広告宣伝だけでなく、企業と消費者とのコミュニケーション全体を支える存在になりつつある「LINE」。そんなLINEの“現在”を代表取締役社長CEO(最高経営責任者)の出澤剛氏に聞いた。日経BP社はLINEをマーケティングに活用するノウハウをまるごと理解できるムック『LINEビジネス活用の極意100』を6月29日に発売した。さらにLINE上級執行役員の田端信太郎氏による30人限定の特別セミナー「3時間で完全理解 最新LINE活用から考えるマーケティング講座」を7月27日に開催する。 ――LINEの国内ユーザーは6800万人を超えました。生活者にとってどのような存在になっていると考えていますか。 出澤剛氏(以下、出澤): かつてのコミュニケーションは携帯電話やメールが主でしたが、今はLINEが当たり前。インフラ的に使われています。 従来のSNSのように数年スパンで飽きられるものではなく、性別・世