ソニーは7日、米子会社のウェブサイト上に10年前の約2500人分の個人情報が掲載されていたと発表した。人為的ミスが原因で、ハッカー攻撃による過去2回の個人情報流出問題との関連性はないとしているが、ソニーの情報管理の甘さがさらに浮き彫りとなった。 ソニーによると、個人情報を流出したのは、米国カリフォルニア州サンディエゴに本社を置くソニーの米国法人、ソニー・エレクトロニクス。同社のサイト上に、2001年に商品の懸賞に応募した顧客約2500人の名前と住所の一部、そのうち3人の電子メールアドレスが掲載されていた。個人情報は米国人が中心で、サイトにアクセスすればだれでも見られる状態になっていたが、いつから閲覧可能だったのかは不明だという。 米国時間の5日に、ハッカーの交流サイト上に公開されたことから個人情報流出が発覚し、同社は状況を確認した後、個人情報をサイトから削除した。 ソニーは「古いサーバーか