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JP4477653B2 - ウェブカメラ買物システム - Google Patents

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JP4477653B2 JP2007128263A JP2007128263A JP4477653B2 JP 4477653 B2 JP4477653 B2 JP 4477653B2 JP 2007128263 A JP2007128263 A JP 2007128263A JP 2007128263 A JP2007128263 A JP 2007128263A JP 4477653 B2 JP4477653 B2 JP 4477653B2
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Description

本発明は、インターネット等の通信回線を利用し、ウェブカメラを店舗に設けて店舗内に陳列した商品を撮影し、商品のライブ映像を見ながら通信回線に接続された利用者端末から、商品の発注が可能な買物システムに関するものである。なお、本願の明細書及び図面中では、「ウェブ」を「Web」(World Wide Webの略称)とも記載する。
近年、インターネット等の通信回線が発達した社会において、インターネット等を介した買物システムが利用されている。店舗等の販売側のサイトに、ウェブカメラ等のカメラを設け、このカメラで商品を撮影し、その商品の映像をリアルタイムで、インターネット等に接続された利用者端末に送り、利用者は、その商品映像を見ながら商品の購入を可能とする商品販売のためのシステムが公知である(特許文献1、2参照)。
特開2003−331152号公報 特開2003−296421号公報
上記特許文献1、2に開示されているシステムは、利用者が店舗内の商品をリアルタイムで見て、場合によっては一部の商品を詳細に見て、商品の購入が可能である。しかしながら、販売者側が商品の情報を入力する際及び購入者側が商品の購入をする際に、商品映像の画面において商品をマウス等で直に選択し、それと連動して商品情報や発注の情報を入力し、それをサーバーに送り登録や発注が自動的になされるようなことはできない。
即ち、上記特許文献1、2等の従来例では、インターネット上のウェブカメラで買物をする場合に、現実の映し出される映像として映し出される商品と、ウェブに表示され商品情報や商品発注システムとはシステム上、連動していない。
このように映像と、商品情報や商品発注システムが連動していない場合には、インターネット上で商品映像を見た利用者は、その映像上に映し出される商品について、実際の店に表示されている商品名や内容及び価格を表示するポップアップ広告及び値札を映像上で見て、または利用者の過去の記憶で商品を選ぶことになり、発注した商品が利用者自身が見て買ったものと違うという誤認が生じる可能性がある。
一方、販売者側やこのような販売サービスの提供者は、利用者がシステム上確かにその商品を発注し、購入したと言う反証をすることができない。そこで、インターネット上で商品映像を見て購入した商品は、間違いなく利用者が意図した商品であること明確にし、さらに利用者が発注した商品の証拠を残す必要がある。
そこで、本発明は、インターネット端末に映像に映し出される商品と、その商品情報の入力や発注システムを自動的に連動させることにより、上記従来の問題を解決することを目的とするものである。
さらに、従来のインターネット販売システムでは、売り上げと実際の店舗における買物行動による売り上げの集計を現状、別々に管理されている。この場合、別途、店の総売上収益を行なう必要がある。本発明では、サーバーにおける受注管理部を店舗の端末と接続することによりインターネット販売における店舗の売上げの一元管理を可能とすることも目的とするものである。
本発明は上記課題を解決するために、利用者端末、店舗端末、店舗に設置されたウェブカメラ装置及び買物提供サーバーが、通信回線に接続されて成るウェブカメラ買物システムであって、前記ウェブカメラは、デジタルカメラ、撮影方向調整機構、ズーム機構及びウェブカメラ表示座標情報発生器を備えており、前記店舗内に陳列されている商品を撮影し、該撮影中の映像を、前記買物提供サーバーから前記通信回線を介して利用者端末及び店舗端末に提供し、前記ウェブカメラ表示座標情報発生器は、ズーム機構からのズーム信号と撮影方向調整機構からの撮影方向制御信号とにより、ウェブカメラの撮影方向の移動位置を座標軸上で表したウェブカメラ表示座標情報を作成し、前記店舗端末は、該店舗端末の表示部に前記映像を表示し、該映像中で前記店舗端末の操作者が、マウスで囲んで商品を選択することで、該商品の映像位置に対応するウェブカメラの表示座標情報が確定するとともに、前記店舗端末の表示部の映像画面と異なるレイヤーに商品登録フォーム表示し、前記商品の映像位置に対応して確定したウェブカメラ表示座標情報と、前記店舗端末の操作者によって該商品登録フォームに入力された商品情報とを、互いに対応した情報として、前記買物提供サーバーに前記通信回線を介して送信し、前記買物提供サーバーは、商品情報登録部、商品データベース記憶部、映像・商品情報照合部、ウェブ表示処理部、ウェブカメラ表示座標情報入力部、及び映像入力部を有し、前記商品情報登録部は、前記店舗端末