ドイツのスタインバーグ(現在はヤマハの子会社)が開発した、WindowsおよびmacOSの両プラットホームに対応するオーディオ/MIDI統合型音楽制作アプリケーション。元々はATARI ST用に開発されたMIDIシーケンスソフトであった。その後、CPU処理によるリアルタイムエフェクターであるVST (Virtual Studio Technology) という規格を提唱した事から注目を集めた。DSPによるオーディオ補助処理が主流であった当時としては画期的であった。 VSTシリーズはバージョン5まで発展を遂げた後、同社がSGIのワークステーション用に並行開発を進めていた「Nuendo」のオーディオエンジンを採用した「Cubase SX」へと刷新。その後Cubase SX 3までバージョンを重ねた後、2006年に再び「SX」を外し「Cubase 4」へと名を戻している。 同社はVST以外にもA