グリーン500で世界2位になったスパコン「GRAPE−DR」=国立天文台提供 スーパーコンピューターの省エネ性能を競う世界ランキング「グリーン500」で集計ミスがあり、修正の結果、国立天文台の「GRAPE―DR」が世界2位になった。電力1ワット当たりの計算速度は毎秒14億4800万回で、1位の米IBM社(開発中)の16億回に迫る速さ。 主催者は、11月の発表で2位とした東京工業大の「ツバメ2.0」の順位は動かさず、GRAPEを「2位+」としてその上位に入れた。 今秋のランキングは、この3機の三つどもえと見られていたが、GRAPEが集計から落ちていた。再集計を求めた国立天文台に主催者は「データ集計にミスがあった」と回答した。(東山正宜)
世界最速コンピュータを決める「Top500」ランキングで、中国のスーパーコンピュータ「天河一号A(Tianhe-1A)」が世界一の座を獲得した。 第36回目となる今回のランキングで、天河は2.57P(ペタ)FLOPSのベンチマークスコアを記録し、前回1位だった米Crayの「Jaguar」を抜いた。天河は中国の国防科学技術大学が開発したシステムで、天津の国立スーパーコンピュータセンターで稼働している。前回のランキングでは旧版の天河一号が7位に入っていた。 2位はCrayのJaguarで、ベンチマークスコアは1.76PFLOPS。3位は、前回2位だった中国の星雲(Nebulae)で1.27PFLOPS。天河の躍進で順位を落とした格好だ。4位に入ったのは日本の東京工業大学のTSUBAME 2.0。NECとHewlett-Packard(HP)が構築したもので、ベンチマークスコアは1.19PFLO
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