JPH0233563Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0233563Y2 JPH0233563Y2 JP1983129723U JP12972383U JPH0233563Y2 JP H0233563 Y2 JPH0233563 Y2 JP H0233563Y2 JP 1983129723 U JP1983129723 U JP 1983129723U JP 12972383 U JP12972383 U JP 12972383U JP H0233563 Y2 JPH0233563 Y2 JP H0233563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- striker
- rotor
- rotator
- return spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用ドアロツクに嵌入するストライ
カを、車両の振動でガタつかないように挿入溝内
へ押え込むようにしたストライカ押え込み装置に
関する。
カを、車両の振動でガタつかないように挿入溝内
へ押え込むようにしたストライカ押え込み装置に
関する。
従来この種装置は、ストライカが嵌入する嵌入
溝内にばねで弾発される楔片を摺動自在に設け、
該楔片の傾斜面に乗り上げるストライカの楔効果
により押え込むのを一般とするが、かゝる嵌入溝
内に設けられる楔片は、その支持手段及び弾発ば
ね等部品点数が多くなると共に嵌入溝の横方向の
長さを広げなければならず、ロツクが大型化する
等の不都合を有していた。
溝内にばねで弾発される楔片を摺動自在に設け、
該楔片の傾斜面に乗り上げるストライカの楔効果
により押え込むのを一般とするが、かゝる嵌入溝
内に設けられる楔片は、その支持手段及び弾発ば
ね等部品点数が多くなると共に嵌入溝の横方向の
長さを広げなければならず、ロツクが大型化する
等の不都合を有していた。
本考案は、かゝる不都合を改良することを目的
としたものでストライカを押え込む楔片を回転型
に形成させてラツチと同軸に軸支すると共にその
弾発ばねをラツチの復帰ばねと兼用させた押え込
み装置を提供するにある。
としたものでストライカを押え込む楔片を回転型
に形成させてラツチと同軸に軸支すると共にその
弾発ばねをラツチの復帰ばねと兼用させた押え込
み装置を提供するにある。
これを図示実施例について説明すると１はケー
スを示し、該ケース１にはストライカ２を嵌入す
る嵌入溝３を凹設すると共にストライカ２に押圧
されて復帰ばね４に抗して回動するラツチ５と、
該ラツチ５に設けた段部５ａ，５ｂに係合してラ
ツチ５の復帰を阻止するラチエツト６とが軸支さ
れている。７は回動子を示し、該回動子７はラツ
チ５の支軸８に偏心軸８ａを介して軸支されると
共に該回動子７とラツチ５とは、それぞれ設けら
れるピン９と該ピン９が嵌合する遊隙孔１０とを
介して係合され、前記ラツチ５の復帰ばね４は該
回動子７を介して取付けられ、更に該回動子７の
外周に、前記ラツチ５のフルロツク位置の手前に
おいて、前記ストライカ２を嵌入溝３に圧接する
押圧面７ａを形成させた、なお図示のものではピ
ン９は、ラツチ５に設けると共に遊隙孔１０は回
動子７に設けたが、これを反対にピン９は回動子
７に、遊隙孔１０はラツチ５に設けてもよく、回
動子７はラツチ５と同心に設けてもよい。図中１
１はラチエツト６の復帰ばね、１２は嵌入溝３に
設けたストライカ緩衝用のラバを示す。
スを示し、該ケース１にはストライカ２を嵌入す
る嵌入溝３を凹設すると共にストライカ２に押圧
されて復帰ばね４に抗して回動するラツチ５と、
該ラツチ５に設けた段部５ａ，５ｂに係合してラ
ツチ５の復帰を阻止するラチエツト６とが軸支さ
れている。７は回動子を示し、該回動子７はラツ
チ５の支軸８に偏心軸８ａを介して軸支されると
共に該回動子７とラツチ５とは、それぞれ設けら
れるピン９と該ピン９が嵌合する遊隙孔１０とを
介して係合され、前記ラツチ５の復帰ばね４は該
回動子７を介して取付けられ、更に該回動子７の
外周に、前記ラツチ５のフルロツク位置の手前に
おいて、前記ストライカ２を嵌入溝３に圧接する
押圧面７ａを形成させた、なお図示のものではピ
ン９は、ラツチ５に設けると共に遊隙孔１０は回
動子７に設けたが、これを反対にピン９は回動子
７に、遊隙孔１０はラツチ５に設けてもよく、回
動子７はラツチ５と同心に設けてもよい。図中１
１はラチエツト６の復帰ばね、１２は嵌入溝３に
設けたストライカ緩衝用のラバを示す。
次にその作動を説明すると第１図に示すように
ストライカ２がケース１外にある開扉位置にある
ときは、回動子７は復帰ばね４により反時計方向
に附勢されるためその遊隙孔１０の一端にラツチ
５のピン９は当接されてラツチ５も反時計方向に
附勢され、次いで第２図に示すようにストライカ
２がラツチのフオーク歯に噛合つてラツチ５をば
ね４に抗して時計方向に回動させてその第１段部
５ａにラチエツト６が係合するハーフロツク位置
にあるとき回動子７はラツチ５の回動に従動して
同じくばね４に抗して時計方向に回動し、更に第
３図に示すように、ストライカ２がラツチ５を回
動させてその第２段部５ｂにラチエツト６が係合
するフルロツク位置においては、そのフルロツク
直前からラツチ５に伴われて従動する回動子７の
押圧面７ａがストライカ２に当接し、その位置か
ら回動子７はストライカ２に押されて回動するた
め、ラツチ２のピン９は回動子７の遊隙孔１０の
一端から遊離し、かくて復帰ばね４は回動子７の
みをストライカ２に当接すべく附勢しストライカ
２は嵌入溝３に押え込まれて車両の振動に関らず
強固に保持されるものである。
ストライカ２がケース１外にある開扉位置にある
