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JP2009223760A - 実店舗連動型バーチャル店舗システム及び電子商取引方法 - Google Patents

実店舗連動型バーチャル店舗システム及び電子商取引方法 Download PDF

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JP2009223760A JP2008069378A JP2008069378A JP2009223760A JP 2009223760 A JP2009223760 A JP 2009223760A JP 2008069378 A JP2008069378 A JP 2008069378A JP 2008069378 A JP2008069378 A JP 2008069378A JP 2009223760 A JP2009223760 A JP 2009223760A
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Abstract

【課題】実際に店舗の雰囲気を感じ、買い物の楽しみを味わい、生活に活力を与えることができるバーチャル店舗システムを提供する。
【解決手段】少なくとも1台の顧客端末3と、通信回線を介して前記顧客端末に接続され、実店舗1における電子商取引を管理すると共に、前記実店舗に設置された撮影手段を制御するサーバ11とからなる実店舗連動型バーチャル店舗システムであって、前記サーバ11は、撮影制御手段と、画像分析・合成手段と、画像配信手段と、注文受付手段とを備え、前記画像配信手段は、前記画像分析・合成手段と協同して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を前記顧客端末に配信し、前記注文受付手段は、前記顧客端末からの注文を受信して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像と前記顧客端末から送信された商品を特定する情報とに基づいて顧客による注文確認のための情報を作成する共に、前記情報を前記顧客端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットや携帯電話などの通信機能を利用したオーダーリングシステム及びオーダーリング方法に関し、特に、実在する店舗における商品の画像・音声情報と店舗のPOSシステムの管理情報とを連動しながら、商品情報や在庫情報をリアルタイムに提供する実店舗連動型バーチャル店舗システム及びこのシステムにおける電子商取引方法に関する。
近年、インターネットや携帯電話などを利用して買い物ができるインターネットショッピングが普及してきている。
インターネットショッピングが普及してきた理由は、勿論、インターネットや携帯電話などの通信技術の発展があったからであるが、なんといっても、売り手側にとっては、実店舗を持つコストが節約できることから、資金が少ない人でも開業が容易となり、また地理的に不便な地域でも世界市場を相手にできるなどのメリットがあり、買い手側にとっては、商品の流通段階が省略されることから、低価格で商品が購入できるだけでなく、商品の販売価格や商品の品質・性能などに関する情報収集と商品の選定・決済とが在宅のままで行えるというメリットがあるからである。
このようなインターネットショッピングをシステム化した従来技術として、ネットワークを利用することにより、顧客が、実在する店舗内の状況を把握しながら商品の購入を行うことができる電子カタログ作成システム(特許文献1)、既存の電話やファクシミリの他にインターネット及び携帯電話を利用した商品注文受け付けシステム(特許文献2)、インターネット等の双方向通信回線を利用して、顧客の要望に応じた商品情報を提供するブロードバンドを利用したショッピングシステム(特許文献3)及び店員による対応を可能としたショッピング用データ提供システム(特許文献4)などがある。
特許文献1のものは、顧客端末と、電子カタログを作成し、顧客端末に公開すると共に、顧客端末からの各種要求を受け取るWWWサーバと、実店舗内に設置され、実店舗内に配置されたカメラにより撮影可能な全画像に関するカメラ番号やカメラアングル等の情報をWWWサーバのDB内に予め格納すると共に、WWWサーバから指定されたカメラ番号やカメラアングル等によりカメラを制御して取得した画像をWWWサーバに送る中継サーバとをネットワークを介して接続したシステムである。このシステムでは、WWWサーバは、顧客端末からの電子カタログの表示要求がリアルタイムな画像を必要とする要求の場合には、DB内を検索してカメラ番号やカメラアングル等を決定して画像配送要求を中継サーバに送り、中継サーバは、カメラを制御して取得した画像をWWWサーバに送り、WWWサーバは、送られた画像に基づきホームページを作成して顧客端末に転送して電子カタログを表示させるようになっている。これにより、顧客は、顧客端末を用いて、ホームページ上の進みたい方向や見たいものをクリックすることにより、店内を移動し、実際の店内状況を把握しながら商品の購入を行うことができる。
特許文献2のものは、顧客の保有するパソコンや携帯電話と、商品情報を顧客のパソコンや携帯電話に向けに公開すると共に、顧客のパソコンや携帯電話からの注文を受け付けるサーバと、実店舗に設置され、サーバから顧客データや商品購買データを受け取ると共に、顧客のパソコンや携帯電話からの受注処理を行う端末とをネットワークを介して接続したシステムである。このシステムでは、サーバは、一種のバーチャル店舗であり、パソコンや携帯電話へチラシを直接配布することも行うものの、商品の配達は、実店舗が行うようになっている。
