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JP2016063260A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読取動作の終了後にユーザによる原稿の取り忘れを防ぐための構成を簡易に実現する画像形成装置を提供する。【解決手段】原稿に対して実行される処理として複写処理が指定されたか否かを判定する。複写処理が指定されたと判定された場合に、読取が行われた原稿が除去されたかを判定し、複写処理が指定されていないと判定されていない場合には、読取が行われた原稿が除去されたか否かを判定しない。また、原稿が除去されたと判定された場合に、読取により生成された画像データに基づき画像を出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機能、ファクスなどの画像送信機能を有する画像形成装置、制御方法およびプログラムに関する。
オペレータが複写機などの原稿読取部を備えた画像形成装置に原稿をセットし、複写処理等を実行した際、処理完了後に原稿を取り忘れてしまい、そのまま原稿が置き去りにされてしまうケースがあった。従来より、複写処理などが終了した後、所定時間が経過しても原稿が取り除かれない時には警告音を発して原稿の取り忘れをオペレータに報知する複写機が知られている。特許文献1には、処理動作が終了した後に原稿と対応する記録紙が取り除かれているのにも関わらず、原稿が取り除かれないまま所定時間が経過した場合に警告信号を発する構成が記載されている。また、特許文献2には、読取動作が終了した後、ADFユニットのヒンジ部をモータ駆動で自動で開く構成が記載されている。
特開平12−250361号公報 特開2010−219981号公報
しかしながら、警告音等による注意喚起では、オペレータが難聴者の場合やヘッドフォンで音楽を聴いている場合に気付かずに印刷物を取り、原稿を取り除かないままその場を離れてしまう可能性がある。また、自動的にADFが開く構成の場合、原稿の取り忘れは防ぐことが出来るが、装置が複雑な構成になってしまう。
また、複写処理の場合、オペレータは印刷物を受け取ったことで作業が終わったと思うため、原稿を取り忘れる可能性が、ファクス機能や原稿画像を取り込むだけの送信機能に比べて高い。ファクス機能や原稿画像を取り込むだけの送信機能を使用する場合、原稿を取らないと手ぶらで装置を離れることになるので、原稿を取り忘れる可能性は低いと考えられる。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、原稿に対して行われる処理が複写処理であるか、若しくはそれ以外の処理であるかを判別し、複写処理である場合に、読取動作の終了後にユーザによる原稿の取り忘れを防ぐための構成を簡易に実現する画像形成装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、原稿に対して実行される処理として複写処理が指定されたか否かを判定する第1の判定手段と、前記原稿を光学的に読み取って画像データを生成する読取手段と、前記第1の判定手段により前記複写処理が指定されたと判定された場合に、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定し、前記第1の判定手段により前記複写処理が指定されていないと判定された場合に、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定しない第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記原稿が除去されたと判定された場合に、前記読取手段により生成された前記画像データに基づき画像を出力する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、読取動作の終了後にユーザによる原稿の取り忘れを防ぐための構成を簡易に実現することができる。
画像形成装置の外観を示す図である。 自動原稿給紙装置の構成を示す図である。 制御系のブロック構成を示す図である。 記録制御処理を示すフローチャートである。 S404において表示されるメッセージを示す図である。 記録制御処理を示す他のフローチャートである。 S601において表示される選択画面を示す図である。 記録制御処理を示す他のフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、画像形成装置の外観を示す図である。本実施形態において、画像形成装置として、例えば、読取機能と印刷機能とを備える複写機が用いられる。画像形成装置100は、画像読取装置104と画像形成部112を有する。