ときは、回動子７は復帰ばね４により反時計方向
に附勢されるためその遊隙孔１０の一端にラツチ
５のピン９は当接されてラツチ５も反時計方向に
附勢され、次いで第２図に示すようにストライカ
２がラツチのフオーク歯に噛合つてラツチ５をば
ね４に抗して時計方向に回動させてその第１段部
５ａにラチエツト６が係合するハーフロツク位置
にあるとき回動子７はラツチ５の回動に従動して
同じくばね４に抗して時計方向に回動し、更に第
３図に示すように、ストライカ２がラツチ５を回
動させてその第２段部５ｂにラチエツト６が係合
するフルロツク位置においては、そのフルロツク
直前からラツチ５に伴われて従動する回動子７の
押圧面７ａがストライカ２に当接し、その位置か
ら回動子７はストライカ２に押されて回動するた
め、ラツチ２のピン９は回動子７の遊隙孔１０の
一端から遊離し、かくて復帰ばね４は回動子７の
みをストライカ２に当接すべく附勢しストライカ
２は嵌入溝３に押え込まれて車両の振動に関らず
強固に保持されるものである。
このように本考案によるときはラツチ５に、該
ラツチ５の支軸８に軸支され且つピン９と遊隙孔
１０とを介して係合する回動子７を設けて、該回
動子７に復帰ばね４を係止させると共に該回動子
７の外周に、ラツチ５のフルロツク位置の直前に
おいてストライカ２を嵌入溝３に圧接する押圧面
７ａを形成させたものであるから、ラツチの復帰
ばね４は回動子７のストライカ押え込み用のばね
を兼用し、而も回動子７はラツチ５の回動軌跡内
に位置してラツチ５に重ねて配設されるのでその
設置が容易となると共に小型化できる等の効果を
有する。
ラツチ５の支軸８に軸支され且つピン９と遊隙孔
１０とを介して係合する回動子７を設けて、該回
動子７に復帰ばね４を係止させると共に該回動子
７の外周に、ラツチ５のフルロツク位置の直前に
おいてストライカ２を嵌入溝３に圧接する押圧面
７ａを形成させたものであるから、ラツチの復帰
ばね４は回動子７のストライカ押え込み用のばね
を兼用し、而も回動子７はラツチ５の回動軌跡内
に位置してラツチ５に重ねて配設されるのでその
設置が容易となると共に小型化できる等の効果を
有する。
図面は本考案の一実施例を示すもので第１図は
開扉状態の正面図、第２図はハーフロツク状態の
正面図、第３図はフルロツク状態の正面図であ
る。 ２……ストライカ、３……嵌入溝、４……復帰
ばね、５……ラツチ、７……回動子、７ａ……押
圧面、８……支軸、９……ピン、１０……遊隙
孔。
開扉状態の正面図、第２図はハーフロツク状態の
正面図、第３図はフルロツク状態の正面図であ
る。 ２……ストライカ、３……嵌入溝、４……復帰
ばね、５……ラツチ、７……回動子、７ａ……押
圧面、８……支軸、９……ピン、１０……遊隙
孔。
Claims (1)
- ストライカ２に押圧されて回動するラツチ５と
回転自在に軸支される回動子７とを重合配設し、
その一方に突設するピン９をその他方に開口する
遊隙孔１０に係合して該回動子７に係止される復
帰ばね４で該ラツチ５と該回動子７とを同一方向
に付勢させると共に該回動子７の外周に前記ラツ
チ５のフルロツク位置の直前において前記ストラ
イカ２をその嵌入溝３に圧接する押圧面７ａを形
成したことを特徴とする車両用ドアロツクにおけ
るストライカ押え込み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983129723U JPS6037564U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 車両用ドアロツクにおけるストライカ押え込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983129723U JPS6037564U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 車両用ドアロツクにおけるストライカ押え込み装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6037564U JPS6037564U (ja) | 1985-03-15 |
| JPH0233563Y2 true JPH0233563Y2 (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=30293838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983129723U Granted JPS6037564U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 車両用ドアロツクにおけるストライカ押え込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6037564U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515864Y2 (ja) * | 1971-03-20 | 1976-02-18 | ||
| JPS5456324U (ja) * | 1977-09-20 | 1979-04-18 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP1983129723U patent/JPS6037564U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6037564U (ja) | 1985-03-15 |
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