特許文献3のものは、ユーザ端末と、商品情報を保持するサーバとをケーブルテレビ回線等のブロードバンドを介して接続するシステムである。このシステムでは、サーバは、商品情報が空間的情報を有する場合などは、電子的情報によりそのユーザに相応しい仮想的なモデルを構成し、ユーザ端末からの操作により、モデルへの商品の装着を行ったり、商品の映像視点を変更するようになっている。これにより、ユーザは、ユーザ端末を用いて、商品を使用した状態に近い情報を手に入れることができる。
特許文献4のものは、ショッピング会員ユーザの端末と、ショッピング会員ユーザの端末にショッピング用のデータを提供すると共に、ショッピングサービスを提供する実店舗の端末に会員ユーザとのデータ授受に関するサービス提供用のデータを提供するサーバと、実店舗に設置され、サーバから会員データや商品管理データ或いは商品購入データを受け取る端末とをインターネットで接続したシステムである。このシステムでは、サーバは、入店から商品選択までに必要な仮想売場案内データを、商品選択用データや実店舗にいる店員動画データと共に会員ユーザの端末に一画面表示可能に送信するようになっている。会員ユーザは、会員ユーザの端末の映像チャットに映し出されている店員を見ながら、文字や音声等で商品についての質問をすることができる。
特開2000−099612号公報 特開2001−236397号公報 特開2002−133252号公報 特開2005−071304号公報
特許文献1のものは、店舗のリアルタイム画像を利用するものではあるが、従来のカタログショッピングの延長にあるものであり、特許文献2のものは、サーバが構築するバーチャル店舗は実店舗とは別なものであり、特許文献3のものは、洋服などの商品を実際に着用した状態に近い情報を手に入れることはできるものの、適用が限られたものであり、特許文献4のものは、店員の映像はリアルタイム画像ではあるが、店舗内は、仮想売場案内データによって識別するものであり、いずれも、店舗で買い物をしているという実感に乏しいという課題がある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、昨今の高齢化社会において、外出が困難な高齢者にも、実際に店舗の雰囲気を感じ、買い物の楽しみを味わい、生活に活力を与えることができる実店舗連動型バーチャル店舗システム及びこのシステムにおける電子商取引方法を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の実店舗連動型バーチャル店舗システムは、少なくとも1台の顧客端末と、通信回線を介して前記顧客端末に接続され、実店舗における電子商取引を管理すると共に、前記実店舗に設置された撮影手段を制御するサーバとからなる実店舗連動型バーチャル店舗システムであって、前記サーバは、撮影制御手段と、画像分析・合成手段と、画像配信手段と、注文受付手段とを備え、前記撮影制御手段は、前記画像分析・合成手段と協同して、前記実店舗に配置された撮影手段を制御し、前記画像分析・合成手段は、前記顧客端末から店舗閲覧要求・画像操作指示を受信して、前記撮影制御手段と協同して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を前記顧客端末に配信するように前記画像配信手段を制御し、前記画像配信手段は、前記画像分析・合成手段と協同して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を前記顧客端末に配信し、前記注文受付手段は、前記顧客端末からの注文を受信して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像と前記顧客端末から送信された商品を特定する情報とに基づいて顧客による注文確認のための情報を作成すると共に、前記情報を前記顧客端末にに送信することを特徴とする。
前記サーバは、更に、売上処理手段と、ピッキング指示手段とを備え、
前記売上処理手段は、前記顧客端末からの注文確認を受信して、注文された商品についての在庫情報及び売上情報を更新し、
前記ピッキング指示手段は、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像と前記顧客端末から送信された商品を特定する情報とを重ねて合わせて表示する指示と共に、顧客への商品発送用の識別ラベルを発行する指示を行うことを特徴とする。
また、前記画像分析・合成手段は、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を一定間隔で保存し、前記顧客端末から画像操作指示を受けた際に、前記撮像手段が他の顧客端末からの画面操作指示によって制御されている間は、前記一定間隔で保存した画像を前記顧客端末に配信するように前記画像配信手段を制御することを特徴とする。
また、前記顧客端末は、前記サーバから配信された実店舗の全売り場の映像を該端末装置の表示画面にマルチ画面表示すると共に、売り場が選択された場合は、該選択された売り場のみを該端末装置の表示画面に表示することを特徴とする。
