JP4457616B2 - 印刷装置、印刷方法及び印刷システム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、レイアウト部の処理するデータ量を少なくし、印刷装置の印刷速度を速くすることを目的とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
前記RGB系の画像データに基づいて、この画像データの画像をレイアウトしたRGB系の画像データを生成するレイアウト部と
を備え、
前記データ変換部は、前記レイアウト部によって生成されたRGB系の画像データをCMYK系の画像データに変換し、
この変換されたCMYK系の画像データに基づいて、レイアウトされた前記画像を媒体に印刷することを特徴とする印刷装置。
前記RGB系の画像データに基づいて、この画像データの画像をレイアウトしたRGB系の画像データを生成するレイアウト部と
を備え、
前記データ変換部は、前記レイアウト部によって生成されたRGB系の画像データをCMYK系の画像データに変換し、
この変換されたCMYK系の画像データに基づいて、レイアウトされた前記画像を媒体に印刷する印刷装置であって、
前記レイアウト部がレイアウトを行うときの前記RGB系の画像データの解像度は、前記CMYK系の画像データの解像度よりも、小さく、
前記画像を前記媒体にレイアウトしないで印刷する場合、前記データ変換部は前記RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換し、この変換されたCMYK系の画像データに基づいて、前記画像を媒体に印刷し、
前記印刷装置は、原稿から画像を読み取るスキャナ部を更に備え、前記データ変換部は、スキャナ部から受け取ったデータに基づいて前記RGB系の画像データを生成するユニットを有し、
前記印刷装置は、複数のノズルを備えた移動可能なヘッドを更に備え、前記データ変換部は、CMYK系の画像データから、各ノズルに対応させて並び替えたヘッド駆動データに変換するユニットを有し、
前記データ変換部は、前記レイアウト部によって生成されたRGB系の画像データの大きさを変換するリサイズユニットを有し、
前記データ変換部が処理する前記画像データを記憶する第1記憶部と、前記データ変換部と前記第1記憶部との間において前記画像データを受け渡す第1経路と、前記レイアウト部が処理する前記画像データを記憶する第2記憶部と、前記第1経路とは別に設けられ、前記レイアウト部と前記第2記憶部との間において前記画像データを受け渡す第2経路とを更に有し、
前記画像を前記媒体にレイアウトしないで印刷する場合、前記第2経路を用いずに、前記データ変換部が前記RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換し、
前記データ変換部は、前記第1記憶部の画像データを前記第1経路を介さずに前記第2記憶部へ伝送するユニットを有し、
前記レイアウト部は、前記画像を複数配置してレイアウトしたRGB系の画像データを生成し、
前記レイアウト部は、前記画像を回転させてレイアウトしたRGB系の画像データを生成し、
前記レイアウト部は、汎用的なユニットであり、前記データ変換部は、専用的なユニットである
ことを特徴とする印刷装置。
前記RGB系の画像データに基づいて、この画像データの画像をレイアウトしたRGB系の画像データを生成し、
この生成されたRGB系の画像データを、前記データ変換部を用いて、CMYK系の画像データに変換し、
この変換されたCMYK系の画像データに基づいて、レイアウトされた前記画像を媒体に印刷することを特徴とする印刷方法。
前記印刷装置は、
RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換するデータ変換部と、
前記RGB系の画像データに基づいて、この画像データの画像をレイアウトしたRGB系の画像データを生成するレイアウト部と
を備え、
前記データ変換部は、前記レイアウト部によって生成されたRGB系の画像データをCMYK系の画像データに変換し、
この変換されたCMYK系の画像データに基づいて、レイアウトされた前記画像を媒体に印刷することを特徴とする印刷システム。
これにより、レイアウト部の処理するデータ量を少なくし、印刷装置の印刷速度を速くすることができる。
図1〜図5を参照して本実施の形態に係る記録装置の概略構成について説明する。図1は本実施の形態に係る記録装置の概略構成を示した斜視図、図2はスキャナ部10のカバーを開いた状態を示す斜視図、図3は記録装置の内部構成を示す説明図、図4はプリンタ部の内部を露出させた状態を示す斜視図、図5は操作パネル部の一例を示す図である。本実施形態の記録装置は、原稿画像を入力するためのスキャナ機能、画像データに基づいて画像を用紙等の媒体に印刷するプリンタ機能、スキャナ機能により入力した画像を用紙等に印刷するローカルコピー機能を有するスキャナ・プリンタ・コピー複合装置(以下、SPC複合装置という)である。
図5に示すように、操作パネル部70は、そのほぼ中央に液晶ディスプレイ72を備えている。液晶ディスプレイ72は、7行16桁の全角文字表示が可能であり、また、画像の表示も可能である。液晶ディスプレイ72の表示内容は、設定項目や設定状態、動作状態等に応じて変化する。
