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JP2007053417A - 画像読取装置及び画像読取装置用ドライバ - Google Patents

画像読取装置及び画像読取装置用ドライバ Download PDF

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Abstract

【課題】 原稿に所要の印字を行なう印字手段による印字位置が固定されている。
【解決手段】 使用者がTWAINドライバ103上の「印字設定」ボタンを選択することで印字設定画面200が表示され、画像読取装置100のエンドーサユニット31によって原稿に印字する印字位置の基準として原稿先端又は原稿後端及び基準からの長さ(距離)を指定することで、画像読取装置100のエンドーサユニット31は原稿の指定された印字位置に所要の印字を行なう。
【選択図】 図7

Description

本発明は画像読取装置及び画像読取装置用ドライバに関し、特に原稿に印字することが可能な画像読取装置及び原稿に印字することが可能な画像読取装置を制御するためのドライバに関する。
一般に、原稿画像を読み取る画像読取装置としてスキャナ装置、画像読取装置を備えるファクシミリ装置やコピー装置(複写機)、プリンタ/ファックス/コピアの機能を複合した複合機などの各種画像形成装置が知られている。
このような画像読取装置において、例えば特許文献1などにも記載されているように、原稿が読み込まれたことの確認や、その読み取った原稿の内容を後で検索する目的で、原稿の端部や裏面のいずれかに記号や文字列等の印字を行うエンドーサ装置が設けられているものがある。
特開2000−069242号公報
この特許文献1に記載の画像読取装置においては、印字手段による印字位置を設定手段で設定された読取範囲に対して設定する第1モード又は原稿を基準にして該原稿の搬送方向後端部から所定の位置に設定する第2モードを設定可能な手段と、原稿の長さを検知する検知手段とを備えて、第1モードが設定されているときに、読取範囲以下の長さの原稿が検知された場合に、第2モードに自動的に切換えるようにして、読取エリアよりも原稿の長さが短い場合でも読取りが終了した原稿にマーキングを行えるようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像読取装置にあっては、エンドーサ装置によって印字を行う印字位置が固定されているという不都合がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、印字位置を任意に設定可能な画像読取装置及び画像読取装置用ドライバを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像読取装置は、原稿に印字を行う印字手段による印字位置を指定する手段を備えている構成とした。なお、「画像読取装置」とは、本明細書では、スキャナ装置などの読取り単機能の装置だけでなく、ファクシミリ装置、複写装置などスキャナ装置を含む画像形成装置をも意味するものとする。
ここで、印字の基準端として原稿先端又は原稿後端を選択的に指定可能であることが好ましい。この場合、基準端から印字開始位置までの長さを指定可能である構成とし、あるいは、基準端から印字終了位置までの長さを指定可能である構成とすることができる。また、原稿が予め定めた特定位置から搬送された距離、特定位置から印字手段までの距離及び指定された印字位置に基づいて印字開始タイミングを決定することが好ましい。さらに、原稿の先端近傍及び後端近傍を印字位置として指定できないことが好ましい。
また、原稿のサイズに基づいて印字位置として指定可能な範囲を変更することが好ましい。さらに、印字手段による印字は原稿を搬送しながら行われることが好ましく、印字手段は記録液の液滴を吐出して画像を印字する手段とすることができる。
本発明に係る画像読取装置用ドライバは、原稿搬送手段により搬送される原稿の画像を読み取るとともに、原稿に印字を行う印字手段を備える画像読取装置を制御するための画像読取装置用ドライバであって、印字手段による印字位置を指定するための処理をコンピュータに実行させる構成とした。
