BBC版「シャーロック」の「The Hounds of Baskerville」の回で、ジョンとレストレードが、シャーロックのことを「アスペルガー症候群なのでは?」と話すシーンがあるらしい。そして、NHKの日本語版では、その部分が「性格」に置き換わっていたらしい。一体どういう「配慮」でこういうことになったのだろう。日本ではアスペルガー症候群が一般には十分に認知されていないからという「配慮」なのか、あるいはまた別の「配慮」なのか。しかし、その一方で、シャーロックとジョンが、周囲の人たちからゲイだと思われるシーンは何度も出てくる。いずれにせよNHK的には、「ゲイなのでは?」はOKで、「アスペルガー症候群なのでは?」はNGという判断らしい。もしかして、翻訳担当者がアスペルガー症候群について知らなかったのだろうか。それはちょっと考えにくいと思うのだが… それに、「アスペルガー症候群」の部分を「性格