JPH0999010A - 伸長テープ及び吸収性物品 - Google Patents
伸長テープ及び吸収性物品Info
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Abstract
性に優れた吸収性物品を提供すること。 【解決手段】 基部51と、該基部51に連設された伸
長可能な伸長部56とを具備してなる伸長テープ50、
及びトップシートとバックシートと吸収体とを具備し、
トップシート又は上記バックシートの表面に、吸収性物
品の廃棄時止着用の細帯状の止着テープ(上記伸長テー
プ50)を有し、該止着テープは、その長手方向におけ
る少なくとも一部が伸長可能になされていることを特徴
とする吸収性物品。
Description
生理用ナプキン及び大人用のショーツなどの吸収性物品
の廃棄用テープとして好適に用いられる伸長テープ並び
に衛生的且つ容易に廃棄処理を行うことができる吸収性
物品に関する。
使い捨ておむつとしては、液透過性のトップシートと、
液不透過性のバックシートと、該トップシート及び該バ
ックシートの間に介在された吸収体とを備え、腹側部、
背側部並びに該腹側部及び背側部の間に位置する股下部
が形成されており、腹側部の左右両側縁と背側部の左右
両側縁とが接合固定されているパンツ型の使い捨ておむ
つが種々提案され汎用されている。
は、廃棄用のテープなどが設けられていなかったため、
廃棄時にはテープ、ゴム、ひもなどで固定して廃棄しな
ければならず、衛生的に廃棄することができず、また、
その廃棄処理も面倒なものであった。そこで、最近で
は、該パンツ型の使い捨ておむつの廃棄を容易且つ衛生
的にするために、該おむつの背面に3つ折り状態で配設
された止着テープを有するパンツ型の使い捨ておむつが
提案されている。
止着テープは、その長さが、折り畳む前の該止着テープ
の長さまでしかないため、該止着テープを貼る場所によ
っては、おむつを丸めて固定するには該止着テープの長
さが足りない場合がある。
た後、おむつの両サイドのステッチを裂いておむつを広
げてから、処理を行うことが多く、処理後には、使用し
たおしり拭きやテッシュペーパー等をおむつの上にのせ
て、おなか側からおむつをまるめ上げて廃棄する傾向が
あり、このため該止着テープは、背中側に配されている
ことが多い。このように、排便の処理後に便やテッシュ
ペーパー、おしり拭き等でふくれたおむつを処理する場
合や、排尿によりかさばったおむつを処理する場合に
は、上記止着テープの長さの長いことが要求されるが、
従来の止着テープでは、このような要求を十分に満足す
ることができなかった。
は、フィット性を高め、ズレ落ちを防止してモレ防止力
を高めるために、胴回り全体にギャザーを配設したもの
が提案されており、このような胴回り全体にギャザーが
配された使い捨ておむつでは、該ギャザー上に上記止着
テープを固定すると、該止着テープの接着性を低下させ
てしまうという問題がある。このギャザーを回避して上
記止着テープの止着を行おうとすると、該止着テープの
長さが不足しているため、後処理ができないことがある
という問題がある。更に、上述の使い捨ておむつにおい
ては、おむつの脚周り開口部から廃棄物が漏れるなど、
未だ廃棄時における衛生面で不十分なものであった。
キン、展開型の使い捨ておむつ、失禁パッド、大人用の
ショーツ等においても、従来の廃棄システムでは衛生的
に廃棄することが困難であり、容易、確実且つ衛生的に
廃棄処理することができる廃棄システムを有する吸収性
物品が要望されているのが現状である。
棄時止着用の止着テープとして好適な伸長テープ、及び
容易、確実且つ衛生的に廃棄処理することができる吸収
性物品を提供することにある。
を解消するために鋭意検討した結果、伸長可能な部分を
有する伸長テープが上記目的を達成しることを知見し
た。
で、基部と、該基部に連設された伸長可能な伸長部とを
具備してなる伸長テープを提供するものである。
と、液不透過性のバックシートと、該トップシート及び
該バックシートの間に介在された吸収体とを具備する吸
収性物品において、上記トップシート又は上記バックシ
