【さんごくしふぉー】
ジャンル | 歴史シミュレーション | |
対応機種 |
PC-9801、FM-TOWNS、Macintosh、 Windows、スーパーファミコン、3DO、 セガサターン、メガドライブスーパー32X、 プレイステーション |
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発売・開発元 | 光栄 | |
発売日 |
【PC98】1994年2月26日 【FMT】1994年6月2日 【SFC】1994年12月9日 【3DO】1995年3月28日 【SS】1995年4月28日 【32X】1995年7月28日 【PS】1995年9月29日 |
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定価 |
【PC88/Mac/SFC/3DO/SS/32X】14,800円 【PS】10,800円(各税別) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
初期シリーズの完成形 妖術師諸葛亮 シリーズ初のパワーアップキット実装 |
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三國志シリーズ |
『三國志』シリーズの4作目。
それまでのシリーズと同様に三国志の群雄の一人になって中国全土の統一を目指すことが目標。
前作『三國志III』のシステムがベースとなっているが、様々な部分がプレイしやすいように改良されている。
また、各武将に「特殊能力」が付くようになり、個性が増した。
それまでボリュームアップを重ねてきた『III』をさらに発展させ、特殊能力といった武将の個性付けを行った。
複雑な要素もなくUIも改良され、難易度も手頃なので敷居が低くシリーズの入門者にオススメできる作品となっている。
本作以降の作品は本作の発展形というよりは陣形や名声、全武将プレイといった独自の路線で味付けがされているため、本作がシリーズの一つの完成形ともいえる。
また、GBA版『三國志』『三國志DS2』は本作コンシューマ版がベースとなっており、モバイル版で移植されたり、SFC版がバーチャルコンソールで配信されていたため、古い作品でありながらシリーズの中では比較的プレイしやすい状況にある。
*1 前作に存在した古戦場も継続しており、特定の都市間・街道での野戦は専用の古戦場で行われる。
*2 先述の「攻城兵器」ならば、かなり効率的に防御度を減らすことができる。
*3 その武将が仕えていた君主が健在の場合、6ヶ月の間は絶対に応じない。
*4 他社より前作のセーブデータ改造ツールが販売され裁判沙汰となり、最終的には光栄側の敗訴に終わった事件。
*5 withパワーアップキット。
*6 一部ハードでは未実装。
*7 「勝手にいじるなよ」といったボヤキやあまりにひどい能力にした場合は落胆したり、「(将軍になりたいから)武力も上げてくれ」といった要望などかなり芸が細かい。
*8 「美女連環の計」に関しても特定の期間に長安に特定の武将を配置し、民忠誠度が10以下という厳しい条件が設けられている。
*9 罵声を使ってしまったり相手勢力で太守になって6ヶ月経ってしまったり相手勢力の君主が死んで跡を継いでしまったりなど。
*10 劉備配下に五虎大将が揃った頃。
*11 夷陵の戦い直前。
*12 近年では「三國志14」の早期購入特典シナリオとして久々に採用されている。
*13 麦城の戦い直前。魏では曹操が健在。呉でも呂蒙が健在
*14 前作にまで存在した火計による武将の焼死もなくなり、武力差がある相手に一騎打ちで一撃必殺を受けた時に死ぬことがあるぐらいにまで武将が戦死する頻度は低くなった。
*15 「落石」は非常に威力が大きく、兵数30000の部隊が受けると一度に7000近くの損害が出てしまう。しかも「落石」の威力は能力値に依存しないため、諸葛亮が使ってもカス武将が使っても威力が全く変わらない。
*16 部隊の能力・補正にもよるが。
*17 地形防御率にゲーム中下から2番目のマイナス補正。最低は城壁のハシゴ。
*18 張魯や姜維など
*19 本作のパッケージの真ん中にいる人物が諸葛亮(左右は周瑜と司馬懿)、他にこのカボチャ型の頭巾を採用しているのは同時期に発売された英傑伝シリーズと後に発売された真・三國無双3くらい。
*20 諸葛亮に限らず、関羽もPC版では表情が怖いと不評だった武将は顔そのものが無難なものに変更されている。
*21 当時のサウンドウェアでは一般的な仕様だった。