ジェイムズ・P・ホーガン(2005年) ジェイムズ・パトリック・ホーガン(James Patrick Hogan、1941年6月27日[1] - 2010年7月12日[1][2])は、イギリス、ロンドン生まれのSF作家[1]。 イングランドのロンドンで生まれ、その西部のポートベッロ・ロードのあたりで育った。16歳で学校を卒業して職を転々としていたが、奨学金を得てロイヤル・エアクラフト・エスタブリッシュメントの工業専門学校で5年間、電気工学、電子工学、機械工学を学んだ。20歳のとき最初の結婚を経験し、後にさらに3回結婚することになる。子供は全部で6人もうけた[3]。 いくつかの企業で設計技術者として働き、1960年代には販売部門に移り、ハネウェルのセールスエンジニアとしてヨーロッパ中を渡り歩いた。1970年代にはDECに転職して Laboratory Data Processing Grou
ドワンゴは9月25日、電子書籍ビューワーアプリ「i文庫」をNagisaWorksから譲り受けると発表した。開発者の浅田康之さんはドワンゴの電子書籍開発チームに加わる。 i文庫は2010年に初代が公開されたスマートフォン/タブレット向け定番アプリで、文庫本の読みやすさを取り入れたのが特徴。14年5月までに累計で40万以上ダウンロードされているという。 ドワンゴは「ニコニコ静画」でマンガなど多数の電子書籍コンテンツを扱っており、出版社との連携も進めている。 関連記事 芥川賞・直木賞の全候補作、冒頭部分をブロマガで無料公開 芥川賞、直木賞の全候補作の冒頭部分が試し読み用として「ブロマガ」で無料公開された。 無料で小説読める「ニコニコ連載小説」 「俺妹」「キマイラ」など 著名作家などの連載小説を配信する「ニコニコ連載小説」がスタート。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」などが無料で読める。 「同じ
時々、Twitterでこんなつぶやきを見かけます。 「ジュンク堂に住みたい!」 もちろん、実際に書店内に住むというのは店員といえどもできないのですが(笑)・・・、お店がお休みの日に一晩だけだったら店内で過ごして頂いてもいいんじゃない?ということでやってしまいます! 名付けて「ジュンク堂に住んでみるツアー」です。 開催日は秋の読書週間の真っただ中の11/01~11/02の1泊2日。 会場は、土日祝祭日は休業となる、東京・霞が関のジュンク堂書店プレスセンター店です。 今回は、初めての試みですので「モニターツアー」としてご参加くださる方を募集致します。実際に泊まってみて「こうしたほうがいい」などのご意見をお聞かせ下さい。 ※イメージ写真 開催概要・募集要項はこちらです。 ◇ツアー内容お店に1泊していただき、その間、本や雑誌をお読みいただいたり、自由に過ごしたりしていただきます。
ちいさな城下町 [著]安西水丸 ○歴史学者A「いいよなあ、小説家は。ろくに調べもしないで書けるんだから」 ○小説家B「ふん。いいよな、歴史学者は。調べさえすりゃあ、書けるんだから」 有名なやりとりだが、AとBの具体名は存じ上げない。 猿飛佐助より霧隠才蔵が好き、映画の主役より脇役が好き、奇妙な芸術性に傾いていくものより安価で素朴な民芸品が好き、読売ジャイアンツより中日ドラゴンズが好きという著者は「10万石くらいの城下町が好き」である。 「東京生れで東京育ちのくせに中日なんかを応援するってのは、(おまえが)心がねじ曲った子供だったって証拠だ」(by嵐山光三郎)という言葉に大いに納得しながら、著者は地方都市に一人足を運んでは、気の向くままに名所旧跡を散策する。その旅の記憶が、味わい深い一冊としてまとめられた。 たとえば群馬県安中市は、安中藩3万石の城下町。徳川四天王の一人・井伊直政の嫡男(ちゃ
いま巷で大人気。 文豪メッセンジャー ... デフォルトは「走れメロス」です。小説の会話の部分がメッセンジャー風に表示されるメッセンジャーです。メロスが怒ってます。怒ってる割に寝坊する。 ましてやLINE風に表示されると真剣味が感じられません。僕が王様なら、大笑いした後、「二人とも処刑」の判決を下します。炎上、間違いなしです。 青空文庫 Aozora Bunko 初めての方はまず「青空文庫早わかり」をご覧ください。ファイル利用をお考えの方は、こちらをご一読ください。ブラウザでは読みにくいと思った方は、「青空文庫のXHTML, TEXTの読み方」をどうぞ。←リン... でも、いい話もどこかにあるかも知れない。というわけで、青空文庫を文豪メッセンジャーに転送するブックマークレットを作ってみました。下記スクリプトをSafariのブックマークに登録してください。会話の多そうな童話とか、短めの作品が