スキャナ部10は、原稿5が載置される原稿台ガラス12と、原稿台ガラス12に載置された原稿5の読み取り面を原稿台ガラス12側に押圧するための原稿台カバー14と、原稿台ガラス12を介して対向し原稿5と一定の間隔を保ちながら原稿5に沿って走査する読取キャリッジ16と、読取キャリッジ16を走査するための駆動手段18と、読取キャリッジ16を安定した状態にて走査させるための規制ガイド20とで構成されている。
プリンタ部30は、カラー画像の出力が可能な構成であり、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色インクを、印刷用紙等の媒体上に吐出してドットを形成することによって画像を形成するインクジェット方式を採用している。なお、色インクとして、上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダークイエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
図8は、印刷ヘッド38の下面381におけるノズルの配列を示す説明図である。
印刷ヘッド38の下面381には、ブラックインクノズル列33(K)と、シアンインクノズル列33(C)と、マゼンタインクノズル列33(M)と、イエローインクノズル列33(Y)が形成されている。各ノズル列33は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを複数個(本実施形態では10個)備えている。
次に、印刷ヘッド38の駆動について、図9を参照しつつ説明する。図9は、ヘッドコントロールユニット68(図10)内に設けられた駆動信号発生部の構成を示すブロック図である。
図10は、制御回路50の一例を示すブロック図である。
インターレース処理ユニット62は、1ラスタライン(印刷画像における主走査方向の1ライン)を複数回の書込キャリッジ36の走査にて印刷する所謂オーバーラップ印刷する際には、1ラスタラインのCMYKのデータを書込キャリッジ36の走査毎に印刷するデータに振り分けてオーバーラップ印刷対応データ(以下、OL対応データという)を生成する機能を有する。生成されたOL対応データは、ASIC用SDRAM69のインターレースバッファ693に記憶される。
イメージバッファユニット64では、インターレース処理ユニット62から送出されたデータを、書込キャリッジ36の走査毎の各ノズルにインクを吐出させるためのヘッド駆動データを生成する機能を有する。
ヘッドコントロールユニット68は、CPU54の制御によりヘッド駆動データに基づいて印刷ヘッド38を駆動しノズルからインクを吐出させる機能を有する。
<スキャナ機能時について>
制御ASIC51のUSBIF52に接続されたホストコンピュータ3から、スキャナユニット10による画像読み取り指令信号と、読み取り解像度、読み取り領域等の読み取り情報データとが制御回路50に送信される。制御回路50では、CPU54により画像読み取り指令信号と読み取り情報データとに基づいて、スキャナコントロールユニット58が制御され、スキャナユニット10による原稿5の読み取りが開始される。このとき、スキャナコントロールユニット58では、ランプ駆動ユニット、CCD駆動ユニット、読取キャリッジ走査駆動ユニット等が駆動され、所定の周期にてCCDセンサ28からRGBデータが読み込まれる。読み込まれたRGBデータは、ASIC用SDRAM69に割り振られたラインバッファ691に一旦蓄えられ、R、G、Bの各データのライン間補正処理が施され、USBIF52を介してホストコンピュータ3に送出される。ライン間補正処理とは、スキャナ部10の構造上発生するR、G、Bの各リニアセンサ間の読み取り位置のズレを補正する処理である。詳述すると、スキャナユニット10が有するCCDセンサ28は、カラーセンサでありR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色に対し色毎に1ラインずつのリニアセンサを有している。これら3本のリニアセンサは、読取キャリッジ16の走査方向に平行に並べられているため、原稿5の同一ラインに照射された反射光を同時に受光することができない。すなわち、原稿5の同一ラインに照射された反射光が各リニアセンサに受光される際には、時間的なズレが生じることになる。このため、リニアセンサの配列に伴う遅延時間分だけ遅れて送られてくるデータを同期させるための処理である。
プリンタ機能時には、制御ASIC51のUSBIF52に接続されたホストコンピュータ3のプリンタドライバにて、印刷すべき画像データをSPC複合装置1のプリンタ部30にて印刷することが可能なヘッド駆動データに変換されてUSBIF52から入力される。このヘッド駆動データは、例えば、インターレース方式の印刷をする場合には、印刷する画像の解像度と書込キャリッジ36のノズル列33が有するノズルのピッチ及び数に対応させたラスタデータを抽出し、書込キャリッジ36の走査毎に印刷する順に並び換え、印刷ヘッド38を駆動するための信号となるデータである。
次に、コピー機能時におけるデータの流れを説明する。ここでは、通常のコピー動作時のデータの流れのみを説明し、リピート印刷方式等のようなレイアウト処理が必要な方式については後述する。
イメージバッファユニット64では、SRAM621の容量により細かくブロック化された画像データをイメージバッファ694にバースト転送し、書込キャリッジ36の走査毎の各ノズルにインクを吐出させるためのヘッド駆動データとなるように整列させて記憶する。ここでイメージバッファ694,695は、書込キャリッジ36の2回の走査分のヘッド駆動データを記憶するメモリ領域が割り当てられており、1回の走査分のヘッド駆動データが蓄積される毎に、CPU54によりヘッドコントロールユニット68に送出されると共に、残りの1回の走査分のメモリ領域に次の走査に対応したヘッド駆動データの書き込みが開始される。この処理は、プリンタ機能の説明にて前述したイメージバッファの処理と同様である。