から、前記互いに対応した情報として送信される、商品の映像位置に対応して確定されたウェブカメラ表示座標情報と商品登録フォームに入力された商品情報を受信し、該互いに対応した情報であるウェブカメラ表示座標情報と商品情報を、前記商品データベース記憶部に送信し、前記商品データベース記憶部は、前記商品情報登録部から送信される互いに対応したウェブカメラ表示座標情報と商品情報を記憶し、前記ウェブカメラ表示座標情報入力部は、前記ウェブカメラ表示座標情報発生器からのウェブカメラ表示座標情報を受信して、該ウェブカメラ表示座標情報を、前記ウェブ表示処理部と前記映像・商品情報照合部に送信し、前記映像・商品情報照合部は、ウェブカメラ表示座標情報を受信すると、前記商品データベース記憶部から該ウェブカメラ表示座標情報に対応する商品情報を読み出し、該商品情報を、前記ウェブ表示処理部を介して前記利用者端末に送信し、前記ウェブ表示処理部は、前記映像入力部から映像データを受信し、ウェブカメラ表示座標情報入力部からウェブカメラ表示座標情報を受信するとともに、該ウェブ表示処理部に付設するメモリーに記憶されている商品登録フォームを読み出し、映像データ、ウェブカメラ表示座標情報、商品登録フォーム及び商品情報を、利用者端末及び店舗端末に送信し、前記利用者端末は、前記ウェブカメラで撮影中の映像を利用者端末の表示部に表示するとともに、前記利用者端末の入力機器の操作によりウェブカメラによる撮影方向及びズーム状態を調整することで、利用者端末の表示部で表示する映像を移動及びズーム状態を変更し、店舗内に陳列してある商品を次々に表示部に表示可能とし、前記映像・商品情報照合部からの前記ウェブカメラ表示座標に対応する商品情報を商品データフォームとして表示部に表示し、利用者が該表示部で商品データフォームに発注する商品の商品発注データを入力し、該商品発注データを前記買物提供サーバーに送信する構成であることを特徴とするウェブカメラ買物システム。
前記利用者端末の表示部に表示される商品データフォームは、映像中の商品の映像に対応して、該商品の映像とは異なるレイヤーの商品データフォームで表示可能な構成としてもよい。
前記買物提供サーバーは、商品受注システム部、商品受注管理部、商品受注記憶部、受注画像管理部及び受注画像記憶部を有し、前記商品受注システム部は、前記利用者端末から送信される商品発注データを受け、該商品発注データを商品受注管理部に送信し、前記商品受注管理部は、商品発注データを前記商品受注記憶部に送信するとともに受注画像管理部に受注画像を受注画像記憶部に記憶させる指令を送信する構成としてもよい。
前記利用者端末の入力機器の操作により、連続して異なる商品を選択して発注可能であり、それぞれの個別の商品発注データは、利用者端末において自動的に集計表示されることが可能である構成としてもよい。
前記利用者端末は、利用者により選択された商品映像を、発注する時点で保存可能な構成としてもよい。
前記利用者端末は、映像画面上で発注した発注内容の確認画面で商品発注データと選択した商品映像を同時に表示可能な構成としてもよい。
前記買物提供サーバーの商品受注記憶部に蓄積される商品発注データは、前記買物提供サーバーに通信回線を介して接続された管理端末により売上管理が可能な構成としてもよい。
上記構成の本発明に係るウェブカメラ買物システムは、次のような効果を奏する。
(1)インターネット端末に表示される商品映像と、商品情報や発注情報が自動的に連動するので、利用者がインターネット上で商品映像を見て購入した商品は、間違いなく利用者が意図した商品であることを担保でき、さらに利用者が発注した商品の証拠を残すことができる。
(2)サーバーに蓄積された商品発注データが店舗の端末により読み出すことができるので、インターネット販売における店舗の売上げの一元管理を可能とし、従来のインターネット販売システムのようにインターネット上の売り上げと実際の店舗における買物行動による売り上げの集計を現状、別々に管理する必要はなくなる。
本発明に係るウェブカメラ買物システムを実施するための最良の形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
(構成)
本発明に係るウェブカメラ買物システムの実施例1を図1〜7により説明する。図1は、本発明に係るウェブ買物システムの全体構成を示すブロック図である。本発明に係るウェブ買物システムは、インターネット(他の通信回線でもよい。)1を介して、複数の利用者端末2、複数の店舗端末3、ウェブカメラ装置4、及び買物提供サーバー5が接続されて構成される。
本発明に係るウェブカメラ買物システムは、その概要としては、店舗に設置されたウェブカメラ4で撮影した生の映像(本発明ではこれを「ライブ映像」という。)を、インターネット1を介して利用者端末2及び店舗端末3に提供し、店舗端末3ではその操作者が映像中の商品に対応して商品情報を入力し、利用者端末2ではライブ映像を見て商品を選択して、利用者端末2からインターネット1を介して発注可能とするシステムである。
本発明の適用できる店舗は、商品を陳列している店舗であればいろいろな商品を販売している店舗が考えられる。本実施例1では、店舗の一例として、八百屋で説明する。以下、本発明に係るウェブカメラ買物システムを構成する装置について、それぞれその構成を説明する。
端末:
利用者端末2及び店舗端末3は、それぞれ通常のパソコンが利用され、入力部、出力部、CPU、記憶部、表示部(液晶表示装置、CRT等)、入力機器(マウス、キーボード、ペン等)、出力機器(プリンタ等)等を有している。
