6月に入ってテレコムイタリアが2011年設立のGMA(グローバルM2Mアソシエーション)への参加を表明した。これでフランステレコム、ドイツテレコム、テリアソネア(スウェーデン)と合わせて欧州の四か国の主要キャリアがそろってシームレスなM2M(参考情報)環境の提供を目指し協調することになる。 ところが同じ欧州でもテレフォニカ(スペイン)やKPN(オランダ)、ヴィンパルコム(ロシア)はNTTドコモ主導のグループ(2012年7月発表)に属している。こちらにはロジャース(カナダ)、テルストラ(オーストラリア)、シングテル(シンガポール)が参加している。こちらの陣営はジャスパー・ワイヤレス(Jasper Wireless)社のM2Mプラットフォームを活用しているキャリアが集まった形になっている。 これで二極化かというとそれほど単純ではなく、今後は既にM2M利用者を多く抱えるAT&T、ボーダフォン(イ