また、前記課題を解決するために、本発明の電子商取引方法は、少なくとも1台の顧客端末と、通信回線を介して前記顧客端末に接続され、実店舗における電子商取引を管理すると共に、前記実店舗に設置された撮像手段を制御するサーバとからなる実店舗連動型バーチャル店舗システムにおける電子商取引方法であって、前記顧客端末から前記サーバに実店舗の閲覧要求を送信する閲覧要求送信ステップと、前記閲覧要求を受信した前記サーバから前記端末に実店舗の映像を配信する映像配信ステップと、前記顧客端末から前記サーバに前記配信された前記実店舗の映像を操作する指示を送信する映像操作指示送信ステップと、前記映像操作指示を受信した前記サーバから前記顧客端末に実店舗の操作後の映像を配信する操作映像配信ステップと、前記顧客端末から前記サーバに商品購入申込みを送信する商品購入申込み送信ステップと、前記商品購入申込みを受信した前記サーバにおいて、購入を申し込まれた商品のピックアップを指示すると共に、顧客への前記商品の配送を指示する商品ピックアップ・配送指示ステップとからなることを特徴とする。
また、前記操作映像配信ステップは、実店舗の映像の操作が不可の間は、事前に撮影した実店舗の映像を配信することを特徴とする。
本発明の実店舗連動型バーチャル店舗システムによれば、外出が困難な高齢者にも、実際に店舗の雰囲気を感じ、買い物の楽しみを味わい、生活に活力を与えることができるバーチャル店舗システムを簡単に構築することができる。更に言えば、本発明になる実店舗連動型バーチャル店舗システムは、地域の地場産業である小売、運送なども取り込むシステムであり、産業振興の役割を担うだけでなく、医療、介護サービスと連携すれば、生活支援や医療費削減にも貢献することができる。
また、顧客が選択した商品のピッキング、梱包、配送をもサーバによって管理することができる。
また、実店舗の1台のカメラに対するアクセスが競合した場合でも、スマートな対応が可能になる。
また、顧客端末では、実店舗の全売り場の映像をマルチ画面表示するので、顧客は、一度に多数の売り場の状況を見て取ることができるだけでなく、売り場が選択されたときは、その売り場だけを通常表示するので、この画面の切り換えに際して、店舗内サーバに負荷が掛かることはない。
本発明の電子商取引方法によれば、外出が困難な高齢者にも、実際に店舗の雰囲気を感じ、買い物の楽しみを味わい、生活に活力を与えることができる電子商取引方法を簡単に構築することができる。
また、実店舗の1台のカメラに対するアクセスが競合した場合でも、スマートな対処が可能になる。
以下、本発明の一実施形態について説明するが、以下に説明する実施形態はあくまでも説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。
したがって、当業者であればこの実施形態の各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
以下図面を用いて本発明の一実施形態を説明する。
[実店舗連動型バーチャル店舗システム全体]
先ず、本発明の実店舗連動型バーチャル店舗システム全体について、図1を用いて簡単に説明する。
図1において、1〜3は、それぞれ、実店舗、インターネットや携帯電話或いはCATVなどのネットワーク及び顧客端末を示す。また、11〜14は、それぞれ、店舗内に設置乃至配置された店舗内サーバ、POSレジスタ、実店舗の中を撮影するカメラ(撮影手段)及び店舗内回線である。店舗内サーバ11、POSレジスタ12及びカメラ13は、店舗内回線14によって相互接続されている。
店舗内サーバ11は、本発明の重要なポイントをなすものであり、POSレジスタ12における販売管理や在庫管理を行うだけでなく、ネットワーク2を介して送信された顧客端末3からの要求や指示或いは選択に応じて、カメラ13で撮影した店舗内売場のリアル映像をネットワーク2を介して顧客端末3に配信すると共に、ネットワーク2を介して送信された顧客端末3からの商品指定情報を受けてカメラ13の方向指示やズーム機能を制御する役割を果たす。
顧客端末3は、典型的には、ネットワーク2に接続されたパソコンや携帯電話機或いはテレビである。店舗内サーバ11及び顧客端末3の詳細は、後述することから明らかになるので、ここでは、これ以上の説明をしない。ネットワーク2、POSレジスタ12及びカメラ13は、従来周知のものなので、説明を省略する。
[店舗内サーバ]
次に、店舗内サーバ11について、図2〜3を用いて説明する。
<店舗内サーバのハードウェア構成>
先ず、店舗内サーバのハードウェア構成について、図2を用いて簡単に説明する。
図2において、111〜118は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)、キーボード、ディスプレイ、バーコードリーダ、プリンタ、主記憶装置、外部記憶装置及びコンピュータの内部バスを示す。CPU111、キーボード112、ディスプレイ113、バーコードリーダ114、プリンタ115、主記憶装置116及び外部記憶装置117は、コンピュータの内部バス118によって相互接続されている。
主記憶装置116には、OS常駐領域、バーチャル店舗構築用プログラム領域及び各種作業領域等が設けられ、外部記憶装置117には、各種プログラムファイル、画像情報ファイル、商品・在庫情報ファイル、売上情報ファイル及び顧客情報ファイル等が格納される。各種プログラムファイルの中には、本発明の中核をなすバーチャル店舗構築用プログラムファイルが含まれる。
<店舗内サーバの機能手段>
次に、バーチャル店舗構築用プログラムが主記憶装置116にローディングされ、CPU111によって実行されることにより実現される各種手段について、図3を用いて詳細に説明する。
撮影制御手段m1は、顧客の指示を受けて、後記画像分析・合成手段m2を介して、店舗内の売り場を撮影するカメラ13の方向指示とズーム機能を制御する手段である。
画像分析・合成手段m2は、顧客端末3により送信された画像閲覧・指示要求に応じて、撮影制御手段m1又は画像配信手段m3を制御する手段である。