店舗端末3は、後述する商品受注管理部6を介して商品受注記憶部7に保存されている商品発注データを読み出して、これに基づいて、店舗端末3の記憶部にインストールされている売上管理ソフト等で商品発送伝票の作成、請求書発行、及び売上集計等の売上管理や処理が可能となる。
なお、店舗端末3の設置場所は、それぞれの店舗内が通常と考えられるが、必ずしも店舗内に設置する必要はなく、店舗外でもよい。店舗外としては、例えば、店舗を所有又は管理する者の別の場所にある事務所や自宅等である。又、多数の店舗を管理する事務所に店舗端末3が設置される場合もある。よって、本発明で店舗端末3とは、例えば、店舗を管理する店舗と別の場所にある店舗管理端末等も含む。
ウェブカメラ:
ウェブカメラ4は、それぞれの店舗に設置され、図2に示すように、常時、店舗内の陳列棚8(陳列ケース、その他商品を陳列しているものであればよい。)に陳列されている商品A〜Dの方向を撮影し、生の映像データをインターネット1を介して、買物提供サーバー5にリアルタイムで送信することのできる、いわゆるライブカメラである。
具体的には、図4(a)に示すように、ウェブカメラ4は、カメラ本体としてデジタルカメラ10等が利用され、後述する買物提供サーバー5のカメラ制御部9からの撮影操作信号により、ズームイン及びズームアウトが可能なズーム機構11と、撮影方向の調整が可能な撮影方向調整機構12と、ウェブカメラ表示座標情報発生器13とを備えている。
本発明のウェブカメラ4の特徴は、映像データとともに、その映像範囲のウェブカメラ4の表示座標情報をインターネット1を介して、買物提供サーバー5にリアルタイムで送信する構成である。
ここで、ウェブカメラ4の表示座標情報とは、ウェブカメラ4の撮影方向の調整に伴うウェブカメラの位置(実際はカメラの向き)が移動するが、このウェブカメラの撮影範囲における位置(ウェブカメラの向き)を平面における座標軸で表示した情報である。ウェブカメラ4の撮影方向の調整については、パン(横への視点の移動)とチルト(上下への視点の移動)がある。これらの移動範囲は、平面における座標軸で表すことが可能である。
ウェブカメラ4の撮影方向を横方向や縦方向に振って調整して撮影すると、その撮影で得られた映像の対象位置(視点)が移動する。即ち、撮影方向の移動に伴うウェブカメラ4が撮影して得られる映像の対象位置は、ウェブカメラの撮影方向の横方向及び縦方向の位置(向き)で決まり、このようなウェブカメラの撮影方向の移動位置をxy座標軸上で表した情報を「ウェブカメラ(の)表示座標情報」という。
ウェブカメラ表示座標情報は、ウェブカメラ表示座標情報発生器13により、ウェブカメラ4が表示しているライブ映像に対応する表示座標情報を、常時、作成し出力するものである。具体的には、ウェブカメラ表示座標情報発生器13は、ズーム機構11からのズーム信号と撮影方向調整機構12からの撮影方向制御信号とにより、撮影対象範囲のウェブカメラ表示座標情報を作成する。
このウェブカメラ表示座標情報は、デジタルカメラ10からの映像データが、買物提供サーバー5の映像入力部14に入力するのと同期して、ウェブカメラ表示座標情報発生器13から、買物提供サーバー5のウェブカメラ表示座標情報入力部15に送信される。
図3(a)は、ウェブカメラ表示座標情報を説明する図である。複数の小枠16は、それぞれウェブカメラ4の1駒(ワンショット)で撮影可能な対象範囲(ワンショット撮影画面)の例である。全体の大枠17は、ウェブカメラ4の方向を左右上下に最大限に動かして撮影可能な対象範囲を示す。なお、小枠16は、マトリクス状の状態を示したが、もちろん点線枠16’で示すような1駒の撮影可能な対象範囲も可能である。
ウェブカメラ表示座標の設定の一例を示すと、全体枠の左下隅の点を原点O(0、0)として、x、y座標を設定する。一例として、陳列された商品であるリンゴ18が座標上の点P(22、18)にあるとすると、倍率1倍の状態で示すウェブカメラ4の映像画面は図3(b)のように示され、これが利用者端末2や店舗端末3の表示部で見える。これを4倍ズームの状態として撮影すると図3(c)の映像画面が見える。
ところで、図3(b)に示す映像範囲は、ウェブカメラ4の撮影方向で決まるから、この映像範囲のウェブカメラ表示座標情報は、ウェブカメラ4の撮影方向制御信号により決まる。そして、図3(c)に示す映像範囲は、ウェブカメラ4の撮影方向に加えてズーム倍率により決まるので、この映像範囲のウェブカメラ表示座標情報は、ウェブカメラ4の撮影方向制御信号とズーム信号により決まる。
このようにして作成されるウェブカメラ表示座標情報は、上述のとおり買物提供サーバー5にリアルタイムで送信され、さらに利用者端末2や店舗端末3に送信され、端末の表示部に映し出される映像画面上のマウスの位置は、これらのウェブカメラ表示座標情報に対応してその座標が決められることとなる。
なお、ウェブカメラ表示座標情報発生器13は、買物提供サーバー5に設け、カメラ制御部9からズーム信号及び撮影方向制御信号を受信してウェブカメラ表示座標情報を作成することも可能である。
買物提供サーバー:
買物提供サーバー5は、カメラ制御部9、映像入力部14、ウェブカメラ表示座標情報入力部15、映像・商品情報照合部19、ウェブ表示処理部20、カメラ制御信号受信部2121、商品情報登録部22、商品データベース記憶部23、商品受注システム部24、商品受注管理部6、商品受注記憶部7、受注画像管理部25、及び受注画像記憶部26等を備えている。
