車を移動自在に支承して、前記遮蔽体を閉じ位置と開き位置とに亘って移動可能とし、
前記上ガイド部材と下ガイド部材の少なくとも一方は、弾性体によって戸車に押しつけられた可動レールを有し、少なくとも他方は、戸車の上下を支承する固定レールと外れ防止用レールを有することを特徴とする建具体である。
このようにすれば、遮蔽体が移動時に斜めとなることを確実に防止できる。
このようにしても、遮蔽体が移動時に斜めとなることを確実に防止できる。
前記第2開口枠部の面外方向他側寄りに板状の遮蔽体を、縦中骨に接することで換気用開口部を閉じる閉じ位置と、該遮蔽体を縦中骨から離隔することで換気用開口部を開放する開き位置とに亘って面内方向に移動可能に取り付け、
前記遮蔽体の上部寄りに複数の上戸車を取り付けると共に、下部寄りに複数の下戸車を取り付け、
前記建具本体に上ガイド部材と下ガイド部材をそれぞれ取り付け、この上ガイド部材に沿って前記上戸車を移動自在に支承すると共に、下ガイド部材に沿って前記下戸車を移動自在に支承して、前記遮蔽体を閉じ位置と開き位置とに亘って移動可能とし、
前記上ガイド部材は、上戸車の上下を支承する固定レールと外れ防止用レールを有し、その外れ防止用レールを弾性体で上戸車に押しつけたものとし、
前記下ガイド部材は、下戸車の上下を支承する外れ防止用レールと固定レールを有し、その外れ防止用レールを弾性体で下戸車に押しつけたものとしたことを特徴とする建具体である。
このようにすれば、建具体の見込み幅がより小さくできるし、引戸の障子として用いたときに他の障子と干渉しないようにできる。
前記上ガイド部材を、前記上戸車よりも面外方向他側に位置するように取り付け、
前記下ガイド部材を、前記下戸車よりも面外方向他側に位置するように取り付けることができる。
このようにすれば、上戸車、下戸車を取り付けた遮蔽体を建具本体内に設けた後に、上ガイド部材、下ガイド部材を建具本体に取り付けできるから、上ガイド部材、下ガイド部材で上戸車、下戸車を支承した状態で、遮蔽体を建具本体に設け、その後に上ガイド部材、下ガイド部材を建具本体に取り付けることができる。
したがって、遮蔽体、上戸車、下戸車、上ガイド部材、下ガイド部材を建具本体に簡単に設けることができるので、建具体の組立作業が簡単である。
前記下ガイド部材は下網戸取付部を有し、この下網戸取付部は下戸車よりも上方に位置し、かつ下戸車と面外方向にほぼ同一位置とし、
前記上網戸取付部と下網戸取付部とに亘って網戸を取り付け、この網戸は前記換気用開口部と対向しているようにできる。
このようにすれば、遮蔽体が開き位置のときに、換気用開口部から虫が侵入することを防止できる。
しかも、網戸は上戸車、下戸車と面外方向にほぼ同一位置であるから、この網戸のために建具体の見込み幅が大きくなることがない。
前記各障子の最も面内方向側部に位置する障子を、請求項1〜5いずれか1項に記載の建具体とし、この建具体を枠体に固定して固定障子としたことを特徴とする引戸である。
また、遮蔽体を閉じ位置とすれば換気用開口部から雨水等が入り込むことがない。
しかも、建具本体の面外方向一側寄りに板状の覆体を設け、面外方向他端寄りに板状の遮蔽体を取り付けしたので、建具本体の見込み幅を小さくできると共に、建具本体を単純な形状として建具体を安価とすることができる。
さらに、建具本体に覆体と遮蔽体を取り付ける作業はやり易く、建具体の組立作業が簡単である。
しかも、遮蔽体が移動時に斜めとなることを防止できる。
この引戸が図示しない建家の出入口と対向して風除室を構成している。
前記枠体1は上枠5と左右の縦枠6を備えている。
前記第1障子2、第2障子3は、上框7と下框8と左右の縦框9を方形状に連結し、内部にパネル2a,3aが装着してある。
この第1障子2、第2障子3の上框7が前記上枠5に面内方向に移動自在に吊り下げ支持され、吊り下げ式の引戸としてある。この第1・第2障子2,3の吊り下げ支持は従来と同様であるので、説明を省略する。
つまり、第1障子2と第2障子3と第3障子4は面外方向(室内外側方向)に位置がずれ、第1障子2が最も室内側寄りで、第3障子4が最も室外側寄りで、第2障子3が中間に位置し、第1・第2障子2,3を開き位置に移動すると第2障子3が第3障子4の室内側に重なり合い、第2障子3の室内側に第1障子2が重なり合うと共に、第3障子4が枠体1の面内方向側部に位置している。
このように、面内方向側部に固定された第3障子4が換気機能を有するので、引戸としての有効開口を挟めずに換気機能を有する引戸とすることができる。