また、画像分析・合成手段m2は、カメラ13で撮影したリアル映像を配信中に、顧客がポインティングデバイス等によって顧客端末3の表示画面DS上で商品を選択し、注文した場合には、注文受付手段m4からの指示によって、その時のポインティングマークと静止画像の情報を獲得し、注文受付手段m4及びピッキング指示手段m6に渡す。
獲得した情報をピッキング指示手段m6に渡す場合には、カメラの設置した場所と撮影した売り場乃至商品棚の情報も同時に渡す。
更に、画像分析・合成手段m2は、商品棚映像をカテゴリ別に一定間隔で画像情報ファイルとして店舗内サーバ11の外部記憶装置117に格納する役目も果たす。
カテゴリ別に一定間隔で保存した商品棚映像は、合成されてバーチャル画像として画像配信手段m3から顧客端末3に配信されるものであるが、その使い方の詳細については後で説明することから明らかになるので、ここでは、これ以上の説明をしない。
画像配信手段m3は、画像分析・合成手段m2からの指示を受けて、店舗内の売り場の映像を顧客端末3に配信する手段である。
配信する映像には、リアル映像とバーチャル画像の2種類があることは先に説明したとおりであるが、通常は、リアル映像が閲覧要求のあった顧客端末3に配信される。
注文受付手段m4は、顧客端末3により送信された注文情報を受け付ける手段である。 注文受付手段m4は、画像分析・合成手段m2から渡された情報を解読した結果得られる情報と商品・在庫情報の中の商品情報とに基づいて、注文された商品の商品情報や売上情報を算出し、これらの情報を顧客による注文確認のために顧客端末3に送信する。
渡された情報の解読については後で説明することから明らかになるので、ここでは、これ以上の説明をしない。
また、注文受付手段m4は、注文された商品の商品情報や売上情報を売上処理手段m5にも通知する。なお、商品・在庫情報は、渡された情報を解読した結果得られる情報に基づいて店舗内サーバ11の外部記憶装置117に格納された商品・在庫情報ファイルから引き出されたものである。
売上処理手段m5は、顧客端末3により送信された注文確認情報を受けた場合には、注文確認情報には、住所氏名等の顧客情報も含まれているので、この情報と注文受付手段m4から転送された売上情報の金額に関する情報とに基づいて顧客の与信調査を行い、与信調査の結果がOKであれば、電子決済を行う手段である。
また、売上処理手段m5は、店舗内に配置されたPOSレジスタ12と連動して、商品の売上情報と在庫情報の更新も行うと共に、顧客情報も更新する。
なお、これらの情報の更新は、店舗内サーバ11の外部記憶装置117に格納された対応するファイルを更新することによって行われる。
ピッキング指示手段m6は、画像分析・合成手段m2から渡された情報をピッキング用モニタとして設定されたディスプレイ113に表示し、配送担当者に注文された商品の売り場からの取り出しを指示する手段である。
このとき、ディスプレイ113には、画像分析・合成手段m2から渡されたカメラの設置した場所と撮影した売り場乃至商品棚の情報も同時に表示されるので、配送担当者は、ディスプレイ113に表示されたこれらの情報により、注文された商品を確実に売り場から取り出すことができる。
また、ピッキング指示手段m6は、顧客情報ファイルに含まれる顧客情報に基づいて、顧客の住所氏名を含んだ識別ラベルをプリンタ115で印刷するよう指示する。識別ラベルは、配送担当者によってピックアップされた商品に貼られ、その後、識別ラベルの貼られた商品は、配送担当者によって注文した顧客に配送される。
外部広告手段m7は、画像情報、商品情報及び顧客情報に基づいて、商品を販売した顧客に対する外部広告情報を作成し、ネットワーク2を介して顧客端末3の画面に流すための手段である。
[顧客端末]
次に、顧客端末3について、図4〜5を用いて説明するが、ハードウェア構成については、顧客端末3も1つの計算機と捉えることができるので、これについては説明を省略する。
なお、顧客端末3には、先に説明した実店舗連動型バーチャル店舗に対応する機能を実現するためのプログラムが導入されている。
<顧客端末の機能手段>
先ず、顧客端末3の機能手段について、図4を用いて詳細に説明する。
表示制御手段m11は、画像閲覧・指示手段m12から渡された映像を顧客端末3の表示画面DS上に表示する手段である。
また、表示制御手段m11は、注文確認手段m14から渡された商品情報と売上情報も顧客端末3の表示画面DS上に表示する。
画像閲覧・指示手段m12は、店舗の指定、店舗内の売り場の選択、商品の拡大指示及び商品の選択情報を店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2に送信すると共に、店舗内サーバ11の画像配信手段m3から配信された映像を表示制御手段m11に渡すための手段である。
また、画像閲覧・指示手段m12は、顧客がポインティングデバイス等を操作した場合には、顧客端末3の表示画面DS上に表示されたポインティングマークの情報を店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2に送信する役目も果たす。ポインティングマークの情報は、表示制御手段m11によって取得され、画像閲覧・指示手段m12に渡される。
注文手段m13は、顧客がポインティングデバイス等によって顧客端末3の表示画面DS上で商品を選択した場合に有効とされ、店舗内サーバ11の注文受付手段m4に対して注文情報を送信するための手段である。
注文確認手段m14は、店舗内サーバ11の注文受付手段m4によって送信された注文した商品に関する商品情報や売上情報を受け取ると共に、注文確認情報を店舗内サーバ11の売上処理手段m5に送信するための手段である。