上橋菜穂子は、「世界中の人々は、物語を紡ぐことへの愛を分かち合っている」という信念を持ち、文化人類学の視点から、ユニークなファンタジー小説を書いている。名誉と義務、宿命と犠牲の物語は、新鮮で、まさしく日本的である。作品の舞台は、どこか中世の日本を思わせるが、彼女自身の手で生み出された世界である。土地の風景や神話の創造のみに甘んじることなく、身分制度の在り方に触れ、また霊的・倫理的領域が互いに及ぼす影響を描いている。彼女の作品の中では、世界は単なる空間ではなく、別の次元に属する世界がつながり合い、関わり合う。異なるファンタジー世界を創り出す卓越した力を持つ作家であり、作品には、知を備えた全ての生き物や自然に対する慈しみと深い敬意が表れている。 (日本語訳は国立国会図書館国際子ども図書館より引用) 世界で最高の評価を得た上橋さん。上橋さんの代表作である『精霊の守り人』は、バルサという30歳の女
ペンギンが教えてくれた物理のはなし [著]渡辺佑基 バイオロギングを知っていますか? 動物に小型の発信器を装着し、その行動を記録する研究分野だ。渡り鳥の長距離移動や魚の潜水など、今までデータが取りにくかった行動について、正確で詳細な実態が明らかになりつつある。特に近年、発信装置が格段に進歩したため、ワクワクするような結果が続々と明らかになってきた。たとえば、ハイイロミズナギドリの渡り移動は6万5千キロに及び、クロマグロは8千キロ泳いで太平洋を横断し、アカウミガメは10時間も水に潜っている! このようなワクワクをぎゅーっと凝縮し、あふれんばかりに詰め込んだのが、この本だ。表紙から裏表紙に至るまで、科学のおもしろさに満ち満ちて、あふれている。 著者はバイオロギングの専門家。あるときはウ(鵜)の飛行の研究でインド洋の真ん中の孤島に、あるときはペンギンの生態を調べに極寒の南極に、またあるときは常夏
音楽の進化史 [著]ハワード・グッドール 古代の骨笛からボーカロイドまで、洞窟での宗教儀礼からiTunesまで、偶然の発見や複雑な体系化を経て、音楽は紆余曲折(うよきょくせつ)の進化の道筋を辿(たど)ってきた。私たちは現在、壮大な音楽アーカイブを私有し、時と場所を選ばず、あらゆる時代と地域の音楽を聞くことができるし、どんな風変わりな音楽にも耐えられる耳を獲得したが、どのような経緯と理由によって、この音楽の多様性に行き着いたかほとんど何も知らない。 音楽にまつわる歴史的因果を解き明かす本はこれまでありそうでなかった。本書は主に西洋音楽の音階や和声、リズムやジャンルがどのようにして発見され、洗練されてきたかをなぞってみせる。 ヴェネチアのサンマルコ広場の素晴らしい音響効果がオペラやブラスバンドの揺り籠になったこと、1オクターブが12音で構成される背景、対位法芸術の極致ともいうべきバッハの楽曲の
1981年まで日本人の死因の一位だった脳卒中は癌にその座を譲った。現在日本人の三人に一人は、癌で死ぬ。脳卒中が比較的減ったのは、それを予防する医療体制や、たんぱく質摂取を容易にする栄養状況の改善などが理由だろうが、むしろ癌が増えた理由のほうが大きい。高齢化である。癌は高齢者の病気だとは言えないし、種という視点から見れば老化の一種だとも言えないが、高齢者が増えれば、癌に罹患する人は統計的には増える。私たちが長生きをするにつれ、癌で命を閉じる人は多くなる。人々の人生の最後の主要な関心のひとつは癌となる。 ならば私たちは自分の人生と死を知るためにも、より癌について知っておくべきだろうとも言える。だが、その最適な書籍は何か、と問われると困惑したものだった。もちろん、癌についてはいろいろな書籍に書かれてきた。ネットにも情報はあふれている。なのに、患者の視点を配慮し、今後社会がどう癌と取り組むかという
クレイグ・モドを知っていますか? ある時は、自らの立ち上げた出版社で飽くなき実験を続けるパブリッシャーであり、ある時はFlipboardをはじめとするプロダクト開発に携わるデザイナーであり、そしてまたある時はメディアについての鋭い著述を発表する作家でもあり……多彩かつ輝かしい経歴を持つ彼は、一体どのようにしてそのチャンスを得てきたのか。今後の出版・メディア業界における世界的重要人物の一人と言っても過言ではないクレイグ・モドの人となりを、近日DOTPLACEでスタートする連載に先駆けて尋ねてきました。 [幼年期〜高校時代]パソコンにのめり込んでいった子ども時代 ――今日はよろしくお願いします。まずは、クレイグの生い立ちから伺いたいです。 クレイグ・モド(以下クレイグ):生まれは、アメリカのコネチカット州。例えば東京がニューヨークだったら、コネチカットは千葉みたいな感じで、結構田舎っぽいところ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く