地下鉄車両の上に乗る「地下鉄サーフィン」の防止に向けて5日、安全啓発のキャンペーンを発表したニューヨーク市のアダムス市長(右から2人目)。呼びかけでは「地下鉄サーフィンは殺す」「中に乗って、生き残ろう」などと訴えている=ニューヨーク市提供 米ニューヨーク(NY)で、動いている地下鉄車両の上に乗る「地下鉄サーフィン」が問題になっている。ソーシャルメディアを通じて動画や写真が拡散しているが、事故も相次ぎ、今年に入って10代の若者を中心に5人が死亡した。NY市などは5日、防止キャンペーンを展開するとともに、IT企業と協力して動画などを削除していることを明らかにした。 【写真】動いている地下鉄車両の上に乗る人たち=SNSから NY市の地下鉄網は24時間態勢で走り続け、高架鉄道となっている部分も多い。以前から車両の上に乗る人はいたが、この数年で急増している。NY州などによると今年1~6月に450件超