送信された商品情報や売上情報は、顧客端末3の表示画面DS上に表示されるので、顧客は、これを見ることにより注文した商品の確認をすることができる。
また、注文確認手段m14は、顧客の住所氏名等の顧客情報も店舗内サーバ11の売上処理手段m5に送信する。
<表示画面例及び操作例>
次に、顧客端末3における表示画面例とこの画面に対する操作例について、図5(a)〜(c)を用いて詳細に説明する。
図5(a)は、顧客端末3の表示画面DS上に店舗内の各売り場のリアル映像がマルチ画面表示されている様子を示す図である。
この場合、店舗内の各売り場のリアル映像は、分割された各表示画面DS上に表示される。画面分割は、例示のような4個にする必要はないが、仮に4個に分割した場合であって、売り場の数が4個以上ある場合には、図の右下に示すように、顧客端末3の表示画面DS上に矢印“↓”を表示して、スクロールをうながすようにしても良い。
この場合、顧客端末3には、何等かのスクロール手段が設けられている。
また、図において、印“+”は、顧客端末3のポインティングデバイス等によって指示されたポインティングマークを示す。更に、図に示すように、各売り場のリアル映像がどの売り場のものであるかを示す売り場名を同時に表示するようにしてもよい。
なお、マルチ画面表示方式については、既知なので、ここでは特に説明をしない。
図5(b)は、顧客がポインティングデバイス等によって“生鮮品売り場”を指定した場合の表示画面を示す図である。
この場合は、“生鮮品売り場”のリアル映像のみが顧客端末3の表示画面DS上に表示される。
顧客は、表示画面DS上に表示された売り場の映像上で所望の商品の拡大を指示することができる。
図において、印“+”は、顧客端末3のポインティングデバイス等によって所望の商品が指定されたことを示すポインティングマークを示す。
別の売り場を見たい場合には、顧客端末3に“売り場選択”のボタン等を設け、このボタンを押下することによって図5(a)に戻るようにしてもよい。
これによって、顧客は、在宅のまま、店舗内のいろいろな売り場を表示して見ることができる。
図5(c)は、顧客が表示された売り場の映像上である商品の拡大を指示した後の表示画面を示す図である。
顧客が、顧客端末3の表示画面DS上に表示された売り場の映像上でポインティングデバイス等によって商品を指定すると、指定した商品を中心とした拡大映像(正確には、ポインティングマークを中心とした拡大映像)が表示される。
拡大表示された商品を更に拡大表示したい場合には、顧客端末3に“ズーム”を指定するボタン等を設け、このボタンを押下することによって指定した商品を更に拡大表示することができるようにしてもよい。
顧客は、図5(c)の表示画面を見て値段や荷姿等を確認し、それが所望の商品である場合には、その商品の位置にポインティングマークを移動して選択し、注文を行う。
図5(c)の点線の印“+”は、注文する商品を選択したときの様子を示す。
なお、図5(a)〜(c)では、いずれも、リアル映像が顧客端末3の表示画面DS上に表示されるが、実店舗1に設置されたカメラ13に対する方向指定とズーム指定は、図5(c)の場合にだけ可能となる。
[店舗内サーバにおける処理フロー]
次に、店舗内サーバ11における処理フローについて、図6を用いて詳細に説明する。
<リアル映像周期的保存処理>
最初は、商品棚映像をカテゴリ別に一定間隔で画像情報ファイルとして店舗内サーバ11の外部記憶装置117に格納する処理を行う(ステップS1)。
この画像情報ファイルは、バーチャル画像配信用に用いられる。バーチャル画像の配信については、後で更に説明する。ステップ1は、店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2によって遂行される。
<全売り場リアル映像配信処理>
ステップS1によるリアル映像の保存処理が終了すると、顧客端末3から店舗の閲覧要求があるか否かを判断し(ステップS2)、無い場合(ステップS2=no)には、ステップS1に戻って、リアル映像の周期的保存処理を継続し、ある場合(ステップS2=yes)には、店舗内の全売り場のリアル映像を要求のあった顧客端末3に配信する。
ステップS2〜S3は、店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2及び画像配信手段m3によって遂行される。
<商品指定処理>
ステップS3による全売り場のリアル映像配信処理が終了すると、顧客端末3からポインティングマークの情報を受信したか否かを判断し(ステップS4)、受信していない場合(ステップS4=no)には、ステップS4を繰り返し実行し、受信した場合(ステップS4=yes)には、対応するカメラ13が他の顧客によって既に使用されているか否かの判断処理(ステップS5)に移る。この間、全売り場のリアル映像は顧客端末3に配信され続けている。
なお、ポインティングマークの情報は、店舗内サーバ11によって、顧客が顧客端末3のポインティングデバイス等によって指定した商品を中心とした拡大映像を顧客端末3に配信するために利用される情報である。ステップ4は、店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2によって遂行される。
<カメラ競合処理>
対応するカメラ13が他の顧客によって既に使用されている場合(ステップS5=yes)には、対応するカメラ13の方向やズーム倍率を変更することはできないので、この場合には、リアル映像に代えて、ステップ1によるリアル映像の周期的保存処理により保存した画像を合成したバーチャル画像を顧客端末3に配信する(ステップS6)。