このうち、カメラ制御部9、映像入力部14及びウェブカメラ表示座標情報入力部15は、インターネット1を介して、図4(a)に示すように、ウェブカメラ4と接続されている。又、ウェブ表示処理部20、カメラ制御信号受信部21及び商品受注システム部24は、それぞれインターネット1を介して利用者端末2及び店舗端末3に接続されている。商品情報登録部22は、インターネット1を介して店舗端末3に接続されている。
カメラ制御部9は、利用者端末2及び店舗端末3からの撮影操作信号を、カメラ制御信号受信部21を介して受信し、撮影操作信号をウェブカメラ4に送信する機能を有する。
ここで、撮影操作信号とは、ウェブカメラ4のズーム機構11を制御してズームイン又はズームアウトしたりするズーム信号や、ウェブカメラ4の撮影方向調整機構12を制御し撮影方向を調整したりする撮影方向調整信号等、ウェブカメラ4の撮影操作を制御する信号である。
映像入力部14は、ウェブカメラ4から映像データを受信して、この映像データを、常時、ウェブ表示処理部20と受注画像管理部25に送信する機能を有する。
ウェブカメラ表示座標情報入力部15は、ウェブカメラ表示座標情報発生器13からウェブカメラ表示座標情報を受信して、このウェブカメラ表示座標情報を、常時、ウェブ表示処理部20と映像・商品情報照合部19に送信する機能を有する。
映像・商品情報照合部19は、ウェブカメラ表示座標情報を受信すると、商品データベース記憶部23からウェブカメラ表示座標に対応する商品情報を読み出し、これをウェブ表示処理部20に常時送信する機能を有する。
これにより、映像・商品情報照合部19は、ウェブ表示処理部20を介して、ウェブカメラ表示座標に対応する商品情報を、常時、利用者端末2及び店舗端末3に送信する。そして、利用者及び店舗端末3の操作者は、それぞれの端末で商品映像を見ながらマウスで商品をポイント又はクリックしてその商品情報を、後述する商品登録フォーム内に入力された(書き込まれた)状態で読み出すことができる。
ウェブ表示処理部20は、映像入力部14から映像データを受信するとともに、ウェブカメラ表示座標情報入力部15からウェブカメラ表示座標情報を受信する。さらに、ウェブ表示処理部20に付設するメモリー(図示せず。)に商品登録フォームが記憶されており、常時、この商品登録フォームを読み出している。ウェブ表示処理部20は、これらの映像データ、ウェブカメラ表示座標情報、商品登録フォーム及び商品情報等を、利用者端末2及び店舗端末3に送信する機能を有する。
ところで、商品登録フォームは、店舗の操作者により商品情報が入力される前は、商品情報のない単なるフォームである。例えば、図5に示す例では、商品登録フォームとは、フォームのフレーム27と品名、単価から成る構成のものである。
しかし、後述するように、商品データベース記憶部23にウェブカメラ表示座標情報と対応づけられて商品情報が登録されると、映像・商品情報照合部19から、常時送られてくるウェブカメラ表示座標に対応する商品情報が、図5に示すように、この商品登録フォームのフレーム27に書き込まれた状態の商品データフォーム28として表示される。
ウェブ表示処理部20は、このような商品データフォーム28を利用者端末2及び店舗端末3に送信する。利用者や店舗端末3の操作者は、それぞれの端末の表示部に映し出された映像画面中の商品をマウスでポイント又はクリックすると、その商品に対応する商品データフォーム28が表示される。利用者は、この商品データフォーム28を商品の選択の参考とすることができる。
さらに、利用者が商品を発注する際には、商品データフォーム28を商品発注フォーム29として、図5に示すような発注データ(商品の発注個数等。図5の例ではりんごの個数)を入力することができる。このように、利用者が商品データフォーム28(商品発注フォーム)は、利用者による商品の発注の際には商品発注フォーム29として利用され、商品発注データが書き込まれる。
カメラ制御信号受信部21は、利用者端末2及び店舗端末3から送られてくるカメラ操作信号をカメラ制御部9に送信する機能を有する。即ち、店舗の操作者又は利用者が、マウスやキーボードを操作してウェブカメラの撮影方向を調整したり、特定の商品を選択してズームイン、ズームアウト等の操作すると、それぞれの端末においてカメラ操作信号を発生することができるが、このカメラ操作信号をインターネット1を介してカメラ制御信号受信部21で受信し、カメラ制御部9に送信する機能を有する。
商品情報登録部22は、店舗端末3で操作者により商品登録フォームに書き込まれて入力された商品情報(品名、産地、単価等)と、マウスで囲んで選択した商品の映像位置に対応するウェブカメラ表示座標情報とを互いに対応させて、商品データベース記憶部23に送信する機能を有する。
商品データベース記憶部23は、商品情報登録部22から送信される、互いに対応した商品情報とウェブカメラ表示座標情報とを記憶する機能を有する。この商品情報とウェブカメラ表示座標情報は、映像・商品情報照合部19からの読み出し指令に応じて読み出される。その他、商品データベース記憶部23には、後述するが、品切れ情報、謝礼の言葉、特売情報等の各種の案内情報を、店舗端末3で入力して商品情報登録部22を介して任意に記憶させることもできる。