この障子本体4aは縦中骨14を境として面内方向一側寄りに第1開口枠部4b、面内方向他側寄りに第2開口枠部4cを有している。
前記第1開口枠部4bにはガラス等のパネル15が取り付けてある。
前記第2開口枠部4cの面外方向一側寄り、例えば室外側寄りに板状の覆体16が取り付けてある。この覆体16は障子本体4aの面外方向一側面よりも面外方向一側に突出しない。
この覆体16の面内方向一側部16aは前記縦中骨14と離隔し、その縦中骨14と覆体16の面内方向一側部16aとの間に換気用開口部17を形成している。
この換気用開口部17の上下は上框10と下框11までそれぞれ連続している。
この遮蔽体18の面内方向の寸法は、前記第2開口枠部4cの面内方向の寸法よりも小さく、前記換気用開口部17の面内方向の寸法よりも大きく、その遮蔽体18を面内方向の一側方に移動して面内方向一側部18aを縦中骨14に接することで、前記換気用開口部17を閉じ、その換気用開口部17を通して室内と室外とに空気が流通しないようにする。
前記遮蔽体18を面内方向他側方に移動して、その面内方向一側部18aを覆体16の面内方向一側部16aと同一位置又は他側寄りとすることで、前記換気用開口部17が開放し、その換気用開口部17を通して室内と室外とに空気が流通し、前述した風除室の夏季の熱だまりを防止できる。
要するに、遮蔽体18は換気用開口部17を閉じる閉じ位置と、開放する開き位置とに亘って面内方向に移動する。
しかも、覆体16、遮蔽体18は板状で面外方向寸法(見込み幅)が小さく、障子本体4aの面外方向一側寄り、他側寄りに取り付けてあるので第3障子4の面外方向の寸法(見込み幅)を小さくできる。
さらに、覆体16、遮蔽体18は障子本体4aの面外方向一側面、他側面よりも突出せずに面外方向寸法内(見込み幅内)に位置しているので、第3障子4の見込み幅をより小さくできるし、引戸の障子として用いたときに他の障子と干渉することがない。
また、面外方向一側方(室外側)から見たときに、上框10、下框11、第1.第2縦框12,13、縦中骨14、覆体16、パネル15が見え、全体がスッキリとした見栄え良いものである。
また、図1に示す第3障子4は組立性などを考慮して補助上框20、補助下框21を備え、この補助上框20、補助下框21と縦中骨14、覆体16を方形状に連結して換気用開口部17を有したユニット22としている。
前記補助上框20を上框10に固着すると共に、補助下框21を下框11に固着し、覆体16の面内方向他側部16bを縦框13(縦枠6に取り付けた補助縦枠23)に固着している。
要するに、障子本体4aの面内方向一部分の面外方向一側寄りに覆体16を取り付け、この覆体16の面内方向側部と連続して換気用開口部17を形成し、前記障子本体4aの面内方向一部分の面外方向他側寄りに遮蔽体18を取り付けるようにすれば良い。
図4に示すように、前記遮蔽体18の上部と下部には面内方向に離隔して複数、例えば一対の上戸車30、下戸車31がそれぞれ取り付けてある。
前記一対の上戸車30は図5に示すように、遮蔽体18の面外方向他側面、つまり覆い体16と対向した面と反対側の裏面18bの上部寄りにブラケット32で回転自在に取り付けてあり、この上戸車30は上框10(補助上框20)に取り付けた上ガイド部材40に沿って面内方向に回転移動自在に支承されている。
この上ガイド部材40は上框10の遮蔽体18よりも面外方向他側寄り(覆体16と反対側)に固着具41で固着して取り付けてあるので、遮蔽体18を障子本体4a内に設けた状態で上ガイド部材40を取り付けできる。
この下ガイド部材50は下框11の遮蔽体18よりも面外方向他側寄りに固着具51で固着して取り付けてあるので、遮蔽体18を障子本体4a内に設けた状態で下ガイド部材50に取り付けできる。
前記下ガイド部材50は、図6に示すように、本体52と、この本体52に上下に離隔して設けた固定レール53、外れ防止用レール54を備え、この固定レール53の上面に下戸車31が接すると共に、外れ防止用レール54に接することで下戸車31の浮き上がりを規制している。つまり、固定レール53と外れ防止用レール54で下戸車31の上下を支承している。
特に、この実施の形態は換気用開口部17の面内方向の開口寸法が小さく、人が出入りできない程度としてあるから、遮蔽体18の面内方向の寸法が上下方向の寸法に比べて著しく小さいので、前述のように遮蔽体18は斜めの姿勢になり易い。