対応するカメラ13が他の顧客によって使用されていない場合(ステップS5=no)には、カメラズーム・方向制御処理(ステップS7)に移る。ステップS5〜S6は、店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2及び画像配信手段m3によって遂行される。
<カメラズーム・方向制御>
対応するカメラ13が他の顧客によって使用されていない場合(ステップS5=no)には、顧客端末3から受信したポインティングマークの情報に基づいて、カメラ13をポインティングマークの位置に向くように制御する(ステップS7)。
最初の段階のズーム倍率については、例えば、刺身などの生鮮品を個々のパッケージ別に選択でき、また個々の商品の値段が読み取れる程度のものに予め設定しておけばよい。所望の位置に向けられ、所定のズームが行われたカメラ13によって撮影された拡大映像は、リアル映像として顧客端末3に配信される(ステップS8)。
この後、顧客端末3から映像の更なる拡大や方向の指示があるか否かを判断し(ステップS9)、あった場合(ステップS9=yes)には、顧客端末3により送信されたカメラ13のズーム倍率や移動方向の情報により、カメラ13のズーム倍率と方向制御が行われ(ステップS7)、そのリアル映像が顧客端末3に配信され(ステップS8)、ない場合(ステップS9=no)には、顧客端末3から注文情報を受信したか否かの判断処理(ステップS10)に移る。
ステップS7〜S9は、店舗内サーバ11の撮影制御手段m1、画像分析・合成手段m2及び画像配信手段m3によって遂行される。顧客は、拡大されたリアル映像を見て商品を選択し、注文を行うことになる。
<注文受付処理>
顧客端末3から注文情報を受信したか否かを判断し(ステップS10)、受信していない場合(ステップS10=no)には、ステップS9〜S10を繰り返し実行し、受信した場合(ステップS10=yes)には、その時のポインティングマークと静止画像とを注文商品判別用情報として獲得する(ステップS11)。
ステップS10〜S11は、店舗内サーバ11の画像分析・合成手段m2及び注文受付手段m4によって遂行される。
ステップS11による注文商品判別用情報の獲得処理が終了すると、この情報に基づいて、顧客が注文した商品が何であるかを判断する(ステップS12)。
判断手法としては、例えば、注文商品判別用情報からポインティングマークに最も近いバーコード部分を切り出して認識するやり方や、注文商品判別用情報を店舗内サーバ11のディスプレイ113にポインティングマークを中心としてズームアップして表示し、表示されたバーコードを店舗内サーバ11のバーコードリーダによって自動的に読み取るやり方などがある。
ステップS12は、店舗内サーバ11の注文受付手段m4によって遂行される。
ステップS12による商品種別判断処理が終了すると、その結果に基づいて、店舗内サーバ11の外部記憶装置117に格納された商品・在庫情報ファイルから注文を受けた商品の商品情報及び売上情報を算出し(ステップS13)、顧客端末3に送信する(ステップS14)。
ステップS12〜S14は、店舗内サーバ11の注文受付手段m4によって遂行される。
<売上処理>
ステップS14による商品情報及び売上情報の送信処理が終了すると、顧客端末3から注文確認情報を受信したか否かを判断し(ステップS15)、受信しない場合(ステップS15=no)には、ステップS15を繰り返し実行し、受信した場合(ステップS15=yes)には、注文確認情報に含まれる住所氏名等の顧客情報と売上情報の金額とに基づいて、商品を注文した顧客の与信調査を行い、与信調査の結果がOKであれば、電子決済を行う(ステップS16)。
ステップS16による与信調査・電子決済処理が終了すると、店舗内に配置されたPOSレジスタ12と連動して、商品の売上情報と在庫情報の更新を行うと共に、顧客情報も更新する(ステップS17)。
これらの情報の更新は、店舗内サーバ11の外部記憶装置117に格納された対応するファイルを更新することによって行う。ステップS15〜S17は、店舗内サーバ11の売上処理手段m5によって遂行される。
<ピッキング指示処理>
ステップS17による商品の売上情報、在庫情報の更新及び顧客情報の更新処理が終了すると、注文商品判別用情報に加えてカメラの設置した場所と撮影した売り場乃至商品棚の情報をピッキング用モニタとして設定された店舗内サーバ11のディスプレイ113に同時に表示すると共に、顧客情報ファイルに含まれる顧客情報に基づいて、顧客の住所氏名を含んだ識別ラベルを印刷する(ステップS18)。
ステップS18は、店舗内サーバ11のピッキング指示手段m6によって遂行される。
<外部広告処理>
ステップS18によるピッキング指示処理が終了すると、画像情報ファイル、商品・在庫情報ファイル及び顧客情報ファイルにそれぞれ含まれる画像情報、商品情報及び顧客情報に基づいて、商品を販売した顧客に対する外部広告情報を作成し、ネットワーク2を介して顧客端末3の画面に流す(ステップS19)。
ステップS19は、店舗内サーバ11の外部広告手段m7によって遂行される。
<終了処理>
ステップS19による外部広告処理が終了すると、本システムを終了するか否かを判断し(ステップS20)、終了する場合(ステップS20=yes)には、終了処理を行い、終了しない場合(ステップS20=no)には、ステップ1に戻り、リアル映像の周期的保存処理を行う。本システムを終了する理由乃至終了処理の内容については、本発明の本旨とは関係がないので、説明を省略する。
[顧客端末における処理フロー]
次に、顧客端末3における処理フローについて、図7を用いて詳細に説明する。
<閲覧要求処理>