ートの表面に、吸収性物品の廃棄時止着用の細帯状の止
着テープを有し、該止着テープは、その長手方向におけ
る少なくとも一部が伸長可能になされていることを特徴
とする吸収性物品を提供するものである。
収性物品について図面を参照して説明する。尚、以下の
説明においては、本発明の伸長テープを有する本発明の
吸収性物品を説明することにより、伸長テープ及び吸収
性物品について説明するが、本発明の伸長テープの用途
は、吸収性物品に限定されるものではなく、例えば生理
用ナプキンの包装構造用のテープ等に用いることもでき
る。
パンツ型の使い捨ておむつについて、図1〜図4を参照
して説明する。ここで、図1は、本発明の吸収性物品の
第1の形態としてのパンツ型の使い捨ておむつにおける
背面を示す斜視図であり、図2は、図1に示す使い捨て
おむつの展開図であり、図3は、図1に示す使い捨てお
むつに止着テープとして用いられている本発明の伸長テ
ープを示す拡大図であり、図3(a)は、該伸長テープ
の拡大側面図であり、図3(b)は、該伸長テープを引
き延ばした状態を示す拡大斜視図である。また、図4
は、本発明のパンツ型の使い捨ておむつを廃棄する状態
を示す概略側面図である。
捨ておむつ1は、液透過性のトップシート2と、液不透
過性のバックシート3と、これら両シート間に配置され
る吸収体4とを有する吸収性本体5を備え、該吸収性本
体5における着用者の腹側に位置する腹側部6及び背側
に位置する背側部7それぞれの両側縁部の接合固定によ
り、ウエスト開口部10及び一対のレッグ開口部20が
形成されている。このような構成は、従来公知のパンツ
型の使い捨ておむつと同じである。
むつ1は、腹側部6の側縁部6aと背側部7の側縁部7
a及び腹側部6の側縁部6bと背側部7の側縁部7bと
が、それぞれ接合固定されて接合部8が形成され、パン
ツ型に形成されている。
上記レッグ開口部20には、それぞれその周縁部全周に
亘って実質的に連続したギャザーを形成する弾性部材1
1,21が設けられており、上記ウエスト開口部10と
一対の上記レッグ開口部20との間に存し上記吸収体4
の配置されている胴周囲部30には、その全周に亘って
実質的に連続したギャザーを形成する複数の弾性部材3
1が設けられている。
上記弾性部材11は、腹側部6と背側部7とにそれぞれ
4本づつ等間隔に設けられており、上記接合固定により
連結されて、上記ウエスト開口部10の全周に亘って実
質的に連続したギャザーを形成するようになされてい
る。上記弾性部材11としては、通常使い捨ておむつに
用いられる弾性部材であれば特に制限なく用いることが
できるが、その形状は帯状であるのが好ましい。
いる上記弾性部材21は、腹側部6と背側部7とにそれ
ぞれ3本づつ、等間隔に且つおむつの股下部において吸
収体4を横断するようにして設けられており、上記接合
固定により連結されて、上記レッグ開口部20の全周に
亘って実質的に連続したギャザーを形成するようになさ
れている。上記弾性部材21としては、通常使い捨てお
むつに用いられる弾性部材であれば特に制限なく用いる
ことができるが、その形状は帯状であるのが好ましい。
また、おむつの股下部50には、上記弾性部材21が吸
収体4を横断して設けられていることにより、弾性部材
が配されている。
ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の
接合方法を特に制限なく用いて行うことができる。
1に、図2に示すように、腹側部6の上記胴周囲部30
の下部に位置し且つ着用者の排尿部近傍に位置する、排
尿ポイント部40には、おむつの幅方向に向けて連続し
たギャザーを形成する4本の弾性部材41が設けられて
いる。上記弾性部材41としては、通常使い捨ておむつ
に用いられる弾性部材であれば特に制限なく用いること
ができるが、その形状は糸状であるのが好ましい。
ート3及び上記吸収体4は、それぞれ、中央が括れた砂
時計状に形成されており、これらを形成する材料として
は、下記するものを用いることができる。
物を吸収体4へ透過させる液透過性シートで肌着に近い
感触を有したものが好ましく、このような液透過性シー
