――「ハナコ」にもう一度会いたい!―― 「ハナコ」というのは、『明日のハナコ』という劇の主人公の名前です。 この劇は今年9月の福井県高校演劇祭で、福井農林高校演劇部によって上演されましたが、その後、映像を残すことも、脚本を読むことも禁止され、マボロシの舞台にされてしまいました。 いったいなぜ、『ハナコ』は禁止されたのでしょうか。 ●『明日のハナコ』あらすじ● 舞台はある高校。「ハナコ」たちは今度上演する劇の稽古をしている。その劇は、1948年の福井震災から始まって現在までの歴史をたどるものだった。学校のこと、仕事のこと、戦争のこと、原発のこと、未来のこと・・・ 彼女たちはさまざまなことを考え、そして成長していく。 * このたび、福井農林高校演劇部の上演にかかわる顧問会議の一連の動きを、重大な表現への抑圧だと考える有志が、実行委員会を立ち上げ、上演にむけて活動を始めることにしました。実行委員