最初は、顧客によって店舗の売り場の映像が要求されているか否かを判断し(ステップS31)、要求されていない場合(ステップS31=no)には、ステップS31を繰り返し実行し、要求されている場合(ステップS31=yes)には、閲覧要求を店舗内サーバ11に送信する(ステップS32)。ステップS31〜S32は、顧客端末3の画像閲覧・指示手段m12によって遂行される。
<全売り場映像表示処理>
ステップ2による閲覧要求送信処理が終了すると、店舗内サーバ11から全売り場の映像を受信したか否かを判断し(ステップS33)、受信していない場合(ステップS33=no)には、ステップS33を繰り返し実行し、受信した場合(ステップS33=yes)には、店舗内の全売り場のリアル映像を顧客端末3の表示画面DS上にマルチ画面表示する(ステップS34)。
ステップS32〜S34は、顧客端末3の表示制御手段m11及び画像閲覧・指示手段m12によって遂行される。
<選択売り場表示処理>
ステップS33による全売り場映像のマルチ画面表示処理が終了すると、顧客によって特定の売り場が選択されたか否かを判断し(ステップS35)、選択されていない場合(ステップS35=no)には、ステップS35を繰り返し実行し、選択された場合(ステップS35=yes)には、選択された売り場を顧客端末の表示画面DS上に通常表示する(ステップS36)。ステップS35〜S36は、顧客端末3の表示制御手段m11及び画像閲覧・指示手段m12によって遂行される。
<商品拡大指示>
ステップS36による選択売り場通常表示処理が終了すると、顧客によって特定の商品が指定されたか否かを判断し(ステップS37)、指定されていない場合(ステップS37=no)には、ステップS37を繰り返し実行し、指定された場合(ステップS37=yes)、その時のポインティングマークの情報を店舗内サーバ11に送信する(ステップS38)。
商品の指定は、顧客端末3のポインティングデバイス等によって行われる。
ステップS38によるポインティングマークの情報の送信処理が終了すると、店舗内サーバ11から指定した商品を中心とした拡大映像(正確には、ポインティングマークを中心とした拡大映像)を受信したか否かを判断し(ステップS39)、受信していない場合(ステップS39=no)には、ステップS39を繰り返し実行し、受信した場合(ステップS39=yes)には、その映像を顧客端末3の表示画面DS上に表示する(ステップS40)。
商品の指定時に、実店舗1内に設置された対応するカメラ13が他の顧客によって既に使用されている場合には、顧客端末3は、店舗内サーバ11が作成したバーチャル画像を受信することになる。この場合には、カメラ待ちとなって、これ以上の操作は不可となるので、顧客端末3の表示画面DS上に、例えば、“他の人と競合しているので、少々お待ち下さい”というメッセージをバーチャル画像に重ねて表示するようにするとよい。ステップS37〜S40は、顧客端末3の表示制御手段m11及び画像閲覧・指示手段m12によって遂行される。なお、ポインティングマーク情報は、表示制御手段m11によって取得され、画像閲覧・指示手段m12に渡される。
<商品選択・注文処理>
ステップS40による映像表示処理が終了すると、顧客によって更なる拡大表示・方向が指示されたか否かの処理(ステップS41〜S44)を行った後、顧客によって注文する商品が選択されたか否かを判断し(ステップS45)、選択されていない場合(ステップS45=no)には、ステップS41〜S45を繰り返し実行し、選択された場合(ステップS45=yes)には、その時のポインティングマークの情報と注文情報とを店舗内サーバ11に送信する(ステップS46)。ステップS41〜S46は、顧客端末3の表示制御手段m11、画像閲覧・指示手段m12及び注文手段m13によって遂行される。
<注文確認処理>
ステップS46によるポインティングマークの情報と注文情報の送信処理が終了すると、店舗内サーバ11から商品情報と売上情報を受信したか否かを判断し(ステップS47)、受信していない場合(ステップS47=no)には、ステップS47を繰り返し実行し、受信した場合(ステップS47=yes)には、これらの情報を顧客端末3の表示画面DS上に表示する(ステップS48)。
この場合、拡大表示された商品の映像に重ねて表示するのが好ましい。何故ならば、顧客は、図5(c)に示される拡大表示された商品の値段或いは荷姿を見て所望の商品を選択したからである。
ステップS48による商品情報と売上情報の表示処理が終了すると、顧客によって注文の確認が行われたか否かを判断し(ステップS49)、行われていない場合(ステップS49=no)には、ステップS49を繰り返し実行し、行われた場合(ステップS49=yes)には、顧客の住所氏名等の情報を含む注文確認情報を店舗内サーバ11に送信する(ステップS50)。ステップS47〜S50は、顧客端末3の表示制御手段m11及び注文確認手段m14によって遂行される。
<終了処理>
ステップS50による注文確認情報の送信処理が終了すると、顧客によって買い物終了が指示されたか否かを判断し(ステップS51)、指示されない場合(ステップS51=no)には、ステップS32に移り、閲覧要求送信処理を行い、指示された場合(ステップS51=yes)には、終了処理を行う。終了処理の内容については、本発明の本旨とは関係がないので、説明を省略する。
本発明の実店舗連動型バーチャル店舗システムは、販売する商品の種類を問わないので、先に説明した生鮮品を販売する店舗に限らず、種々の商品を販売する店舗に適用が可能である。
実店舗連動型バーチャル店舗システムの全体を模式的に示した図である。 店舗内サーバのハードウェア構成を模式的に示した図である。 店舗内サーバの機能手段を模式的に示した図である。 顧客端末の機能手段を模式的に示した図である。 顧客端末における表示画面例及び操作例を示す図である。 店舗内サーバにおける処理フローを示す図である。 顧客端末における処理フローを示す図である。
