独SAPの一部の顧客は、同社の従来の価格モデルに代わる新たなモデルを求めている。例えば、ソフトウェアを使った分だけ料金を支払う従量課金制などが含まれる。 こうした代替モデルを求めている1人であるドン・ホイッティントン氏は、甘味料や代替糖のメーカーである米Florida Crystalsの最高技術責任者(CTO)を務めている。 ホイッティントン氏は、課金方式が変わってきている例として、仮想化・クラウドサービスプロバイダーの米Virtustreamを引き合いに出した。同社は従量制のオプションを顧客に売り込んでいる。同じく仮想化ベンダーの米VMwareも、同様の選択肢を試験的に顧客に提供しようとしていると報じられている。こうしたモデルは、SAPのオンプレミス(自社設置型)アプリケーションにも適用できるのではないかと、ホイッティントン氏は語った。さらに、ライセンシングの問題は、SAPソフトウェアの