ウクライナ軍は15日、ロシア軍の早期警戒管制機「A50」と空中指揮機「IL22」を撃墜したと明らかにした。これに対し、ロシアの独立系メディアは、空中指揮機は帰還したとしたうえで、ロシア軍の防空ミサイルによる誤射の可能性を伝えた。撃墜が事実ならロシア軍にとって「新たな暗黒の日になる」との声も出ている。 ウクライナ軍トップのザルジニー司令官は15日、両機を撃墜したとテレグラムに投稿した。「アゾフ海地域での完璧な計画と作戦の実行」としている。 ロシア国防省からは両機に関する公式な発表はない。ただ、ロシアの独立系メディアは、帰還したIL22とする、多くの損傷がみられる機体の写真を公開。ウクライナ側の主張に誤りがあると伝えている。 独立系メディア「インサイダー」は情報筋の話として、A50が撃墜され、乗員も死亡したと報じた一方、「ウクライナ軍が発射したミサイルをロシア軍が撃墜しようとしたが、目標を誤っ