符号の説明
1 実店舗
2 ネットワーク
3 顧客端末
11 店舗内サーバ
12 POSレジスタ
13 カメラ(撮影手段))
14 店舗内回線
111 店舗内サーバのCPU
112 店舗内サーバのキーボード
113 店舗内サーバのディスプレイ
114 店舗内サーバのバーコードリーダ
115 店舗内サーバのプリンタ
116 店舗内サーバの主記憶装置
117 店舗内サーバの外部記憶装置
118 店舗内サーバの内部バス
m1 店舗内サーバの撮影制御手段
m2 店舗内サーバの画像分析・合成手段
m3 店舗内サーバの画像配信手段
m4 店舗内サーバの注文受付手段
m5 店舗内サーバの売上処理手段
m6 店舗内サーバのピッキング指示手段
m7 店舗内サーバの外部広告手段
m11 顧客端末の表示制御手段
m12 顧客端末の画像閲覧・指示手段
m11 顧客端末の注文手段
m11 顧客端末の注文確認手段
DS 顧客端末の表示画面

Claims (6)

  1. 少なくとも1台の顧客端末と、通信回線を介して前記顧客端末に接続され、実店舗における電子商取引を管理すると共に、前記実店舗に設置された撮影手段を制御するサーバとからなる実店舗連動型バーチャル店舗システムであって、
    前記サーバは、撮影制御手段と、画像分析・合成手段と、画像配信手段と、注文受付手段とを備え、
    前記撮影制御手段は、前記画像分析・合成手段と協同して、前記実店舗に配置された撮影手段を制御し、
    前記画像分析・合成手段は、前記顧客端末から店舗閲覧要求・画像操作指示を受信して、前記撮影制御手段と協同して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を前記顧客端末に配信するように前記画像配信手段を制御し、
    前記画像配信手段は、前記画像分析・合成手段と協同して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を前記顧客端末に配信し、
    前記注文受付手段は、前記顧客端末からの注文を受信して、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像と前記顧客端末から送信された商品を特定する情報とに基づいて顧客による注文確認のための情報を作成する共に、前記情報を前記顧客端末にに送信する、
    ことを特徴とする実店舗連動型バーチャル店舗システム。
  2. 前記サーバは、更に、売上処理手段と、ピッキング指示手段とを備え、
    前記売上処理手段は、前記顧客端末からの注文確認を受信して、注文された商品についての在庫情報及び売上情報を更新し、
    前記ピッキング指示手段は、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像と前記顧客端末から送信された商品を特定する情報とを重ねて合わせて表示する指示と共に、顧客への商品発送用の識別ラベルを発行する指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の実店舗連動型バーチャル店舗システム。
  3. 前記画像分析・合成手段は、前記撮影手段によって撮影された実店舗の映像を一定間隔で保存し、前記顧客端末から画像操作指示を受けた際に、前記撮像手段が他の顧客端末からの画面操作指示によって制御されている間は、前記一定間隔で保存した画像を前記顧客端末に配信するように前記画像配信手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の実店舗連動型バーチャル店舗システム。
  4. 前記顧客端末は、前記サーバから配信された実店舗の全売り場の映像を該端末装置の表示画面にマルチ画面表示すると共に、売り場が選択された場合は、該選択された売り場のみを該端末装置の表示画面に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の実店舗連動型バーチャル店舗システム。
  5. 少なくとも1台の顧客端末と、通信回線を介して前記顧客端末に接続され、実店舗における電子商取引を管理すると共に、前記実店舗に設置された撮影手段を制御するサーバとからなる実店舗連動型バーチャル店舗システムにおける電子商取引方法であって、
    前記顧客端末から前記サーバに実店舗の閲覧要求を送信する閲覧要求送信ステップと、
    前記閲覧要求を受信した前記サーバから前記端末に実店舗の映像を配信する映像配信ステップと、
    前記顧客端末から前記サーバに前記配信された前記実店舗の映像を操作する指示を送信する映像操作指示送信ステップと、
    前記映像操作指示を受信した前記サーバから前記顧客端末に実店舗の操作後の映像を配信する操作映像配信ステップと、
    前記顧客端末から前記サーバに商品購入申込みを送信する商品購入申込み送信ステップと、
    前記商品購入申込みを受信した前記サーバにおいて、購入を申し込まれた商品のピックアップを指示すると共に、顧客への前記商品の配送を指示する商品ピックアップ・配送指示ステップとからなる電子商取引方法。
  6. 前記操作映像配信ステップは、実店舗の映像の操作が不可の間は、事前に撮影した実店舗の映像を配信することを特徴とする請求項5に記載の電子商取引方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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