トとしては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等
が好ましく挙げられる。また、上記トップシート2に
は、その周縁部にシリコン系油剤、パラフィンワックス
等の疎水性化合物を塗布する方法や、あらかじめアルキ
ルリン酸エステルのような親水性化合物を全面に塗布
し、次いでその周縁を温水で洗浄する方法により撥水処
理を施し、周縁部における尿等のにじみによるモレを防
止することができる。
塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した液不透過性かつ蒸
気を透過させる蒸気透過性のシートが用いられ、肌着に
近い感触を有したもの、たとえば、バックシート(これ
らのシート)にエンボス処理を施こしたもの、フィルム
と不織布との複合材、あるいはフィルムと織布との複合
材料等が用いられる。
を主材とし、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ま
しく、その他熱可塑性樹脂、セルロース繊維、あるいは
高分子吸水ポリマーの混合物に熱処理したものが好まし
い。高分子吸水ポリマーの存在位置は、上層、中層、下
層のいずれであってもよく、パルプと混合したものであ
っても良い。高分子吸水ポリマーは自重の20倍以上の
液体を吸収して保持する性能を有し、ゲル化する性質を
有する粒子状のものが好ましく、このような高分子吸水
ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸(塩)グラフ
ト共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセ
ルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体等が好まし
い。
つ1は、図1及び図3に示すように、上記バックシート
3の表面に、該おむつの廃棄時止着用の細帯状の止着テ
ープ50を有し、該止着テープ50は、その長手方向に
おける少なくとも一部が伸長可能になされている。更に
詳述すると、図1に示すように、上記止着テープ50
は、おむつの背側部7の略中央部において、該止着テー
プ50の長手方向がおむつの長手方向に沿うように設け
られている。
及び(b)に示す本発明の伸長テープ50’をおむつの
背側部7の略中央部に固着して設けられている。以下、
本形態のおむつに止着テープ50として用いられてい
る、本発明の伸長テープ50’について図3(a)及び
(b)を参照して説明する。図3に示す上記伸長テープ
50’は、基部51と、該基部51に連設された伸長可
能な伸長部56とを具備してなる。更に詳述すると、上
記伸長テープ50’は、図3(a)に示すように、テー
プ基材上に粘着剤を塗布して形成されてなるものであ
り、その長さ方向に該止着テープ50を略3等分する2
つの折曲部57において、3つ折りに折り畳まれて、基
部51及びおむつの廃棄時に該おむつを固定する固定部
52が形成されており、該固定部52の一部が該止着テ
ープ50としての伸長テープ50’の長手方向に伸長可
能になされている。即ち、該固定部52は、該基部51
に連接され且つ剥離自在に粘着されている、該伸長テー
プ50’の長手方向に伸長可能な伸長部56及びおむつ
の廃棄処理時におむつのバックシート3(又はトップシ
ート2)に接着される接着部分54により形成されてい
る。また、上記伸長部56は、弱い粘着面55を有する
ことにより、上記基部51と剥離自在に粘着されてお
り、上記接着部分54は、強い粘着面53を有すること
により、おむつのバックシート3(又はトップシート
2)に接着されるようになされている。
されているので、上記接着部分54の端部を持って引張
ることにより、上記伸長部56が該伸長テープ50’の
長手方向に塑性変形して伸長する。
51は、好ましくは2000gf/25mm以下、更に
好ましくは3000gf/25mm以下の荷重では塑性
変形しない材料により形成されており、上記伸長部56
は、好ましくは2000gf/25mm以下、更に好ま
