当時茨城県の教育委員だった長谷川智恵子氏の発言をきっかけに障害を理由に、子どもの排除が許されるか、という問題について書いた。 出生前診断で分かる障害なんて一部だ。〜長谷川智恵子氏の発言をめぐって - davsの日記 生まれる前の障害児の選別は、今生きている障害者への差別になるし、差別の結果でもある。 - davsの日記 この問題について、「傷がい(ママ)を持つ胎児の中絶はもちろん、出産直後に障がいがあることがわかった場合も安楽死を認めるべきだ」という意見を作家の橘玲氏が紹介していた。 障がいを持つ胎児の中絶をどう考えるか? 週刊プレイボーイ連載(223) – 橘玲 公式BLOG 記事自体は、オーストラリアの哲学者ピーター・シンガーの考えをなぞっているだけで、ほとんど論評に値しないが、橘玲氏自身の意見として書かれていて、看過できない部分があった。 ナチズムの暗い過去を持つドイツでは安楽死への