画像読取装置104は、筐体の天面に位置した透明ガラスである原稿台ガラス101及び原稿スケール102が設置された原稿台103の下部に位置し、図2の原稿読取部211として、原稿画像を光学的に読み取る照明光学系及び撮像素子を備えている。画像形成部112は、画像読取装置104の下部に位置し、給紙カセット105と、画像データにより変調されたレーザ光に基づく感光体ドラムに対する帯電、露光、現像などの画像形成プロセスを実行する画像形成プロセス処理部とを備えている。また、画像形成部112は、給紙カセット105から給紙され、画像形成プロセス処理部で形成されたトナー画像が転写されたシートを定着する定着処理部を備えている。画像形成プロセス処理部は、上記のような電子写真記録方式ではなく、例えば、記録ヘッドに搭載されたノズルからインク滴を記録媒体上に吐出して記録を行うインクジェット記録方式により記録を行う構成でも良い。
原稿台103には、原稿台ガラス101に載置された原稿を押圧する原稿カバー106がヒンジ機構108により開閉自在に取付けられ、且つ、原稿カバー106の開状態または閉状態を検出するための原稿カバー開閉検出スイッチ107が設けられている。また、原稿カバー106は、図2に示すような、原稿を自動で給紙して搬送させる自動原稿給紙装置(ADF:AutoDocumentFeeder)である場合もある。その場合、ADFは、原稿台103の上部にヒンジ開閉式で取り付けられる。ADFによる原稿搬送において、トレイ201上の原稿は、ピックアップローラ202により1枚ずつピックアップされる。ピックアップローラ202によりピックアップされた原稿は、原稿検知スイッチ203により検知された後、給紙ローラ204により内部に給紙される。給紙ローラ204により給紙された原稿は、レジストローラ206の手前に到達する。
レジスト前スイッチ205は、レジストローラ206の手前に到達したことを検知するセンサであり、レジストローラ206は、原稿を所定の原稿読取位置まで搬送するためのローラである。即ち、給紙ローラ204により給紙された原稿は、レジスト前スイッチ205によりレジストローラ206の手前に到達したことが検知され、所定のタイミングでレジストローラ206により原稿読取位置に搬送される。また、レジストローラ206と原稿読取位置との間には、レジストローラ206から原稿読取位置への原稿の搬送を補助する補助ローラ207が設けられている。レジストローラ206により原稿読取位置上に搬送された原稿は、ADF200に隣接する原稿読取部211により読み取られる。また、読取が終了した原稿は、排紙部に排紙される。排紙された原稿は、排紙口の原稿有無の検出結果を示す信号を出力するセンサ210により検出される。例えば、センサ210が原稿の存在を示す信号を出力し(ハイレベル)、その後、原稿の存在を示す信号を出力しなくなった(ローレベル)場合に、その信号のレベル変化により、原稿が取り除かれたと判定される。
原稿読取部211の構成について説明する。原稿読取部211は、光源213を備えた走査ユニット212を含む。走査ユニットは、副走査方向(図面中、左右方向)に移動可能であり、原稿台103上にセットされた原稿を読み取る場合には、副走査方向に移動しながら読取を行う。ここで、副走査方向と交差する方向を主走査方向と呼ぶ。また、ADFからの給紙された原稿を読み取る場合には、走査ユニット212は、図2に示す位置に停止し、読取位置上を搬送される原稿を読み取る。
原稿からの反射光は、ミラー214〜216を含む光学系により、集光レンズ217を介してイメージセンサ218まで導かれる。図2においては、CCD読取方式の原稿読取部211が示されているが、ミラー214〜216がない構成であるCIS読取方式の構成であっても良い。
画像読取装置104の正面には、操作パネル111が設けられている。操作パネル111は、キー入力部109と表示部110を含む。キー入力部109は、複写(コピー)などのジョブの種類を選択するためのモード選択キーを含む。また、キー入力部109は、用紙サイズ、露光レベル、枚数など画像形成プロセス条件を選択するためのプロセス条件選択キーと、ジョブの開始を指示するプリントキーなどの各種機能が割付けられたキーとを含む。また、表示部110は、キー入力部109の入力状態や、オペレータ(ユーザ)へのメッセージ、設定画面などを表示する液晶パネルを含む。