レイアウト処理が必要な印刷方式として、SPC複合装置1は、「自動リピートコピー」、「4枚リピートコピー」及び「2アップコピー」を行うことができる。「リピートコピー」とは、同じ画像を印刷用紙に複数印刷する印刷方式である。「自動リピートコピー」では、原稿画像と等倍の画像が複数印刷される。「4枚リピートコピー」では、縮小・拡大された原稿画像が均等に印刷用紙に4枚印刷される。「自動リモートコピー」では、印刷用紙に印刷される画像の数は、画像のサイズと印刷用紙のサイズとに基づいて定められが、「4枚リピートコピー」では、印刷用紙に印刷される画像の数は4枚に定められている。「2アップコピー」は、1枚の印刷用紙に複数の原稿の画像を印刷する印刷方式である。
これらの印刷方式は、操作パネル部70のコピーモードボタン771を押し、液晶ディスプレイ72に表示された設定項目を表示し、表示された設定項目の「コピーレイアウト」において例えば「自動リピートコピー」を選択すれば、実行される。
図11は、自動リピートコピーを説明するための図である。同図において、5は原稿であり、表面に画像「A」が表されている。7はSPC複合装置1によって印刷された用紙である。自動リピートコピーによれば、用紙7に印刷される画像「A」の数が自動的に計算され、画像「A」を複数配列した印刷画像が用紙7に印刷される。
図12は、自動リピートコピーの処理動作の手順を説明するためのフロー図である。以下、図11及び図12を用いて、自動リピートコピーについて、説明する。なお、このリピート印刷の処理動作手順に関するプログラムは、ROM55に格納されている。
なお、自動リピートコピーの際に、SPC複合装置1がどのように画像の配置を行っているかは、後の説明から明らかにされる。
図14は、自動リピートコピーの際の制御回路50の一例を示すブロック図である。前述の図10では、書き込みと読み出しを交互に行うためにイメージバッファ571,572(又はイメージバッファ694,695)として2つのバッファが描かれていたが、図14では説明の簡略化のため、書き込みと読み出しを交互に行うための2つのバッファは描かれていない。
CPU54は、操作パネル部70から「リピート印刷」の設定後にカラーコピーボタン84又はモノクロボタン86の入力信号を受けて、スキャナコントロールユニット58に制御信号を送信する。スキャナコントロールユニット58は、CPU54からの制御信号に基づいて、スキャナ部10を制御し、プレスキャン動作による原稿5の画像の読み取りを開始する。
プレスキャン動作は、RGBのリニアセンサのうちのGのリニアセンサのみのデータが、スキャナコントロールユニット58を介してラインバッファ691に取り込まれる。前述の通り、プレスキャン動作では、画像読み取り時の解像度が低く(解像度が粗く)、単一色のデータのみを取得する。これにより、プレスキャン動作時にラインバッファ691に取り込まれるデータ量を小さくできるので、データの処理の負担を軽減でき、プレスキャンでは画像の読取動作を速く行うことができる。
そして、プレスキャン動作によって取り込まれたラインバッファ691のデータは、画像領域情報を得るため、2値データに変換される前に、CPU54が直接読み取り可能なSDRAM56に送り込まれる。
CPU54は、SDRAMに送り込まれたデータを解析することによって、画像領域を判別する。本実施形態では、読取キャリッジ16の移動方向(副走査方向)をX方向、CCDセンサ28を構成するリニアセンサに平行な方向(主走査方向)をY方向とし、画像領域のX方向およびY方向の最大値(X2、Y2)を解析する。その結果、CPU54は、画像領域情報(X2、Y2)を取得する。
CPU54は、第1レイアウトバッファ573Aに取り込まれたRGB画像データに基づいて、レイアウトイメージデータを作成する。但し、作成されたレイアウトイメージデータを記憶する第2レイアウトバッファ573Bは、用紙の横幅分のラインデータを数ライン分しか記憶できる領域しか割り当てられていない。したがって、CPU54は、ライン状のレイアウトイメージデータを作成し、作成されたレイアウトイメージデータを第2レイアウトバッファ573Bに送り込む。そして、第2レイアウトバッファ573Bに送り込まれた数ライン分のレイアウトイメージデータは、CPUIFユニット66を介して、順次制御ASIC用SDRAM69内のリサイズバッファ692に送り込まれる。
これにより、本実施形態では、図11に示されるように、用紙7に画像「A」を繰り返して複数配列した印刷画像を印刷することができる。
ASIC用SDRAM内の各バッファ及びCPU用SDRAM57の第2レイアウトイメージバッファ573Bは、用紙の横幅分のラインデータを数ライン分しか記憶できる領域しか割り当てられていない。一方、図16A〜図16Eに示す通り、各バッファには、数ライン分のデータが順次送られてきている。そのため、これらのバッファは、1枚目の印刷が終わった後、2枚目の印刷に必要なデータを持っていない。