商品受注システム部24は、利用者端末2からの商品発注データ(商品発注フォーム29に書き込まれて入力された発注個数等のデータ)を受信して、商品受注管理部6に送信する機能を有する。又、商品受注システム部24は、商品データベース記憶部23から、各種の案内情報を受信して、この案内情報をウェブ表示処理部20に送る機能を有する。
ここで、各種の案内情報とは、例えば、品切れ情報、謝礼の言葉(「毎度ありがとうございます」等。)、特売情報等、利用者の買い物に役に立つ情報である。このような案内情報は、ウェブ処理部20から利用者端末2及び店舗端末3に送信され、端末の表示部で表示され、利用者や店舗端末3の操作者の参考情報となる。
商品受注管理部6は、商品受注システム部24からの商品発注データ(図5参照。)を受信して、これを商品受注記憶部7に送信するとともに、商品発注データを受信したという信号を受注画像管理部25に送信する。
商品受注記憶部7は、商品受注管理部6からの商品発注データを記憶する。なお、商品受注記憶部7の商品発注データを読み出すルートについては特に図示していないが、例えば、店舗端末3と商品受注管理部6を結び、商品受注管理部6は、店舗端末3からの読み出し指令に応じて、商品受注記憶部7指令された商品発注データが読み出し、店舗端末3に送信することで、店舗における商品の発送、請求処理、商品の売り上げ集計管理、売上管理等に利用することができる。
受注画像管理部25は、前述のとおり、常時、映像入力部14から映像データを受信しているが、利用者により選択された発注商品の映像も同時に映像入力部14から送られている。そして、商品受注管理部6から商品発注データを受信したという信号を受信すると、受注画像管理部25は、上記利用者端末2において選択した発注商品の映像を取り込み、これを受注画像記憶部26に送って記憶させる機能を有する。
受注画像記憶部26は、発注商品の映像データを記憶し保存する。この場合、商品受注管理部に送信される商品発注データと発注商品の映像データとは互いに同期し対応づけられて、それぞれ商品データベース記憶部23と受注画像記憶部26内に記憶し保存される。
受注画像記憶部26の受注商品映像データを読み出すルートについては特に図示していないが、例えば、店舗端末3と受注画像管理部25を結び、店舗端末3からの読み出し指令に応じて受注画像管理部25を介して受注画像記憶部26から映像データを読み出し、店舗端末3に送信する。受注画像記憶部26に記憶された受注商品映像データは、後日、発注の有無が問題となったときの証拠として提供可能である。
(作用)
本発明に係るウェブカメラ買物システムの構成をさらに明確にするために、図1〜5と、図6、7に示すフローチャートを参照して、本発明の作用を説明する。
商品情報の入力:
店舗端末3からの商品情報の入力(登録)について図6(イ)〜(チ)に沿って説明する。
(イ)店舗端末3の操作者(以下、単に「操作者」という。)は、店舗端末3を始動し、商品情報の入力の作業をスタートする。
(ロ)操作者は、店舗端末3のカメラを操作するために入力機器(キーボード、マウス等)を操作し、これにより端末で生じるその撮影操作信号を、インターネット1、カメラ制御信号受信部21及びカメラ制御部9を介してウェブカメラ4に送信し、ウェブカメラ4の方向やズームの操作をしながら商品を撮影する。
そして、撮影により取得した商品等の映像データ及び映像範囲のウェブカメラ表示座標情報を、映像入力部14及びウェブカメラ表示座標情報入力部15からウェブ表示処理部20に送信し、ウェブ表示処理部20からインターネット1を介して店舗端末3に送信する。これにより、店舗端末3の表示部に、図5に示すように、映像画面が表示される。
(ハ)操作者は、店舗端末3の表示部で商品等の映像画面を見ながら、図4(b)に示すように、商品情報を入力する商品(例えば、商品B)をマウスで囲って選択(映像画面上の商品範囲B’の指定)する。
(ニ)マウスで囲って商品を選択すると、その商品の映像位置に対応するウェブカメラ表示座標情報が確定される。
(ホ)マウスで囲って選択すると、ウェブ表示処理部20のメモリーに記憶され店舗端末3に送られている商品登録フォーム(図5のフレーム27参照。)が、店舗端末3の表示部に、映像画面と異なるレイヤーで同時に表示される。
(ヘ)操作者はキーボードで、図5に示すように、表示部に表示された商品登録フォームに、品名(例.○○産りんご)、単価(例.¥300)等の商品情報を入力する。
(ト)映像内のマウスで囲まれて確定された商品の位置に対応するウェブカメラ表示座標情報と商品登録フォームに入力された商品情報(品名、産地、単価等の商品データ)とが互いに対応した情報として商品情報登録部22に送信され、さらに商品データベース記憶部23に記憶(登録)される。以上で、商品情報の入力プロセスが全て完了する。
商品発注フロー:
次に、利用者端末2からの商品の発注プロセスについて図7(イ)〜(ワ)に沿って説明する。
(イ)利用者は、利用者端末2を始動し、商品発注プロセスをスタートする。
(ロ)利用者は、ウェブカメラ4を操作するために入力機器(キーボード、マウス等)を操作し、これにより利用者端末2で生じる撮影操作信号を、インターネット1、カメラ制御信号受信部21及びカメラ制御部9を介してウェブカメラ4に送信し、ウェブカメラ4の撮影方向やズーム動作の操作をしながら陳列棚8上の商品を撮影する。
