TDP40Wまで対応するノートPC向けファンレス機構がまもなく登場へ ノートPC向けのクーラーというと高性能なCPUを搭載したモデルではファンを用いた冷却が必須で、薄型化や静粛性を重視するためにファンレス化をした場合には消費電力を抑えた性能を犠牲にする必要があります。しかし、Ventivaという企業が高さ僅か12mmの機構で空気の流れを作る「Ionic Cooling Engine」という技術を発表し、CES2025では実際にこの技術を搭載した製品が登場する見込みのようです。 Ventivaの「Ionic Cooling Engine (ICE)」は縦型のフィンの手前にワイヤーを複数配置し、このワイヤーに電気を流しここを流れる酸素や窒素などのイオン化を促します。このイオン化により酸素や窒素は失った電子を補うために流れを作り、これが空気の流れとなりCPUなどの冷却に必要なエアフローを生み出す