一方、CPU用SDRAMの第1レイアウトイメージバッファ573Aには、図15に示すような、レイアウト処理前のRGB画像データが記憶されたままである。そこで、2枚目以降の用紙を印刷するときは、再度原稿からスキャナユニットにより画像を読み取ることなく、CPU用SDRAMの第1レイアウトイメージバッファ573Aに記憶されているレイアウト前の画像データを用いて、印刷が行われる。CPU54によるレイアウト処理後は、前述の自動リピートコピー時と同様である。
図17は、4枚リピートコピーを説明するための図である。同図において、5は原稿であり、表面に画像「A」が表されている。7はSPC複合装置1によって印刷された用紙である。4枚リピートコピーによれば、縮小・拡大された原稿画像が印刷用紙に4枚印刷される。
図18は、4枚リピートコピーの処理動作の手順を説明するためのフロー図である。以下、図17及び図18を用いて、4枚リピートコピーについて、説明する。
なお、この4枚リピートコピーの処理動作手順に関するプログラムは、ROM55に格納されている。
用紙7をセットしてから画像領域情報を取得するまでの動作(S201〜S206)は、前述の自動リピートコピーの時と同様なので、説明を省略する。但し、印刷方式を選択する際に、ユーザーは、印刷枚数の設定を行うことができる。既に、用紙1枚につき4枚の画像が印刷されることが分かっているので、必要な枚数を設定可能だからである。また、用紙1枚当たりの画像数も分かっているので、画像領域情報を取得した後、画像数の表示も行われない。
そのため、プレスキャン後に自動的に、SPC複合装置のスキャン部が、画像から画像を読み取る(S210)。そして、SPC複合装置のプリンタ部は、読み取られた原稿の画像データに基づいて、1枚の紙に4枚の画像を配置して、用紙に印刷を行う(S111)。
4枚リピートコピーの際の制御回路50は、前述の自動リピートコピーと同様である(図14参照)。
4枚リピートコピーと自動リピートコピーとを比較すると、CPU54によるレイアウト処理、及び、制御ASIC51のリサイズユニット59によるリサイズ処理が異なる。そこで、これらの処理について説明し、他の処理については説明を省略する。
図19は、2アップコピーを説明するための図である。同図において、5Aは第1原稿であり、表面に画像「A」が表されている。また、5Bは第2原稿であり、表面に画像「B」が表されている。7はSPC複合装置1によって印刷された用紙である。本実施形態の印刷方式によれば、用紙7には、第1原稿の画像「A」と第2原稿の画像「B」とを縮小して並べた印刷画像が印刷されている。すなわち、この印刷方式は、2つの画像(画像「A」と画像「B」)をそれぞれ1枚の用紙7の所定の位置に印刷するものである。以下、この印刷方式を「2アップコピー」と呼ぶ。なお、本実施形態では、図19に示される通り、用紙7の端部と画像との間には、余白が設けられている。さらに、画像間にも、余白が設けられている。
図20は、本実施形態の2アップコピーの処理動作の手順を説明するためのフロー図である。同図は、SPC複合装置のスキャナ部と制御部(又は操作パネル)とプリンタ部の動作の流れを表している。
以下、図19及び図20を用いて、2アップコピーについて、説明する。なお、この2アップコピーの処理動作手順に関するプログラムは、ROM55に格納されている。
第1原稿の読み取り動作が終了後、SPC複合装置の表示部は、ユーザーに原稿交換を促すメッセージを表示する。ユーザーは、そのメッセージを確認し、スキャナ部10にセットされている第1原稿5Aを第2原稿5Bに交換する。原稿の交換の様子を図21Bを用いて説明する。まず、ユーザーは、原稿台カバー14を開き、原稿台ガラス12に載置されている第1原稿5Aを取り出す。そして、ユーザーは、2枚目の原稿として第2原稿をセットする。なお、第2原稿のセットの手順は、前述の第1原稿のセットの手順と同様なので、説明を省略する。
ユーザーは、原稿交換後、2枚目の原稿5Aの読み取り動作の開始を指示する。2枚目の原稿の読み取り動作も、ユーザーが操作パネル部70のカラーコピーボタン84又はモノクロボタン86を押すことによって、開始される(S315)。
印刷が完了すれば(S317、S325)、用紙7が排紙部34から排出される。排出された用紙7には、図19の用紙7に示されたように、印刷画像「AB」が印刷されている。
2アップコピーの際の制御回路50は、前述のリピートコピーと同様である(図14参照)。
これにより、本実施形態では、図19に示されるように用紙7に画像「A」を配置して、印刷することができる。
データの流れは、前述の第1原稿のときと同様である。
これにより、本実施形態では、図19に示されるように用紙7に印刷画像「AB」を配置して、印刷することができる。
前述の説明によれば、画像「A」の印刷が完了する前に、印刷動作が待機状態になった。しかし、待機状態のタイミングは、これに限られるものではない。
図24は、他の印刷待機状態を説明するための図である。同図によれば、パス6からパス9までの間のヘッドの相対移動距離は、それまでのパス間の相対移動距離と比較して、小さくしている。これにより、画像「B」のヘッド駆動データが作成されるか否かにかかわらず、画像「A」の印刷を可能にしている。そして、画像「A」の印刷が終了したときに、画像「B」の読取動作が開始されていなければ、画像「B」の読取動作が開始されるまで、用紙7の搬送動作(又はノズルからインクを吐出する印刷動作)を待機状態にする。このように、待機状態のタイミングは、画像「A」の印刷を完了してからであっても良い。
この印刷待機状態によれば、画像「A」の印刷の途中で待機状態にならずに済むので、印刷状態の差(例えば、待機前後のインクの乾き方の差等)によって画像が劣化することを防ぐことができる。