そして、撮影により取得した商品等の映像データと上述のウェブカメラ表示座標情報を、映像入力部14及びウェブカメラ表示座標情報入力部15からウェブ表示処理部20に送信し、さらにインターネット1を介して利用者端末2に送信する。これにより、利用者端末2の表示部に、図5に示すように、映像データを表示する。
ところで、ウェブ表示処理部20のメモリーに記憶された商品登録フォーム(ウェブ表示処理部20が記憶している商品情報のないフォーム)は、常時インターネット1を介して利用者端末2に送信されている。これにより、利用者端末2の表示部に、商品登録フォームが異なるレイヤーでいつでも同時に表示可能なスタンバイ状態にある。
又、前述のとおり、ウェブカメラ表示座標情報入力部15から、ウェブカメラ表示座標情報が映像・商品情報照合部19に常時、送信され、商品データベース記憶部23にウェブカメラ表示座標情報に該当する商品情報の照合乃至読み出しを行っている。
従って、すでに商品情報が商品データベース記憶部23に入力されている商品の位置に対応するウェブカメラ表示座標情報については、映像・商品情報照合部19で商品データベース記憶部23から商品情報を読み出し、利用者端末2に送信され、上記スタンバイ状態の商品登録フォームに書き込まれた商品データフォーム28(商品発注フォーム)として表示可能なスタンバイ状態にある。
(ハ)利用者が利用者端末2の表示部で商品等の映像画面を見て、ある商品をマウスでポイントアウト又はクリックして選択する。
(ニ)このようにして商品を選択すると、その商品の映像位置に対応するウェブカメラ表示座標情報に対応する商品情報が、商品登録フォームに書き込まれた商品データフォーム28(商品発注フォーム)として表示部に表示される。
(ホ)利用者は、キーボードで、図5に示すように、表示部に表示された商品データフォーム28(商品発注フォーム)に、商品発注データ(例.発注個数5個)を入力し、発注ボタン30をクリックして、商品発注を行う。
(ヘ)利用者が商品発注を行うと、商品受注システム部24は、利用者端末2からの商品発注データを受信して、これを商品受注管理部6に送信する。
(ト) 商品受注管理部6は、商品受注システム部24からの商品発注データを受信して、これを商品受注記憶部7に送信するとともに、商品発注データを受信したという信号を受注画像管理部25に送信する。
(リ)商品受注管理部6からの商品発注データは商品受注記憶部7に蓄積される。
(チ)、(チ’)、(ヌ) 商品の発注があり、商品受注管理部6から商品発注データを受けたという信号を受注画像管理部25が受信すると、受注画像管理部25は、映像入力部14から送られている発注商品の映像(画像)データを自動的に取得して(取り込んで)、受注画像記憶部26に送信して、受注画像記憶部26に記憶し蓄積する。
(ル)〜(ワ) 上記(ニ)において利用者が選択した商品の映像と商品データフォーム28(商品発注フォーム)は、利用者がその端末で商品画像の保存を指令すると、プリントスクリーンを介して、利用者端末2の記憶部に商品画像が記憶されて保管される。以上で全ての商品発注プロセスが完了する。
なお、利用者端末2の入力機器の操作によりウェブカメラ4の撮影方向及びズーム状態を調整することで、利用者端末2の表示部で表示する映像を移動及びズーム状態を変更し、利用者は、店舗内に陳列してある商品を次々とその表示部に表示させ、連続して異なる商品を選択して発注可能である。このように連続して発注した、それぞれの個別の商品発注データは、利用者端末2において自動的に集計して表示されることが可能であり、買い物しながら自分の買い物状況を知ることができる。
(参考例)
本発明に係るウェブ買物システムの参考例を図1、図8〜10により説明する。この参考例は、実施例1とほぼ同じであり、図1に示すブロック図と同じシステムを利用するものである。異なる構成は、商品情報入力及び商品発注のシステムが一部相違する点である。そこで、参考例については、実施例1と異なる構成を中心に、以下に説明する。
店舗内に、図8に示すように、複数の棚枠31を有する現実の陳列棚32(固定された陳列スペース等でもよい。)を用意する。店舗端末3の操作者は、ウェブカメラ4で現実の陳列棚32を撮影して、その各棚枠31(図中「31枠」と記載されている。)に対応するウェブカメラ表示座標情報を、ウェブカメラ表示座標情報入力部15からウェブ表示処理部20を介して、店舗端末3に取り込んで予め店舗端末3の記憶部に記憶して取得しておく。なお、これは商品情報登録部22にメモリーを付設しておいて、このメモリーに記憶してもよい。
一方、ウェブ表示処理部20に付設されたメモリーには、図9に示すように、店舗内の現実の陳列棚32に対応する仮想の陳列棚33の画像が記憶されている。店舗端末3の操作者は、仮想の陳列棚33(パソコンで表示されるデジタル棚)の画像を店舗端末3に取り込んで、現実の陳列棚32の各棚枠31に対応するウェブカメラ表示座標情報と、表示部に表示される仮想の陳列棚33の各棚枠34の記号(例.A〜F)又は各棚枠34に対応する表示部の位置座標情報(例.棚枠Bの場合は、表示画面の座標点a〜dの座標で特定される位置座標情報。)とを、対応づけて店舗端末3の記憶部に記憶しておく。なお、これは商品情報登録部22にメモリーを付設しておいて、このメモリーに記憶してもよい。
商品情報の入力:
