鳩山由紀夫首相が打ち上げた温室効果ガス1990年比25%削減の目標を受けて、各社で“エコ”への取り組みがさらなる盛り上がりを見せている。その1つが、家庭内の電化機器を現在の交流電源(AC)から直流電源(DC)に置き換えるという“家庭内直流化”の動きだ。 CEATEC JAPANのブースでは、シャープが家庭内家電すべてを直流化する「ソーラーDCエコハウス」を2015年に実現するとデモを行い、パナソニックも「DCを家庭内に」と取り組みを展示している。 シャープがブースで行っているショー。家庭内を直流化して省エネ、そして太陽電池による発電でクリーンなエネルギーを生み出すことで、差し引き“家全体のCO2排出量実質ゼロ”を2015年に目指すという 交流から直流への変換ロスをなくすことで省エネ化 両社が直流化を推進する背景にあるのは、交流から直流への変換ロスをなくすことで省エネ化が図れるという点だ。家
タムラ製作所の新型ACアダプタは、ノートPCなどの機器がシャットダウンされると待機状態に切り替わり、無駄な消費電力を抑える機能を備えている。待機時の消費電力は、一般的なACアダプタの1/100以下だという。 →「CEATEC 2011」記事一覧 電子部品を手掛けるタムラ製作所は、無負荷時の消費電力が2mW以下と非常に小さいACアダプタの新製品をエレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2011」(2011年10月4~8日に幕張メッセで開催)に出品した。「ゼロワットACアダプタ」と呼ぶ。既に機器メーカーに向けた供給を始めており、富士通が2011年の夏モデルとして投入したノートPCに採用されている。エンドユーザーがノートPCをシャットダウンした後にACアダプタで消費されていた電力を、極めて小さく抑えられる。 電力計を使って、一般的なACアダプタとタムラ製作所の新製品の無負荷時の消
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