一方、インクの乾きの差があまりない場合、前述の例では、待機状態になる前後のヘッドの相対移動距離が一定(又は、画像「A」と画像「B」とのつなぎ目の印刷の前後におけるヘッドの相対移動距離が一定)なので、画像「A」の全体を均等に印刷することができる。
図25Aは、通常のコピー機能時におけるデータの流れの説明図である。図25Bは、本実施形態におけるレイアウト処理を行う場合のデータの流れの説明図である。図25Cは、参考例のデータの流れの説明図である。
次に、コンピュータシステム、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムを記録した記録媒体の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
上述したプリンタの動作を制御するコンピュータプログラムは、例えばインターネット等の通信回線を経由して、SPC複合装置1106に接続されたコンピュータ1000等にダウンロードさせることができるほか、コンピュータによる読み取り可能な記録媒体に記録して配布等することもできる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクFD、CD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスクMO、ハードディスク、メモリ等の各種記録媒体を用いることができる。なお、このような記憶媒体に記憶された情報は、各種の読取装置1110によって、読み取り可能である。
ユーザーは、この画面上から、印刷モードを選択することができる。例えば、ユーザーは、印刷モードとして、高速印刷モード又はファイン印刷モードを選択することができる。また、ユーザーは、この画面上から、印刷するときのドットの間隔(解像度)を選択することができる。例えば、ユーザーは、この画面上から、印刷の解像度として720dpi又は360dpiを選択することができる。
このようにして実現されたコンピュータシステムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
上記の実施形態は、主としてSPC複合装置について記載されているが、その中には、記録装置、印刷装置、印刷方法、搬送装置、プログラム、記憶媒体、コンピュータシステム、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法、記録装置、液体の吐出装置等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としてのSPC複合装置等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、印刷装置が使用可能な色は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)であった。そのため、CMYK系の色の数は、4であった。しかし、CMYK系の色の数は、これに限られるものではない。例えば、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)を更に加えて、6色としても良い。また、レッド(R)やバイオレット(V)等を加えても良い。また、印刷装置が使用可能なインクは、有色インクだけでなく、クリアインクも加わる場合がある。この場合、画像データがクリアインクの画像データも含んでいても良い。
前述の実施形態では、スキャナ部等を備えた複合装置について説明していた。しかし、印刷装置は、これに限られるものではない。例えば、スキャナ部を備えていない印刷装置であっても良い。要するに、RGB系の画像データを取得し、そのRGB系の画像データをCMYK系の画像データに変換するような印刷装置であればよい。
前述の実施形態では、用紙の端部(上端又は側端)と画像との間に設けられる余白の幅は、画像間に設けられる余白の幅とほぼ等しかった。しかし、用紙の端部(上端又は側端)と画像との間に設けられる余白の幅は、必ずしも等しくなくても良い。ただし、用紙の端部(上端又は側端)と画像との間に設けられる余白の幅が等しければ、用紙に複数印刷された画像を切り取る際に、どの画像も同じ状態で切り取ることができる。
また、前述の実施形態では、用紙の端部と画像との間、又は、画像間に余白が設けられていた。しかし、必ずしも余白を設ける必要はない。なお、用紙の端部と画像との間に余白がないときは、画像間に余白を設けない方が望ましい。このようにすれば、用紙に複数印刷された画像を切り取る際に、どの画像も同じ状態で切り取ることができるからである。なお、余白を設けないのであれば、用紙に配列される画像の数を決定するときに、余白情報を考慮する必要はなくなる。
また、前述の実施形態では、画像間には単に余白を設けていただけであった。しかし、余白部分に切取線を設けても良い。このようにすれば、用紙に複数印刷された画像を切り取る際に、切り取りやすくなる。
前述の実施形態では、1枚当たりの画像の数が表示された後、印刷枚数が設定されていた。しかし、印刷枚数の設定は、これに限られるものではない。
例えば、ユーザーが必要とする画像(例えば「A」という画像)の総数を先に入力し、算出された1枚当たりの画像の数に基づいて、用紙の印刷枚数を設定するようにしても良い。
また、特に印刷枚数を設定することなく、ボタンが押されるたびに、1枚ずつ用紙を印刷するようにしても良い。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