本発明に係る画像読取装置によれば、原稿に印字を行う印字手段による印字位置を指定する手段を備えているので、原稿の任意の位置に印字を行うことができる。また、本発明に係る画像読取装置用ドライバによれば、原稿に印字を行う印字手段による印字位置を指定する処理をコンピュータに行わせるので、画像読取装置側で原稿の任意の位置に印字を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る画像読取装置用ドライバによって制御される画像読取装置の一例の全体構成の概要を示す説明図である。
この画像読取装置は、読み取り対象原稿を固定するフラットベッドタイプと原稿を搬送しながら読み取る原稿移動タイプの両方で原稿の読み取りが可能な構成としている。
原稿固定の場合、原稿台ガラス1上に置かれた原稿は、第1ミラー2と一体に構成された照明ランプ3により照射され、その反射光は、第1ミラー2、第2ミラー4、及び第2ミラー4と一体に構成された第3ミラー5を経て、レンズ6により集束され、CCD7に照射され光電変換される。
ここで、第1ミラー2と照明ランプ3並びに第2ミラー4と第3ミラー5は、走行体モータ7を駆動源として、矢示A方向に移動可能となっている。
一方、原稿移動の場合、原稿トレイ11に積載された原稿は、ピックアップローラ12、レジストローラ対13、搬送ドラム14、搬送ローラ15により、一枚ずつ分離されて搬送され、読取位置Bを経て、搬送ローラ対16及び排紙ローラ対17へ送り込まれ、排紙トレイ18上に排出される。
原稿は、読取位置Bを通過する際に、読取位置B近傍に移動され定置されている照明ランプ3により照射され、上述したように、その反射光は、第1ミラー2、第2ミラー4、及び第2ミラー4と一体に構成された第3ミラー5を経て、レンズ6により集束され、CCD7に照射され光電変換される。
なお、ピックアップローラ12、レジストローラ対13は、図示しない給紙モータによって駆動され、搬送ドラム14、搬送ローラ15、搬送ローラ対16、排紙ローラ対17は、図示しない搬送モータによって駆動される。
また、原稿移動タイプの動作において、読取位置Cには密着イメージセンサ21が設置されている。密着イメージセンサ21は、光源であるLED等の図示しないランプ、レンズ及びセンサ素子で構成されている。原稿は、読取位置Cを通過するときに、読取位置Bで読み取られた反対の面(裏面)を読取位置Cに設置されている密着イメージセンサ21内のLEDにより照射され、その反射光は密着イメージセンサ21上のレンズにより集束され、密着イメージセンサ21上のセンサ素子を照射し、光電変換される。
なお、密着イメージセンサ21の原稿搬送路を挟んだ対向部には白色ローラ22が設置されていて、密着イメージセンサ21による読取時のシェーディング補正用白基準部材として使用される。
そして、読取位置Bに対して原稿搬送方向下流側で、排紙ローラ対17の下流直後、かつ排紙口部30上に、原稿に印字を行う印字装置であるエンドーサユニット(インプリンタ)31が設置されている。
このエンドーサユニット31は、電気熱変換体を用いて膜沸騰で記録液(インク)の液滴を吐出するサーマル型インクジェットヘッドと、このインクジェットヘッドに対するインクを保持供給するインクタンクとを一体にしたヘッド一体型カートリッジを備え、このヘッド一体型カートリッジを原稿の搬送方向と直交する方向に移動可能に設けている。
このように、印字手段として記録液(インク)の液滴を吐出して記録(印字)を行うインクジェットヘッドを用いることによって、原稿を搬送しながら印字することができるために、印字しない場合と比べても生産性が低下しないとともに、カートリッジ交換でインクを補充できるために扱いが容易になる。
原稿はエンドーサユニット31のヘッド直下を経由して搬送され、エンドーサユニット31は後述するようにホスト側のTWINドライバによって指定された印字位置に、搬送と連動した速度でインクを吐出させることで、原稿面にアルファベット文字や数字などの所要の印字を行う。
このエンドーサユニット31の一例について図2ないし図4を参照して説明する。図2は同エンドーサ装置の斜視説明図、図3は同エンドーサ装置の図2と反対側から見た斜視説明図、図4は同エンドーサ装置の側面説明図である。
エンドーサユニット31は、上述したように画像読取装置の原稿排紙部(排紙ローラ対17)の下流直後、かつ排紙口部30上に設置する。このエンドーサユニット31は、画像読取装置に取付けるベース32の表面側(画像読取装置に取り付けたときに外側になる面)に、案内部材であるスライダシャフト33が架け渡され、このスライダシャフト33にスライダ34が移動可能に装着され、このスライダ34に、原稿に印字を行なう印字手段であるカートリッジ(ヘッドユニット)35を保持したカバー36を開閉可能に保持している。