図3は、複写機100の制御系のブロック構成を示す図である。複写機100の制御系には、第1制御部300と第2制御部301が含まれる。第1制御部300は、メインCPU302、ROM303、RAM304、画像入出力バッファ305を含む。第2制御部301は、システムCPU306、ROM307、RAM308、第1入出力バッファ309、第2入出力バッファ310を含む。メインCPU302は、例えば、画像読取装置104により読み取られて生成された原稿読取データや、不図示の通信ラインを介して外部のホストコンピュータ等から入力された画像データに対する入出力変換処理を実行する。入出力変換処理とは、原稿読取データや画像データ(以下、原稿読取データを代表例とする)を画像形成プロセス処理部で処理可能なデータに変換するための画像処理であり、例えば、色空間変換処理やガンマ補正処理である。ROM303は、メインCPU91の実行プログラムを記憶し、RAM311は、原稿読取データを記憶する。画像入出力バッファ305は、画像読取装置104により読み取られた原稿読取データなどを入力するとともに、メインCPU302で入出力変換処理された原稿読取データを画像形成プロセス処理部に出力する。メインCPU302〜画像入出力バッファ305は、内部バス311を介して相互に接続されている。
システムCPU306は、例えば、キー入力の受付処理、画像形成プロセス処理、メッセージ表示処理を実行する。ROM307は、システムCPU306の実行プログラムを記憶し、RAM308は、各種のプロセス制御データを記憶する。第1入出力バッファ309は、操作パネル111に設けられたキー入力部109からの操作情報や原稿カバー開閉検出スイッチ107からの検出信号を入力する入力ポートを含む。また、第1入出力バッファ309は、表示部110に表示されるメッセージ情報や、表示メッセージの拡大や点滅表示等といったメッセージ表示形態情報などを出力する出力ポートを含む。第2入出力バッファ310は、画像形成部の給紙/排紙系の駆動エレメント、露光用レーザ・帯電・ポリゴンモータなどの画像形成プロセス処理部のエレメントに対する駆動信号を出力する出力ポートを含む。また、第2入出力バッファ310は、ヒータなどの定着処理のエレメント、駆動系のエレメントに対する駆動信号を出力する出力ポートを含む。また、第2入出力バッファ310は、上記各エレメントからのプロセス情報などを入力する入力ポートを含む。システムCPU306〜第2入出力バッファ310は、内部バス312を介して相互に接続されている。
本実施形態の動作は例えば、メインCPU302がROM303に記憶されたプログラムをRAM304に読み出して実行することで、又は、システムCPU306がROM307に記憶されたプログラムをRAM308に読み出して実行することで実現される。若しくは、メインCPU302とシステムCPU306が協調することにより実現されても良い。以下、メインCPU302とシステムCPU306を総称して、単にCPUと呼ぶ。
複写機100における画像の記録(印刷)では、まず、原稿読取部211で読み取られた原稿読取データを画像入出力バッファ305から読込み、ROM304に記憶された実行プログラムをメインCPU302が実行することにより所定の画像処理を実行する。画像処理は、例えば、色変換処理、ガンマ補正処理、記録ヘッドのノズル等に合わせたデータ変換処理、拡大縮小や回転処理である。そして、システムCPU306は、第2入出力バッファ310を介して画像プロセス処理部、画像形成部の各エレメントを駆動し、画像処理後の原稿読取データに基づいて画像を記録媒体上に形成して出力させる。
複写機100において、システムCPU306がROM307に記憶されている実行プログラムを実行することにより、第1入出力バッファ309に蓄積されているメッセージ情報や、メッセージ表示形態情報に従ったメッセージを表示部110に表示する。本実施形態においては、原稿台103の原稿台ガラス上101にセットされた原稿をユーザが取り忘れないように、表示部110に警告メッセージが表示される。システムCPU306は、第1入出力バッファ309への原稿カバー開閉検出スイッチ107からの検出信号や、画像入出力バッファ305へ入力される原稿読取データに応じて、メッセージ内容やメッセージの表示形態を変更可能である。
図4は、印刷制御処理を示すフローチャートである。S401において、CPUは、オペレータが原稿台ガラス101にセットしてスタートキーを押下した操作を検出する。S402において、CPUは、ユーザが複写処理を選択(指定)したか否かを判定する。ユーザが複写処理を選択した場合(S402のYes)、S403において、CPUは、原稿台ガラス101にセットされた原稿画像を光学的に読み取るよう原稿読取部を制御する。S404において、CPUは、原稿台ガラス101上の原稿読取領域を読み取ると、原稿読取部による読取処理を終了する。
S405において、CPUは、操作パネル111の表示部110に、読取を終了した原稿を原稿台ガラス101上から除去することを促すメッセージを表示する。図5は、S405において表示されるメッセージの一例を示す図である。