(1)上記のSPC複合装置1(印刷装置)は、制御ASIC51(データ変換部)と、CPU54(レイアウト部)とを備えている。
制御ASIC51は、RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換するための専用的なユニットである。そのため、処理するデータ量が多くても、処理動作が速い。但し、制御ASIC51は、専用的なユニットとして製造されているので、決められた処理以外の処理(例えばレイアウト処理など)を行うことができない。一方、CPU54は、画像データに基づいて、この画像データの画像をレイアウトした画像データを生成するための汎用的なユニットである。このため、CPU54は他用途に用いられ、レイアウト処理などを行うことができる。但し、CPU54の処理するデータ量が増えると、処理速度が遅くなる。
仮に、RGB系の画像データをCMYK系の画像データに変換した後に、CPU54が、その画像データの画像をレイアウトする処理を行った場合、CMYK系の画像データの方が、RGB系の画像データよりも、色の数が多いので、レイアウト処理に時間がかかってしまう(図25C参照)。
そこで、CPU54(レイアウト部)は、RGB系の画像データに基づいて、この画像データの画像をレイアウトしたRGB系の画像データを生成することにしている。そして、制御ASIC51(データ変換部)は、CPU54によって生成されたRGB系の画像データをCMYK系の画像データに変換し、SPC複合装置1は、この変換されたCMYK系の画像データに基づいて、レイアウトされた前記画像を媒体に印刷することにしている。
これにより、レイアウト処理すべきデータ量が少ないので、CPU54が演算を行うときの負担が減少し、また、処理速度も速くなる。
CMYK系の画像データの解像度は、SPC複合装置1のプリンタ部の解像度に合わせている。一方、RGB系の画像データの解像度は、SPC複合装置1のプリンタ部の解像度に合わせる必要がないので、CMYK系の画像データの解像度よりも低い解像度にすることができる。
つまり、レイアウト処理を行わない場合、専用的なユニットである制御ASIC51を中心に画像データの変換が行われるので、処理速度が速い。
これにより、SPC複合装置は、RGB系の画像データを取得することができる。また、専用的なユニットである制御ASIC内においてRGB系の画像データを生成するので、処理速度が速い。
但し、RGB系の画像データの取得経路は、スキャナ部に限られるものではない。外部の装置からRGB系の画像データを取得しても良い。
これにより、専用的なユニットである制御ASIC内において、RGB系の画像データからヘッド駆動データを生成することができるので、処理速度が速い。
これにより、専用的なユニットである制御ASIC内において、RGB系の画像データの取得から、ヘッド駆動データの生成までを行うことができるので、処理速度が速い。
RGB系の画像データの解像度は、SPC複合装置1のプリンタ部の解像度に合わせる必要がない。そのため、CPUにより処理されるRGB系の画像データの解像度(大きさ)を小さくすることができる。但し、最終的には画像データの解像度をプリンタ部の解像度に合わせる必要がある。そこで、リサイズユニットにより、このRGB系の画像データの解像度をプリンタ部の解像度に合わせることにしている。
つまり、ローカルバスとCPUバスとがそれぞれ別々に設けられている。これにより、CPUの処理速度を低下させずに、制御ASICによるデータの変換処理を行うことができる。
これにより、レイアウト処理を行わない場合、専用的なユニットである制御ASIC51を中心に画像データの変換が行われるので、処理速度が速くなる。
これにより、ASIC用SDRAMの画像データをCPU側へ伝送することができる。
これにより、SPC複合装置は、リピートコピー(自動リピートコピーや4枚リピートコピー等)を行うことができる。
これにより、SPC複合装置は、2アップコピーを行うことが可能になる。
このような構成では、制御ASIC51は、処理するデータ量が多くても、処理動作が速い。但し、制御ASIC51は、専用的なユニットとして製造されているので、決められた処理以外の処理(例えばレイアウト処理など)を行うことができない。一方、CPU54は他用途に用いられ、レイアウト処理などを行うことができる。但し、CPU54の処理するデータ量が増えると、処理速度が遅くなる。このような構成では、CPUが処理するデータ量が少ない方が望ましい。
そこで、上記のSPC複合装置によれば、CPUが処理するデータ量を少なくできるので、CPUが演算を行うときの負担が減少する。なお、制御ASICが処理するデータ量が増えても、制御ASICは専用的なユニットであるので、速い処理速度でデータの変換を行うことが可能である。
10 スキャナ部、 12 原稿台ガラス、 14 原稿台カバー、
16 読取キャリッジ、 18 駆動手段、 181 タイミングベルト
182 プーリ、 183 パルスモータ、 184 アイドラプーリー、
20 規制ガイド、 22 露光ランプ、 24 レンズ、 26 ミラー、
28 CCDセンサ、 29 ガイド受け部
30 プリンタ部、 301 開口、 31 ギア列、 32 用紙供給部、
33 ノズル列、 34 排紙部、 341 排紙トレー、 35 プラテン、
36 書込キャリッジ、 37 搬送ローラ、 38 印刷ヘッド、
39 排紙ローラ、 391 従動ローラ、 40 キャリッジモータ、