商品情報の入力(登録)に際しては、店舗端末3の操作者は、店舗端末3を始動し商品情報の入力プロセスをスタートする(図10(イ)参照。)。そして、店舗端末3の表示部に仮装の陳列棚33(デジタル棚)の画面を呼び出して表示し、仮想の陳列棚33の画面を見て、商品情報を入力(登録)したい仮装の陳列棚33の棚枠34を、店舗端末3の入力機器(マウス、キーボード、ペン等。本実施例ではマウスで説明する。)で選択をする。
このようにして、店舗端末3の操作者が商品情報を入力したい仮想の陳列棚33の棚枠34(例.棚枠C)をマウスで選択をすると、実施例1と同様に、ウェブ表示処理部20から店舗端末3に送信されている商品登録フォーム(図5に示すフレーム27参照。)を店舗端末3の表示部に、異なるレイヤーで同時に表示する(図10(ロ)参照。)。
この商品登録フォームに、操作者が商品情報を入力すると、この商品情報は、商品情報登録部22を介して商品データベース記憶部23に送られ、選択された棚枠に対応するウェブカメラ表示座標情報と対応付けられて、登録される(図10(ニ)参照。)。
商品の発注:
商品の発注の際には、実施例1と同様に、利用者は利用者端末2からウェブカメラ4を操作して、店舗内の現実の陳列棚32の各棚枠31の商品を撮影し、その映像データを実施例1と同様のルートで利用者端末に送信し、その表示部に映像を表示する。
この場合、映像データは、映像入力部14からウェブ表示処理部20を介して利用者端末2に送信されているが、同時に、その映像に対応するウェブカメラ表示座標情報は、常時、ウェブ表示処理部20を介して利用者端末2に送信されている。
さらに、ウェブカメラ表示座標情報は、実施例1同様に、常時、映像・商品情報照合部19に送られており、商品情報が商品データベース記憶部23に登録されている商品についての商品情報は、常時、映像・商品情報照合部19により商品データベース記憶部23から読み出されて、ウェブ表示処理部20を介して利用者端末2に送信されている。
そして、利用者端末2の表示部で表示している映像画面上において、陳列棚32のうち選択しようとする商品の棚枠31をマウスで触れたりクリックしたりすると、その棚枠31の商品について、すでに商品データベース記憶部23に商品情報が登録されている場合(前述の店舗端末の操作者による商品情報の登録がされている場合)には、選択された棚枠31に対応するウェブカメラ表示座標情報と対応づけられた商品情報が、商品データフォーム28(発注フォーム)に書き込まれた状態で、利用者端末2の表示部に、映像画面とは異なるレーヤーで表示される。
利用者は、その表示部に表示された商品データフォーム28(発注フォーム)に、商品発注データ(図5参照。商品発注個数等。)を入力し、発注ボタン30を押すと、商品発注データは、実施例1と同様に、商品受注システム部24を介し、商品受注管理部6に送られ、さらに商品受注記憶部7に記憶し保存される。
受注画像管理部25は、商品受注管理部6から商品発注データを受けたという信号を受信すると、映像入力部14から送られている発注商品の映像が同期して受注映像記憶部26に記憶し保管される。これにより、どの商品を発注したのか、証拠画像として残すことにより、発注者、受注者において、発注時における間違い等を少なくすることが可能になる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係るウェブカメラ買物システムは、以上のように利用者はインターネット1で店舗内の商品をライブ映像として見ながら、しかも商品に対応する商品情報を見ながら商品を選択して、その商品映像をマウスで選択して発注することができるから、店舗内の陳列商品をライブカメラで撮影できるような商品を販売する各種の店舗に関する、販売及び購入に適用することができる。
本発明のウェブカメラ買物システムの実施例1及び参考例の全体構成を示すブロック図である。 実施例1において、ウェブカメラで店舗内の陳列棚及び陳列商品を撮影している状態を示す図である。 本発明のウェブカメラ表示座標情報を説明する図である。 (a)は実施例1で使用するウェブカメラの構成及び買物サーバーのうちウェブカメラと直接接続された部分の構成を示すブロック図であり、(b)は利用者端末及び店舗端末の表示部で表示している映像画面を示す図である。 利用者端末及び店舗端末の映像画面の表示部で表示している映像画面を示すとともに、登録フォーム、商品データフォーム、商品発注フォーム等を説明する図である。 実施例1の商品情報入力プロセスのフローチャートである。 実施例1の商品発注プロセスのフローチャートである。 参考例において、ウェブカメラで店舗内の陳列棚及び陳列商品を撮影している状態を示す図である。 参考例において、端末の表示部で表示されている仮想の陳列棚(デジタル棚)を示す図である。 参考例の商品情報入力プロセスのフローチャートである。
符号の説明
1 インターネット
2 複数の利用者端末
3 複数の店舗端末
4 ウェブカメラ
5 買物提供サーバー
6 商品受注管理部
7 商品受注記憶部
8 陳列棚
9 カメラ制御部
10 デジタルカメラ
11 ズーム機構
12 撮影方向調整機構
13 ウェブカメラ表示座標情報発生器
14 映像入力部
15 ウェブカメラ表示座標情報入力部
16 小枠
17 大枠
16’ 点線枠
18 リンゴ
19 映像・商品情報照合部
20 ウェブ表示処理部
21 カメラ制御信号受信部
22 商品情報登録部
23 商品データベース記憶部
24 商品受注システム部
25 受注画像管理部
26 受注画像記憶部
27 フォームのフレーム
28 商品データフォーム
29 商品発注フォーム
30 発注ボタン
