“洋物パロディAV”を観たことがあるだろうか? 洋物パロディAVとは、主にアメリカのメーカーが、『スパイダーマン』などの人気映画やドラマをパロディAVにした作品を、日本のメーカーが買い付け、邦題を付けて流通させているものだ。邦題は、『オッパイダーマン』、『ハメンジャーズ』、『床ジョーズ』、『セックス・アンタ・ト・シテェ』など、どれも笑って本来の目的どころではなくなってしまいそうなタイトルばかりである。 いったい誰が、どんなノリでこのタイトルを考え、世に送り出しているのだろうか? 日本で月1本のペースで洋物パロディAVレーベル『BOOB CITY』をリリースしているメーカー・コンマビジョンを直撃。同レーベル制作責任者で取締役の冨岡氏に話を伺った。 ――まずは簡単に会社の説明をお願いします。 「弊社は2002年、アメリカの『プレイボーイ』の日本国内でのパッケージ販売権ほか、いくつかの海外権利を
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