英レディング大学に所属する研究者らが発表した論文「Electro-active polymer hydrogels exhibit emergent memory when embodied in a simulated game environment」は、ゼリー状の物質がビデオゲーム『ポン』をプレイし、時間とともに上達することが示された研究報告である。 keyboard_arrow_down 研究背景 keyboard_arrow_down 研究内容 ポン(PONG)ゲームとは、1972年にアタリ社が開発した初期のビデオゲームで、画面上で左右(もしくは上下)に動く長方形のパドルを操作して白い点で表現されたボールを打ち返し合う、卓球やテニスに似た単純なゲームである。 2022年、シャーレ内のヒト神経細胞で構成されたシステム「DishBrain」が電気刺激を通じてポンゲームを学習できること