GIMPの開発者であるMichael Natterer氏が、GIMP 2.10までに「GEGL」(Generic Graphics Library)を完全に移植できるだろうと報告している。GEGLはGPLライセンスのもとオープンソースで開発されている画像処理フレームワーク。GEGLが完全にサポートされることで輝度やコントラスト、色彩、彩度など様々なプロセスで16ビットカラーが扱えるようになる。 GIMPでは、GIMP 2.6よりGEGLの移植が進められており、メニュー バーにある"色"から"GEGLを使用"オプションにチェックを入れることで色ツールの操作時にGEGLが使用できるようになっている。また、GIMP 2.8ではさらにGEGLの移植が進められており、GEGLにおけるOpenCLハードウェア・アクセラレーション機能を実施している。 報告によると、GIMPの開発者であるNatterer