スライダ34には、カバー36を保持するキャッチ21と、スライダフリクション42が設けられている。また、カバー36には、ヘッドユニット35と、図示しない液だれ防止シャッタと、シャッタ検知センサ43と、用紙検知センサ44が設けられ、ヘッドユニット35、シャッタ検知センサ43、用紙検知センサ44からのハーネスがそれぞれ中継基板45にて統合され、中継基板45には統合されたケーブル46が接続されている。
また、ベース32の裏面側(画像読取装置に取り付けたときに内側になる面)には、制御基板51が取付けられている。この制御基板51には画像読取装置本体側と接続するためのコネクタ52を有するケーブル53が接続されている。そして、中継基板45から引き出したケーブル46の他端部側はベース32の原稿幅方向に設けた切り欠き部37を介して制御基板51に接続している。
さらに、スライダ32とカバー36とは図4に示すように回動部61を介して回動可能に連結し、カバー36を回動部61を支点として図4に示す矢示方向に開閉可能にスライダ32に保持している。そして、この開閉可能なカバー36は、スライダ32に設けられたキャッチ部37にて固定保持することによって閉状態に保持される。この実施形態ではキャッチ部37はマグネット式としているが、ラッチ式など開閉可能な状態でカバーを保持できる方式であれば良い。
ヘッドユニット35は、上述したように、記録液の液滴を吐出する記録ヘッド及び記録ヘッドに記録液を供給する記録液タンクとを一体化したものである。なお、記録ヘッドと記録液タンクを別体の構成とすることもできる。
カバー36は、内部にフレーム部39を持ち、このフレーム部39及びカバー36には前述したように液だれ防止シャッタ、シャッタ検知センサ43、用紙検知センサ44がヘッドユニット35とともに固定されている。
次に、この画像読取装置の制御部などの構成について図5のブロック図を参照して説明する。
SBU(センサボードユニット)70上のCCD7に入光した原稿の反射光は、CCD7内で光の強度に応じた電圧値を持つアナログ信号に変換される。アナログ信号は、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力される。上記アナログ画像信号は、SBU70上でアナログ処理回路(図示せず)暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビットが合成され、所定の振幅にゲイン調整された後にA/Dコンバータに入力されデジタル信号化される。
そして、デジタル化された画像信号は、SCU(スキャナコントロールユニット)71上のNIPU73で、シェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正等が行われた後、2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号、画像クロックとともにビデオ信号として出力される。NIPU73から出力されたビデオ信号は、コネクタ74を介してオプションIPU81へ出力されている。
オプションIPU81へ出力されたビデオ信号は、オプションIPU81内で所定の画像処理が行われ、再びSCU71へ入力される。再びSCU71へ入力されたビデオ信号は、セレクタ(図示せず)に入力される。また、セレクタのもう一方の入力はNIPU73から出力されたビデオ信号となっていて、オプションIPU81で画像処理するかしないかを選択できる構成となっている。
そして、図示しない上記セレクタから出力されたビデオ信号は、画像データ記憶手段(DRAM)を管理するSiBC75に入力され、DRAM80で構成される画像メモリに蓄えられる。画像メモリ80に蓄えられた画像データは、SCSIコントローラ76あるいはネットワークコントローラ82に送られ、パソコン等の外部装置へ転送される。
一方、密着イメージセンサ21で光電変換されたアナログ画像信号は、RSBU83上でデジタル変換される。デジタル化された画像信号は、RSBU83上でシェーディング補正が施された後に、RCU84へ送られる。RCU84は、DRAMで構成される画像メモリ80と画像データメモリを制御するSiBC75で構成され、画像データをいったん画像メモリ80に蓄積した後にSCU71へ転送する。RCU84からSCU71へ送られた画像データと、SCU71上のSiBC75から出力される画像データは切り替え可能となっており、いずれかの画像データを選択してSCSIコントローラ76へ転送される。
SCU71上には、CPU77、ROM78、RAM79が実装されており、CPU
