公文俊平先生とグローコムで行ったかなり長い対談(鈴木健さん司会)が、「智場」誌に掲載されました。そしてその一部がネットにアップされました。ネットに上がっているのが、議論の核心部分の一つです。 「Web2.0は世界に何をもたらしたか【Webスペシャル版】梅田望夫┼公文俊平 司会:鈴木 健」 http://www.glocom.ac.jp/j/chijo/text/2006/06/web20.html ところで、対談の企画者であり当日もその場に立ち会っていただいた東浩紀さん、グローコムを辞めてしまったんですね。驚きました。 http://www.hirokiazuma.com/archives/000228.html 『智場』を新しいタイプの情報社会系批評誌にするべく、本気で編集を始めていたところでした。106号では金子勇氏を引っ張り出してWinnyとSNSを、107号では梅田望夫氏でWeb
梅田望夫(以下,梅田)── わたしは今年45歳になるのですが,自分の来し方を振り返れば,まずはサバイバルするための資産作りをファースト・プライオリティ(最優先事項)に置き,それがある程度セキュアーになってから自分の知的生活を楽しもうという生き方を,かなり戦略的に追求してきました.『知的生活の方法』(渡部昇一)や『知的生活』(P・G・ハマトン)には「資産がなければ知的生活は送れない」というテーゼがありますが,そのためのお金をどこから持ってくるか.これを若い頃からずっと考え続けてきました.結局,大学や研究所に勤めてお金を稼ぎながら「知的生活」を送るか,まずはビジネスで稼いでセミ・リタイアしてから,経済的な独立を基盤に「知的生活」に入るか,そのどちらかしかないと結論づけて,後者の道を目指して歩いてきたのです.われわれの世代は貧しい日本を知っている最後の世代でもあるし,わたしは,いつもこういう自分
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く