S406において、CPUは、原稿カバー開閉検出スイッチ107からの検出信号により、原稿カバー106が開かれたか否かを判定する。ここで、開かれたと判定された場合には、S407において、CPUは、S405で表示されたメッセージを消去し、排紙部にコピーされた印刷物を出力する。つまり、本実施形態においては、原稿カバー106が開かれたということにより、ユーザが原稿を除去したと判定する。一方、開かれていないと判定された場合には、S406の処理を繰り返す。つまり、CPUは、S405で表示されたメッセージをそのまま継続して表示するとともに、印刷物の出力を行わない。
S402において、ユーザが複写処理を選択していない場合(ファクス処理などの送信機能を選択した場合)、S408において、CPUは、送信画像を得るためのスキャンを開始し、S409でスキャンが終了したら、S410でCPUは画像を送信する。つまり、CPUは、複写処理を選択していない場合には、S406の判定処理を行わないように制御する。送信機能の場合は、ユーザが原稿を取り忘れる可能性が低いので、原稿が除去されたかどうかの判定を行わないようにし、画像形成処理の処理効率の低下を防いでいる。
図4に示す処理により、読取が行われた原稿が除去されたと判定された場合に、原稿読取データに基づいて印刷された用紙を出力し、原稿が除去されていないと判定された場合には、印刷された用紙を出力しない。そのような構成により、ユーザによる原稿の取り忘れを防ぐ構成を容易に実現することができる。以上では、ユーザが原稿を除去したと判定されると、記録媒体上への画像形成プロセスの実行を開始している。しかしながら、記録媒体上への画像形成プロセスまでは行っておき、印刷物の排紙処理を、ユーザが原稿を除去したと判定された後に行うようにしても良い。
図6は、印刷制御処理を示す他のフローチャートである。S601において、CPUは、操作パネル111の表示部110に、セキュリティ保護モードによりコピーを行うか、若しくは、セキュリティ保護をしないモードによりコピーを行うかをユーザに選択させる画面を表示する。図7は、S601において表示される選択画面の一例を示す図である。図7に示す「セキュリティ保護コピー」は、セキュリティ保護モードに対応し、「通常コピー」は、セキュリティ保護をしないモードに対応する。CPUは、上記のいずれのモードがユーザにより選択されたかを示す操作情報をRAM308等の記憶領域に保持する。S602〜S604は、図4のS401〜S403における説明と同じである。
S605において、CPUは、S601においてされたモードがセキュリティ保護モードであるか否かを判定する。ここで、セキュリティ保護モードであると判定された場合にはS606に進み、セキュリティ保護モードでない(図7の「通常コピー」)と判定された場合にはS608に進む。S608において、CPUは、通常のコピー動作に従って、原稿読取データに基づいて原稿画像の印刷処理を行う。
S606及び607は、S404及びS405における説明と同じである。S607の処理後は、上述のS608に進む。
図6に示すような処理を行うことにより、セキュリティ保護モードが設定された場合には、読取が行われた原稿が除去されたか否かの判定が行われる。そのような構成により、個人情報等、セキュリティを保護する必要がある情報を含む原稿の取り忘れを確実に防ぐことができる。
図8は、印刷制御処理を示す他のフローチャートである。S801〜S806は、図6のS601〜S606における説明と同じである。S806でCPUが、操作パネル111の表示部110に、読取を終了した原稿を原稿台ガラス101上から取り除くことを促すメッセージを表示すると、S807に進む。
S807において、CPUは、原稿の読取が原稿台ガラス101上にセットされた原稿に対して行われた、いわゆる固定読みか否かを判定する。ここで、原稿台ガラス101上にセットされた原稿に対して行われなかった場合とは、例えば、ADF(給紙部)により原稿が1枚ずつ原稿読取部の読取位置まで給紙されながら連続的に読み取る、いわゆる流し読みの場合である。S807で原稿の読取が原稿台ガラス101上にセットされた原稿に対して行われたと判定された場合にはS808に進み、原稿台ガラス101上にセットされた原稿に対して行われなかったと判定された場合にはS809に進む。S808及びS810は、図6の607及びS608における説明と同じである。
S809において、CPUは、センサ210からの検出信号により、ADFの排紙部における原稿の有無を判定する。ここで、原稿がないと判定された場合には、S810に進む。一方、原稿があると判定された場合には、S806の処理を繰り返す。つまり、CPUは、S806で表示されたメッセージをそのまま継続して表示するとともに、印刷物の出力を行わない。例えば、S809では、CPUは、センサ210からの検出信号が、原稿ありを示すレベルから原稿なしを示すレベルに変化したことを検出した場合に、原稿がないと判定する。