77は、SCSIコントローラ76あるいはネットワークコントローラ77を制御してパソコン等の外部装置との通信を行う。また、CPU77は、ステッピングモータである走行体モータ8、図示しない給紙モータ、搬送モータのタイミング制御も行っている。ADU90は、自動原稿搬送機構(ADF)部に用いる電装部品の電力供給を中継する機能を有する。
CPU77は、ADU90を経由して入力ポートに接続されているセンサ群91により、ADF内部および原稿トレイ11上の原稿状態・原稿位置を監視する。また、CPU77は、原稿トレイ11上に載置された原稿について、所定位置に配置された2つの原稿長さサイズセンサ(図示せず)と、原稿トレイ11上で原稿左右方向に原稿束を規制するサイドフェンス(図示せず)に配置された2つの原稿幅サイズセンサ(図示せず)の状態から、原稿がトレイ上に載置された時点で原稿サイズを判定する。
SCU71上のCPU77に接続されている入力ポートは、IOB94を介して本体操作パネル95に接続されている。本体操作パネル95上にはスタートスイッチ(図示せず)とアボートスイッチ(図示せず)と、LED(図示せず)が実装されている。それぞれのスイッチが押下されると入力ポートを介してCPU77はスイッチがONされたことを検出する。また、LEDには装置の状態を表示する。
エンドーサユニット(インプリンタ)31は、SCU(メイン制御基板)71より送信された文字情報を元に制御基板(エンドーサ基板)51でインク吐出パターンへ変換し、カートリッジ(ヘッドユニット)35へ電圧を供給する。ヘッドユニット35は、内部のサーマル型ヘッドがエンドーサ基板51からの電圧印加により加熱され、吐出口からインク滴を吐出して、搬送される原稿に対して、アルファベット文字、数字、記号などの所要の画像を印字する。
次に、この画像読取装置を含むシステムについて図6を参照して説明する。
上述した画像読取装置100は、例えばSCSIケーブル101を介して、外部装置であるパーソナルコンピュータ(ホスト)102と接続されている。画像読取装置100は、パーソナルコンピュータ102のソフトウェア(プログラム)として搭載される本発明に係る画像読取装置用ドライバであるTWAINドライバ103からの指示により原稿をスキャンし、画像データをパーソナルコンピュータ102に転送し、エンドーサユニット31で原稿の指定された印字位置に対する印字を実施する。
使用者は、ホスト102のTWAINドライバ103に対して、読み取り解像度等の各種読み取り条件、及び画像読取装置の印字手段を構成するエンドーサユニット31で原稿のどの位置に印字を行うか(印字位置)を指定することで、希望の画像を得、画像を得た印として原稿への印字を行わせることができる。
このように、画像読取装置用ドライバであるTWAINドライバ103によって、画像読取装置100の対し、原稿に対してエンドーサユニット31で印字する印字位置を指定できるようにすることで、原稿の任意の位置に確認済などの所要の印字を行うことができる。
そこで、上記した本発明に係るドライバであるTWAINドライバ103がコンピュータに行わせる処理について図7を参照して説明する。
TWAINドライバ103は、ホスト102のコンピュータを通じて表示部に図7に示す印字設定画面200を表示させる。
この印字設定画面200では、ラジオボタン201により、印字基準を原稿先端するか、原稿後端とするかを選択指定することができる。また、ドロップダウンリスト202はその下のエディットボックス203に入力された数値が、ラジオボタン201によって選択された基準からどこまでの距離を示すかを選択するもので、本実施形態では、図示の「印字開始位置が」と、図示されていない「印字終了位置が」のいずれかを選択できるようになっている。エディットボックス204は、エンドーサユニット31により原稿に印字する文字列を任意に指定するためのものであり、最大40文字までの範囲で指定可能である。
使用者が印字設定画面200を使用する場合、図示しないがTWAINドライバ103上の「印字設定」ボタンを選択する。この段階では、TWAINドライバ103上には、読み取り解像度、ADFを使用するか、等の各種読み取り条件が設定済みである。
使用者が「印字設定」ボタンを選択すると、TWAINドライバ103は、画像読取装置100に原稿トレイ11上に載置されている原稿のサイズを問い合わせ、原稿サイズ値が画像読取装置100からTWAINドライバ103に通知される。その後、TWAINドライバ103は、印字設定画面200を表示する.