したがって、遮蔽体18、上ガイド部材40、下ガイド部材50の取り付け作業が容易で、第3障子4を簡単に組み立てできる。
例えば、前記本体42は、上戸車30が嵌まり合う面外方向一側に開口した横向き凹部42aと、この横向き凹部42aの上部と連続して設けたレール取付け溝42bと、このレール取付溝42bの上部と連続して設けた上向きの取付片42cと、前記横向き凹部42aの下部と連続して設けた下向き凹部42dを有し、その下向き凹部42dが上網戸取付部45である。
前記可動レール43は、凹溝43aを有した上部43bとレール部43cを有し、その上部43bがレール取付溝42b内に上下動自在に嵌挿され、その凹溝43aにビス46を螺合して板ばね44を取り付けてある。
例えば、前記本体52は、前記固定レール53と外れ防止用レール54で下戸車31が嵌まり合う面外方向一側に開口した横向き凹部52aを形成し、この横向き凹部52aの下部と連続して設けた下向きの取付片52bと、前記横向き凹部42aの上部と連続して設けた上向き凹部52cを有し、その上向き凹部52cが下網戸取付部55である。
この網戸60は図7に示すように、前記換気用開口部17と面外方向に対向した位置に固定して取り付けてある。
このようであるから、遮蔽体18を開き位置としたときに換気用開口部17から虫が侵入することを網戸60で防止できる。
しかも、網戸60と上戸車30、下戸車31は面外方向にほぼ同一位置であるから、網戸60を設けたことによって障子本体4aの見込み幅が大きくなることがない。
前記下向き凹部42dの底面と網戸框組体61の上面は離隔し、網戸框組体61を下向き凹部42dと上向き凹部52cとに上下けんどん式に嵌め込みできる。
この取付片20bに上ガイド部材40の取付片42cが接し、面外方向他側方から固着具41で固着される。
前記補助下框21は図6に示すように、下框11の面内方向の内側面11aの面外方向他側寄りにビス21aで固着して取り付けられ、その面外方向他側寄りに取付片21bが上向きに一体に設けてある。
この取付片21bに下ガイド部材50の取付片52bが接し、面外方向他側方から固着具51で固着される。
前記補助縦框23は第2縦框13(縦枠6)の面外方向一側寄りにビス23bで固着して取り付けられる。
前記縦中骨14の上端面と覆体16の上端面とに亘って補助上框20が接し、ビスで固着して連結してある。
前記縦中骨14の下端面と覆体16の下端面とに亘って補助下框21が接し、ビスで固着して連結してある。
前記遮蔽体18の裏面18bには取付片18eが一体に設けてある。この取付片18eにブラケット32,33をビス34で固着して上戸車30、下戸車31を取り付けてある。これによって、ビス34は遮蔽体18の表面に突出しないから、そのビス34の螺合部分から雨水等が浸入しない。
前記縦中骨14の面内方向他側部は、突片14b、遮蔽体当接面14c、網戸当接面14dで階段形状である。
前記突片14bと前記覆体16の面内方向一側寄りにモヘア63が装着され、遮蔽体18との間を防虫、防音するようにしてある。
前記遮蔽体当接面14cにはシール材64が装着され、遮蔽体18と縦中骨14との間を水密している。
枠体1の上枠5に第1縦框12を連結すると共に、この第1縦框12と枠体1の縦枠6の補助縦枠23とに亘って下框11を連結し、枠体1の面内方向他側部に障子本体4aを形成する。縦中骨14は備えていない。
前記縦中骨14と覆体16と補助上框20と補助下框21を連結して換気用開口部17を有したユニット22を組み立てる。
このユニット22を前述の障子本体4a内にセットし、補助上框20を上枠5に固着すると共に、補助下枠21を下框11に固着し、覆体16を補助縦枠23に固着して取り付ける。
前述のように、上戸車30、下戸車31、上ガイド部材40、下ガイド部材50を取り付けた遮蔽体18を、前記障子本体4aの第2開口枠部4cに面外方向他側(室内側)から挿入し、上ガイド部材40、下ガイド部材50を補助上枠20、補助下框21にそれぞれ固着し、遮蔽体18を面内方向に移動可能に支承する。
最後に第1開口枠部4bにパネル15を装着して第3障子4とする。
図8に示すように、上ガイド部材40の可動レール43に外れ防止用レール47を一体に設け、この外れ防止用レール47の上面を上戸車30に接することで、可動レール43と外れ防止用レール47で上戸車30の上下を支承するようにする。