41 ヒンジ機構、 42 紙送りモータ(PFモータ)、 45 用紙検出センサ、
451 レバー、 452 透過型光センサ、 453 作用部、 454 遮光部、
46 リニア式エンコーダ、 461 リニア式エンコーダ用符号板、
47 ロータリ式エンコーダ、 48 プーリ、 49 タイミングベルト
50 制御回路、 51 制御用ASIC、 54 CPU、 55 ROM、
56 SDRAM、 58 スキャナコントロールユニット、
60 2値化処理ユニット、 62 インターレース処理ユニット、
64 イメージバッファユニット、
66 CPUインターフェイスユニット(CPUIFユニット)、
68 ヘッドコントロールユニット、 69 ASIC用SDRAM、
691 ラインバッファ、 692 リサイズバッファ、
693 インターレースバッファ、 694 イメージバッファ、
70 操作パネル部、 72 液晶ディスプレイ、 74 報知ランプ、
75 電源ボタン、 76 各種設定ボタン、 77 モードボタン 、
78 給排紙ボタン、 81 OKボタン、 82 キャンセルボタン、
83 保存ボタン、 84 カラーコピーボタン、 86 モノクロコピーボタン、
88 ストップボタン、 90 十字ボタン、 92 メニューボタン
Claims (8)
- 原稿から画像を読み取るスキャナ部と、
装置全体の制御を司るとともに、画像をレイアウトするためのレイアウト処理を行うレイアウト処理部と、
レイアウト処理部が前記レイアウト処理する画像データを記憶させる第1記憶部と、
データを記憶し、前記第1記憶部と異なる第2記憶部と、
ヘッド駆動データに基づいてインクを吐出する複数のノズルを備えたヘッドと、
前記スキャナ部を制御し、前記スキャナ部からの出力に基づいてRGB系の画像データを前記第2記憶部に記憶するスキャナ制御部と、
RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換し、CMYK系の画像データをヘッド駆動データに変換するデータ生成部と、
前記第1記憶部と前記第2記憶部との間でデータを伝送するデータ伝送部と、
前記前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドを制御するヘッド制御部と
を備え、
前記レイアウト処理の不要なコピー動作時には、
前記スキャナ制御部が、前記スキャナ部からの出力に基づいて前記RGB系の画像データを前記第2記憶部に記憶し、
前記データ生成部が、第2記憶部に記憶された前記RGB系の画像データを前記CMYK系の画像データに変換し、前記CMYK系の画像データを前記ヘッド駆動データに変換し、
前記ヘッド制御部が、前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドに前記インクを吐出させて、前記画像を前記媒体に印刷し、
前記レイアウト処理によってレイアウトされた前記画像を媒体に印刷する時には、
前記データ伝送部が、前記スキャナ部からの出力に基づくRGB系の画像データであって、前記データ生成部が生成することになるCMYK系の画像データのデータ量よりも少ないデータ量のRGB系の画像データを、前記第2記憶部から前記第1記憶部に伝送し、
前記レイアウト処理部が、前記第1記憶部に記憶された前記RGB系の画像データに基づいて前記レイアウト処理を行い、
前記データ伝送部が、レイアウト処理後の前記RGB系の画像データを前記第1記憶部から前記第2記憶部に伝送し、
前記データ生成部が、第2記憶部に記憶されたレイアウト処理後の前記RGB系の画像データを前記CMYK系の画像データに変換し、前記CMYK系の画像データを前記ヘッド駆動データに変換し、
前記ヘッド制御部が、前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドに前記インクを吐出させて、レイアウトされた前記画像を前記媒体に印刷する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記レイアウト部がレイアウトを行うときの前記RGB系の画像データの解像度は、前記CMYK系の画像データの解像度よりも、小さいことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1又は2に記載の印刷装置であって、
前記レイアウト部によって生成されたRGB系の画像データの大きさを変換するリサイズユニットを更に有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記レイアウト部は、前記画像を複数配置してレイアウトしたRGB系の画像データを生成することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記レイアウト部は、前記画像を回転させてレイアウトしたRGB系の画像データを生成することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記スキャナ部に第1原稿を読み取らせた後に前記スキャナ部に第2原稿を読み取らせ、前記第1原稿の画像と前記第2原稿の画像を1枚の媒体にレイアウトして印刷する際に、
前記スキャナ部が前記第1原稿から画像を読み取った後、前記スキャナ部が前記第2原稿から画像を読み取る前に、前記第1原稿の画像を前記媒体に印刷することを開始するとともに、
前記第2原稿の画像を前記媒体に印刷することを開始する前に、前記第1原稿の画像を前記媒体に印刷することを完了する