そして、印字設定画面200では、使用者はエディットボックス204に、印字文字列を入力する。次に、ラジオボタン201により、指定する印字位置の基準を選択する。使用者が「原稿先端」を選択すると、ドロップダウンリスト202のデフォルト選択が「印字開始位置が」に変更される。また、使用者が「原稿後端」を選択すると、ドロップダウンリスト202のデフォルト選択が「印字終了位置が」に変更される。デフォルト選択されたものは、使用者の意思で違うものに再選択、変更できる。また、使用者は、エディットボックス203により、印字開始位置もしくは印字終了位置を数値で指定する。
その後、使用者は、設定に問題がないことを確認後、OKボタン205により設定を確定できる。また、キャンセルボタン206により印字設定画面での変更を破棄できる。
このようにしてTWAINドライバ103で指定された印字位置に関する情報は、画像読取装置100に与えられ、画像読取装置100はインプリンタ(エンドーサユニット)31を駆動制御して読取位置Bを通過後の原稿の指定された印字位置に所要の印字を行う。
ところで、画像読取装置では、印字品質が悪化するため、先端基準及び後端基準にかかわらず、原稿先端から所定の範囲(先端近傍)と原稿後端から所定の範囲(後端近傍)には印字が適していないことがある。この実施形態の画像読取装置では、原稿先端20mmと、原稿後端43mmへの印字が適していない。
また、後端基準の場合は、原稿トレイ11上の原稿を分離・給紙開始後、ADF内の所定位置に配置されているレジストセンサ91A(図5参照)を原稿後端が通過し、原稿後端位置を把握するまでの間は原稿への印字開始ができない。そのため、後端基準では、レジストセンサ91Aからエンドーサユニット31の印字ヘッド位置までの距離(例えば250mm)が印字可能範囲となり、それより先端側には印字できない。また、1文字あたりの印字長さは2.4mmである。
このような条件のもとで、例えば、A4タテ原稿(297mm)とA5ヨコ原稿(148mm)に対する印字可能範囲と最大印字可能文字数は、次のとおりとなる。
A4タテ原稿(297mm)
先端基準:先端20mmから後端43mmまでの間、最大40文字
後端基準:後端250mmから後端43mmまでの間、最大40文字
A5ヨコ原稿(148mm)
先端基準:先端20mmから後端43mmまでの間、最大40文字
後端基準:先端20mmから後端43mmまでの間、最大35文字
そこで、使用者がこの条件を満たさない設定をしようとした場合、TWAINドライバ103は警告メッセージを表示し、印字位置として設定できないことを使用者に通知する。このように、印字不可能な範囲や印字品質がよくない原稿位置への印字を事前に防止することができ、使用者が望まない結果(代替のない原稿への低品質の印字など)になることを防止できるようになる。
より好ましくは、エディットボックス204で最大文字数を越える入力は受け付けないのがよい。また、印字位置指定のエディットボックス203の代わりに、スライダを使用し、設定可能範囲の上下限が自動設定されるようにすることが好ましい。
また、設定が面倒な使用者のためには、複数の設定を組み合わせ、より簡易的に選択可能な手段を設けるのも好ましい。
使用者がTWAINドライバ103に対して設定した読み取り条件、印字設定はSCSIコマンドを使用して画像読取装置100に伝えられる。このとき、ドロップダウンリスト202で、「印字終了位置が」が選択されている場合は、文字のサイズ(1文字2.4mm)と、エディットボックス204で指定された文字の数Nから、2.4×Nの距離だけ先端側にずらすことで印字開始位置に換算され、画像読取装置100に通知される.