前記下ガイド部材50は、本体52に可動レール57を上下移動自在に設け、この可動レール57を弾性体、例えば板ばね56で下方に移動し、その可動レール57の下面を下戸車31に押しつける。
前記上ガイド部材40、下ガイド部材50は、固定レール48,53と外れ止め用レール47,54をそれぞれ有する。
前記上ガイド部材40の固定レール48は、その下面が上戸車30に接すると共に、外れ止め用レール47は本体42に上下移動自在に取り付けられ、弾性体、例えば板ばね44で上方に移動し、その上面を上戸車30に押しつけるようにする。
前記下ガイド部材50の固定レール53は、その上面が下戸車31に接すると共に、外れ止め用レール54は本体52に上下移動自在に取り付けられ、弾性体、例えば板ばね56で下方に移動し、その下面を下戸車31に押しつけるようにしてある。
Claims (6)
- 上框、下框、第1縦框、第2縦框、縦中骨で第1開口枠部と第2開口枠部を有した建具本体とし、その第1開口枠部にパネルを取り付け、前記第2開口枠部の面外方向一側寄りに板状の覆体を取り付けて縦中骨との間に換気用開口部を形成し、
前記第2開口枠部の面外方向他側寄りに板状の遮蔽体を、縦中骨に接することで換気用開口部を閉じる閉じ位置と、該遮蔽体を縦中骨から離隔することで換気用開口部を開放する開き位置とに亘って面内方向に移動可能に取り付け、
前記遮蔽体の上部寄りに複数の上戸車を取り付けると共に、下部寄りに複数の下戸車を取り付け、
前記建具本体に上ガイド部材と下ガイド部材をそれぞれ取り付け、この上ガイド部材に沿って前記上戸車を移動自在に支承すると共に、下ガイド部材に沿って前記下戸車を移動自在に支承して、前記遮蔽体を閉じ位置と開き位置とに亘って移動可能とし、
前記上ガイド部材と下ガイド部材の少なくとも一方は、弾性体によって戸車に押しつけられた可動レールを有し、少なくとも他方は、戸車の上下を支承する固定レールと外れ防止用レールを有することを特徴とする建具体。 - 上框、下框、第1縦框、第2縦框、縦中骨で第1開口枠部と第2開口枠部を有した建具本体とし、その第1開口枠部にパネルを取り付け、前記第2開口枠部の面外方向一側寄りに板状の覆体を取り付けて縦中骨との間に換気用開口部を形成し、
前記第2開口枠部の面外方向他側寄りに板状の遮蔽体を、縦中骨に接することで換気用開口部を閉じる閉じ位置と、該遮蔽体を縦中骨から離隔することで換気用開口部を開放する開き位置とに亘って面内方向に移動可能に取り付け、
前記遮蔽体の上部寄りに複数の上戸車を取り付けると共に、下部寄りに複数の下戸車を取り付け、
前記建具本体に上ガイド部材と下ガイド部材をそれぞれ取り付け、この上ガイド部材に沿って前記上戸車を移動自在に支承すると共に、下ガイド部材に沿って前記下戸車を移動自在に支承して、前記遮蔽体を閉じ位置と開き位置とに亘って移動可能とし、
前記上ガイド部材は、上戸車の上下を支承する固定レールと外れ防止用レールを有し、その外れ防止用レールを弾性体で上戸車に押しつけたものとし、
前記下ガイド部材は、下戸車の上下を支承する外れ防止用レールと固定レールを有し、その外れ防止用レールを弾性体で下戸車に押しつけたものとしたことを特徴とする建具体。 - 前記覆体、遮蔽体は建具本体の見込み幅内に位置して建具本体の面外方向一側面、他側面から突出しないようにした請求項1又は2記載の建具体。
- 前記遮蔽体の面外方向他側面に上戸車、下戸車を取り付け、
前記上ガイド部材を、前記上戸車よりも面外方向他側に位置するように取り付け、
前記下ガイド部材を、前記下戸車よりも面外方向他側に位置するように取り付けた請求項1〜3いずれか1項に記載の建具体。 - 前記上ガイド部材は上網戸取付部を有し、この上網戸取付部は上戸車よりも下方に位置し、かつ上戸車と面外方向にほぼ同一位置とし、
前記下ガイド部材は下網戸取付部を有し、この下網戸取付部は下戸車よりも上方に位置し、かつ下戸車と面外方向にほぼ同一位置とし、
前記上網戸取付部と下網戸取付部とに亘って網戸を取り付け、この網戸は前記換気用開口部と対向している請求項1〜4いずれか1項に記載の建具体。 - 枠体に、複数の障子を面内方向に移動自在で、面外方向に位置がずれ、各障子を開き位置としたときに面外方向に重なり合うようにした引戸であって、
前記各障子の最も面内方向側部に位置する障子を、請求項1〜5いずれか1項に記載の建具体とし、この建具体を枠体に固定して固定障子としたことを特徴とする引戸。
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