ことを特徴とする印刷装置。 - 原稿から画像を読み取るスキャナ部と、
装置全体の制御を司るとともに、画像をレイアウトするためのレイアウト処理を行うレイアウト処理部と、
レイアウト処理部が前記レイアウト処理する画像データを記憶させる第1記憶部と、
データを記憶し、前記第1記憶部と異なる第2記憶部と、
ヘッド駆動データに基づいてインクを吐出する複数のノズルを備えたヘッドと、
前記スキャナ部を制御し、前記スキャナ部からの出力に基づいてRGB系の画像データを前記第2記憶部に記憶するスキャナ制御部と、
RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換し、CMYK系の画像データをヘッド駆動データに変換するデータ生成部と、
前記第1記憶部と前記第2記憶部との間でデータを伝送するデータ伝送部と、
前記前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドを制御するヘッド制御部と
を用いた印刷方法であって、
前記レイアウト処理の不要なコピー動作時には、
前記スキャナ制御部が、前記スキャナ部からの出力に基づいて前記RGB系の画像データを前記第2記憶部に記憶し、
前記データ生成部が、第2記憶部に記憶された前記RGB系の画像データを前記CMYK系の画像データに変換し、前記CMYK系の画像データを前記ヘッド駆動データに変換し、
前記ヘッド制御部が、前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドに前記インクを吐出させて、前記画像を前記媒体に印刷し、
前記レイアウト処理によってレイアウトされた前記画像を媒体に印刷する時には、
前記データ伝送部が、前記スキャナ部からの出力に基づくRGB系の画像データであって、前記データ生成部が生成することになるCMYK系の画像データのデータ量よりも少ないデータ量のRGB系の画像データを、前記第2記憶部から前記第1記憶部に伝送し、
前記レイアウト処理部が、前記第1記憶部に記憶された前記RGB系の画像データに基づいて前記レイアウト処理を行い、
前記データ伝送部が、レイアウト処理後の前記RGB系の画像データを前記第1記憶部から前記第2記憶部に伝送し、
前記データ生成部が、第2記憶部に記憶されたレイアウト処理後の前記RGB系の画像データを前記CMYK系の画像データに変換し、前記CMYK系の画像データを前記ヘッド駆動データに変換し、
前記ヘッド制御部が、前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドに前記インクを吐出させて、レイアウトされた前記画像を前記媒体に印刷する
ことを特徴とする印刷方法。 - コンピュータと、印刷装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、
原稿から画像を読み取るスキャナ部と、
装置全体の制御を司るとともに、画像をレイアウトするためのレイアウト処理を行うレイアウト処理部と、
レイアウト処理部が前記レイアウト処理する画像データを記憶させる第1記憶部と、
データを記憶し、前記第1記憶部と異なる第2記憶部と、
ヘッド駆動データに基づいてインクを吐出する複数のノズルを備えたヘッドと、
前記スキャナ部を制御し、前記スキャナ部からの出力に基づいてRGB系の画像データを前記第2記憶部に記憶するスキャナ制御部と、
RGB系の画像データからCMYK系の画像データに変換し、CMYK系の画像データをヘッド駆動データに変換するデータ生成部と、
前記第1記憶部と前記第2記憶部との間でデータを伝送するデータ伝送部と、
前記前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドを制御するヘッド制御部と
を備え、
前記レイアウト処理の不要なコピー動作時には、
前記スキャナ制御部が、前記スキャナ部からの出力に基づいて前記RGB系の画像データを前記第2記憶部に記憶し、
前記データ生成部が、第2記憶部に記憶された前記RGB系の画像データを前記CMYK系の画像データに変換し、前記CMYK系の画像データを前記ヘッド駆動データに変換し、
前記ヘッド制御部が、前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドに前記インクを吐出させて、前記画像を前記媒体に印刷し、
前記レイアウト処理によってレイアウトされた前記画像を媒体に印刷する時には、
前記データ伝送部が、前記スキャナ部からの出力に基づくRGB系の画像データであって、前記データ生成部が生成することになるCMYK系の画像データのデータ量よりも少ないデータ量のRGB系の画像データを、前記第2記憶部から前記第1記憶部に伝送し、
前記レイアウト処理部が、前記第1記憶部に記憶された前記RGB系の画像データに基づいて前記レイアウト処理を行い、
前記データ伝送部が、レイアウト処理後の前記RGB系の画像データを前記第1記憶部から前記第2記憶部に伝送し、
前記データ生成部が、第2記憶部に記憶されたレイアウト処理後の前記RGB系の画像データを前記CMYK系の画像データに変換し、前記CMYK系の画像データを前記ヘッド駆動データに変換し、
前記ヘッド制御部が、前記ヘッド駆動データに基づいて前記ヘッドに前記インクを吐出させて、レイアウトされた前記画像を前記媒体に印刷する
ことを特徴とする印刷システム。
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