関連トピックスチベット隕石でできていることがわかった仏像。ナチス・ドイツの探検隊がチベットから持ち帰ったもので、11世紀ごろのものとみられる=AFP時事 ナチス・ドイツがチベットから持ち帰った仏像が、隕石(いんせき)からできていることがドイツ・シュツットガルト大などの研究でわかった。隕石でできたナイフや装飾物の例はあるが、仏像は珍しいといい、専門誌に論文が発表された。 AFP通信によると、像は高さ24センチ、10.6キロ。11世紀のチベット文化の特徴があり、毘沙門天の像とみられている。 ドイツの個人が所蔵していたが、競売にかかったのを機に研究チームが成分を調べたところ、鉄、ニッケルなどを多く含む特徴が、1万〜2万年前にシベリアとモンゴルの国境付近に落ちた隕石と一致した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気