以上のように、本実施形態では、オペレータが原稿の読取りを行った後に原稿を画像形成装置に置き忘れることを確実に防ぐ構成を簡易に実現することができる。図4、図6、図8においては、S405、S607、S808の判定後に、印刷物の出力が行われる。ここでの印刷物の出力とは、記録媒体への画像の形成を行う記録処理を含んでも良い。若しくは、各ステップの判定前に、記録媒体への画像の形成(画像形成プロセス)を行っておき、判定後に出力を行うようにしても良い。
302 メインCPU、303 ROM、304 RAM、306 システムCPU、307 ROM、308 RAM

Claims (9)

  1. 原稿に対して実行される処理として複写処理が指定されたか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記原稿を光学的に読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記第1の判定手段により前記複写処理が指定されたと判定された場合に、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定し、前記第1の判定手段により前記複写処理が指定されていないと判定された場合に、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定しない第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記原稿が除去されたと判定された場合に、前記読取手段により生成された前記画像データに基づき画像を出力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像データに基づいて記録媒体に前記画像を記録する記録手段、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第2の判定手段により前記原稿が除去されたと判定された場合に、前記記録手段により前記画像が記録された前記記録媒体を出力し、前記第2の判定手段により前記原稿が除去されていないと判定された場合に、前記記録手段により前記画像が記録された前記記録媒体を出力しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記読取手段は、原稿台ガラス上に置かれた原稿を走査して読み取り、
    前記第2の判定手段は、前記原稿台ガラスを覆うカバーの操作の検出により、前記原稿が除去されたと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記読取手段は、給紙部から給紙され読取位置上を搬送される前記原稿を読み取り、
    前記第2の判定手段は、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が排紙される排紙部における前記原稿の有無の検出結果に基づいて、前記原稿が除去されたと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置の所定のモードの設定を受け付ける受付手段、をさらに備え、
    前記受付手段により前記所定のモードの設定を受け付けた場合に、前記第2の判定手段は、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定のモードは、セキュリティを保護するためのモードであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記原稿に対して実行される処理として、前記原稿の読取データを外部に送信する処理が指定された場合に、前記第1の判定手段は、前記複写処理が指定されていないと判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 原稿を光学的に読み取って画像データを生成する読取手段を備える画像形成装置において実行される制御方法であって、
    原稿に対して実行される処理として複写処理が指定されたか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程において前記複写処理が指定されたと判定された場合に、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定し、前記第1の判定工程において前記複写処理が指定されていないと判定された場合に、前記読取手段による読取が行われた前記原稿が除去されたか否かを判定しない第2の判定工程と、
    前記第2の判定工程において前記原稿が除去されたと判定された場合に、前記読取手段により生成された前記画像データに基づき画像を出力する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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