去年、国内で上映された映画の興行収入は、洋画が好調だったことや、体感型の上映システム「4D」の普及などから、合わせて2170億円余りで、歴代2位となりました。 これは、3D映画のヒット作が相次いだ平成22年に次いで歴代2位となります。 上位の作品は、1位が恐竜に触れ合えるテーマパークを舞台にした、「ジュラシック・ワールド」で95億円。 2位は、天才少年とロボットとの交流を描いた、ディズニー映画「ベイマックス」で91億円。 3位は日本映画で、人気アニメ「妖怪ウォッチ」を映画化した「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の78億円となっています。 去年は100億円を超える大ヒットはなかったものの、洋画が好調で、前の年より合わせておよそ100億円増えたほか、「4D」と呼ばれる体感型の上映システムを導入したスクリーンの数が前の年の6倍に増え、客足を伸ばしたことなどが、興行収入を押し上げたとみら