画像読取装置100は、ADF内の読み取り位置より上流にあるレジストセンサ91Aが原稿を検出している時間内のステッピングモータへの出力パルス数をカウントすることで、原稿先端のレジストセンサ91からの搬送距離Wを検出する。また、レジストセンサ91Aが原稿を検出し終わったときからのステッピングモータへの出力パルス数をカウントすることで、原稿後端のレジストセンサ91Aからの搬送距離Xを検出する。レジストセンサ91Aからエンドーサユニット31の印字ヘッド位置までの距離Yはメカレイアウト上固定である。
したがって、印字開始のタイミングは、次のようにして決定することができる。
先端基準で、印字位置をBで指定:レジストセンサ91Aが原稿を検出し始めてからの搬送距離W=Y+Bになったとき
後端基準で、印字位置をCで指定:レジストセンサ91Aが原稿を検出し終わってからの搬送距離X=Y−Cになったとき
なお、上記実施形態では画像読取装置用ドライバ(プログラム)によって画像読取装置の印字手段による印字位置を指定する構成で説明したが、画像読取装置自体に印字手段による印字位置を指定する手段を備える構成とすることもできる。
本発明に係る画像読取装置用ドライバによって制御される画像読取装置の一例の全体構成の概要を示す説明図である。 同エンドーサ装置の斜視説明図である。 同エンドーサ装置の図2と反対側から見た斜視説明図である。 同エンドーサ装置の側面説明図である。 同画像読取装置の制御部の一例を示すブロック図である。 同画像読取装置を含むシステムの一例を説明する説明図である。 本発明に係る画像読取装置用ドライバがコンピュータに行わせる印字位置の指定に関する処理の説明に供する説明図である。
符号の説明
11…原稿トレイ
12…ピックアップローラ
13…レジストローラ対
14…搬送ドラム
15…搬送ローラ
16…搬送ローラ対
17…排紙ローラ対
18…排紙トレイ
31…エンドーサユニット(印字手段)
100…画像読取装置
102…ホスト(パーソナルコンピュータ)
103…TWAINドライバ(画像読取装置用ドライバ)

Claims (10)

  1. 原稿搬送手段により搬送される原稿の画像を読み取るとともに、前記原稿に印字を行う印字手段を備える画像読取装置において、前記印字手段で印字する印字位置を指定する手段を備えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、印字の基準端として原稿先端又は原稿後端を選択的に指定可能であることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2に記載の画像読取装置において、前記基準端から印字開始位置までの長さを指定可能であることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項2に記載の画像読取装置において、前記基準端から印字終了位置までの長さを指定することを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置において、前記原稿が予め定めた特定位置から搬送された距離、前記特定位置から前記印字手段までの距離及び指定された印字位置に基づいて印字開始タイミングを決定することを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像読取装置において、前記原稿の先端近傍及び後端近傍を印字位置として指定できないことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置において、前記原稿のサイズに基づいて印字位置として指定可能な範囲を変更することを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像読取装置において、前記印字手段による印字は前記原稿を搬送しながら行うことを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像読取装置において、前記印字手段は記録液の液滴を吐出して画像を印字する手段であることを特徴とする画像読取装置。
  10. 原稿搬送手段により搬送される原稿の画像を読み取るとともに、前記原稿に印字を行う印字手段を備える画像読取装置を制御するための画像読取装置用ドライバにおいて、前記画像読取装置の印字手段による印字位置を指定するための処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画像読取装置用ドライバ。
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