(CNN) 米ロサンゼルスの検察当局は15日までに、女性の遺体発見の現場に出動し遺体の胸を愛撫(あいぶ)していた疑いで取り調べを受けていた同市市警の男性警官(27)を訴追したことを明らかにした。 独断で人間の遺体と性的な接触を持った重罪に問われている。検察当局の声明によると、有罪が確定した場合、州刑務所で最長で禁錮3年の刑が下される可能性がある。 犯行は今年10月20日に発生。地元のCNN系列局KCBS―TVによると、容疑者の警官は同僚の警官が書類上の手続きの用で車へ戻り、現場で1人となった際、不適切な愛撫に及んでいた。 容疑者が装着していたボディーカメラにこの映像が収まっていた。容疑者はカメラを直前に切っていたが、写真データが長さ2分間の一時記録用メモリーに残っていたという。 同じ職場の警官たちは今回の不祥事に怒りを表明。市警警官の労組は声明で忌むべき行為と指弾、女性の遺族に謝罪もした。