31 陳列棚の棚枠
32 現実の陳列棚
33 仮想の陳列棚
34 仮想の陳列棚の棚枠

Claims (7)

  1. 利用者端末、店舗端末、店舗に設置されたウェブカメラ装置及び買物提供サーバーが、通信回線に接続されて成るウェブカメラ買物システムであって、
    前記ウェブカメラは、デジタルカメラ、撮影方向調整機構、ズーム機構及びウェブカメラ表示座標情報発生器を備えており、前記店舗内に陳列されている商品を撮影し、該撮影中の映像を、前記買物提供サーバーから前記通信回線を介して利用者端末及び店舗端末に提供し、
    前記ウェブカメラ表示座標情報発生器は、ズーム機構からのズーム信号と撮影方向調整機構からの撮影方向制御信号とにより、ウェブカメラの撮影方向の移動位置を座標軸上で表したウェブカメラ表示座標情報を作成し、
    前記店舗端末は、該店舗端末の表示部に前記映像を表示し、該映像中で前記店舗端末の操作者が、マウスで囲んで商品を選択することで、該商品の映像位置に対応するウェブカメラの表示座標情報が確定するとともに、前記店舗端末の表示部の映像画面と異なるレイヤーに商品登録フォーム表示し、前記商品の映像位置に対応して確定したウェブカメラ表示座標情報と、前記店舗端末の操作者によって該商品登録フォームに入力された商品情報とを、互いに対応した情報として、前記買物提供サーバーに前記通信回線を介して送信し、
    前記買物提供サーバーは、商品情報登録部、商品データベース記憶部、映像・商品情報照合部、ウェブ表示処理部、ウェブカメラ表示座標情報入力部、及び映像入力部を有し、
    前記商品情報登録部は、前記店舗端末から、前記互いに対応した情報として送信される、商品の映像位置に対応して確定されたウェブカメラ表示座標情報と商品登録フォームに入力された商品情報を受信し、該互いに対応した情報であるウェブカメラ表示座標情報と商品情報を、前記商品データベース記憶部に送信し、
    前記商品データベース記憶部は、前記商品情報登録部から送信される互いに対応したウェブカメラ表示座標情報と商品情報を記憶し、
    前記ウェブカメラ表示座標情報入力部は、前記ウェブカメラ表示座標情報発生器からのウェブカメラ表示座標情報を受信して、該ウェブカメラ表示座標情報を、前記ウェブ表示処理部と前記映像・商品情報照合部に送信し、
    前記映像・商品情報照合部は、ウェブカメラ表示座標情報を受信すると、前記商品データベース記憶部から該ウェブカメラ表示座標情報に対応する商品情報を読み出し、該商品情報を、前記ウェブ表示処理部を介して前記利用者端末に送信し、
    前記ウェブ表示処理部は、前記映像入力部から映像データを受信し、ウェブカメラ表示座標情報入力部からウェブカメラ表示座標情報を受信するとともに、該ウェブ表示処理部に付設するメモリーに記憶されている商品登録フォームを読み出し、映像データ、ウェブカメラ表示座標情報、商品登録フォーム及び商品情報を、利用者端末及び店舗端末に送信し、
    前記利用者端末は、前記ウェブカメラで撮影中の映像を利用者端末の表示部に表示するとともに、前記利用者端末の入力機器の操作によりウェブカメラによる撮影方向及びズーム状態を調整することで、利用者端末の表示部で表示する映像を移動及びズーム状態を変更し、店舗内に陳列してある商品を次々に表示部に表示可能とし、前記映像・商品情報照合部からの前記ウェブカメラ表示座標に対応する商品情報を商品データフォームとして表示部に表示し、利用者が該表示部で商品データフォームに発注する商品の商品発注データを入力し、該商品発注データを前記買物提供サーバーに送信する構成であることを特徴とするウェブカメラ買物システム。
  2. 前記利用者端末の表示部に表示される商品データフォームは、映像中の商品の映像に対応して、該商品の映像とは異なるレイヤーの商品データフォームで表示可能であることを特徴とする請求項1記載のウェブカメラ買物システム。
  3. 前記買物提供サーバーは、商品受注システム部、商品受注管理部、商品受注記憶部、受注画像管理部及び受注画像記憶部を有し、
    前記商品受注システム部は、前記利用者端末から送信される商品発注データを受け、該商品発注データを商品受注管理部に送信し、
    前記商品受注管理部は、商品発注データを前記商品受注記憶部に送信するとともに受注画像管理部に受注画像を受注画像記憶部に記憶させる指令を送信することを特徴とする請求項1記載のウェブカメラ買物システム。
  4. 前記利用者端末の入力機器の操作により、連続して異なる商品を選択して発注可能であり、それぞれの個別の商品発注データは、利用者端末において自動的に集計表示されることが可能であることを特徴とする請求項1記載のウェブカメラ買物システム。
  5. 前記利用者端末は、利用者により選択された商品映像を、発注する時点で保存可能であることを特徴とする請求項1記載のウェブカメラ買物システム。
  6. 前記利用者端末は、映像画面上で発注した発注内容の確認画面で商品発注データと選択した商品映像を同時に表示可能であることを特徴とする請求項1記載のウェブカメラ買物システム。
  7. 前記買物提供サーバーの商品受注記憶部に蓄積される商品発注データは、前記買物提供サーバーに通信回線を介して接続された管理端末により売上管理が可能であることを特徴とする請求項1記載のウェブカメラ買物システム。
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