しくは1000gf/25mm以下の荷重により塑性変
形する材料により形成されている。上記基部51は、人
の手によって軽く伸長できない部分であるため、200
0gf/25mm以下の荷重では伸長しない方が好まし
く、上記伸長部56は、人の手によって軽く伸長できる
部分であるため、2000gf/25mm以下の荷重で
伸長するのが好ましい。
伸長部56の形成材料としては、ポリオレフィン系樹脂
を溶融押し出しして成形されてなる樹脂フィルムが好ま
しく用いられる。上記ポリオレフィン系樹脂としては、
ポリプロピレンホモポリマー;ポリプロピレンとポリエ
チレン等との、ブロックコポリマー、ランダムコポリマ
ー、ランダムブロックコポリマー等のポリプロピレンコ
ポリマー;該ポリプロピレンホモポリマーと該ポリプロ
ピレンコポリマーとのブレンド物;高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等の
ポリエチレン;該ポリエチレンと該ポリプロピレンホモ
ポリマー及び/又は該ポリプロピレンコポリマーとのブ
レンド物等が挙げられる他、これらにオレフィン系、ポ
リエステル系、ポリアミド系、スチレン系等の種々の熱
可塑性エラストマーをブレンドして用いてもよい。ま
た、上記基部51は、ポリエチレンテレフタレートなど
の通常のフィルム、シートに用いられている材料を形成
材料として用いて、形成することもできる。
54も上記基部51と同様にして形成されている。
開昭62ー15304号公報及び特開昭62−2859
69号公報に記載されている止着テープ基材、即ち、伸
長可能になされていない部分(基部)には、ポリプロピ
レン/ポリエチレン混合物を用い、また、伸長可能にな
されている部分(伸長部)には、塑性変形可能な材料を
用い、両者を溶融押出しして形成された境界域部を介し
て一体的に結合してなる止着テープ基材を用いて形成さ
れたものを用いることもできる。また、特開昭62ー8
1477号公報に記載されている、通常のゴム材料など
の弾性体からなる中央部と、非弾性体からなる2つの端
部とを連結して構成してなり、上記非弾性体を、弾性体
前駆組成物を織布及び/又は不織布に含浸させて上記弾
性体と一体的に硬化させて形成した止着テープにより形
成されたものを用いることができる他、塑性変形可能な
材料からなる細帯状のテープ片の両縁端に塑性変形不可
能な材料からなる細帯状のテープ片をそれぞれ繋ぎ合わ
せて一体化したものや、塑性変形可能な材料からなる細
帯状のテープ片の両端部分の裏面に塑性変形不可能な材
料を貼り合わせて一体化したもの等を用いることもでき
る。
長可能になされている部分の伸長性は、伸長前の長さの
2〜10倍、更には、4〜6倍の長さに伸長し得るよう
になされているのが好ましい。
強い粘着面53を形成する粘着剤としては、ゴム系粘着
剤が、好ましくは、例えば、スチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合
体、アクリル酸エステル、アクリル共重合体、酢酸ビニ
ルエチレン−酢酸ビニル共重合体等のホットメルト樹脂
あるいはエマルジョン等が挙げられる。
着面55を形成する粘着剤としては、オレフィン系の粘
着剤、強い接着面を形成する接着剤として、ゴム系の粘
着剤で石油系樹脂を多く配合したものや、アクリル系粘
着剤、ゴム系粘着剤に付加型シリコーンを配合してなる
粘着剤等が挙げられる。
テープ50として用いられる伸長テープ50’は、例え
ば、下記の如くして製造することができる。即ち、上記
テープ基材として、塑性変形可能な材料と塑性変形不可
能な材料とを用い、塑性変形可能な材料の両端にそれぞ
れ塑性変形不可能な材料を繋ぎ合わせ、それぞれの境界
域部を介して一体的に結合することにより、上記伸長テ
ープ50’を得ることができる。この際、上記伸長部と
して弾性体を用いてもよい。また、テープ基材の連続シ
ートを、塑性変形する材料で形成しておいて、その両端
部を第1の端片及び第2の端片で覆い、ウレタン系ヒー
トシール剤を用いてヒートシールしたり、ホットメルト
型粘接着剤で固定することにより、伸長時には、中央部
のみが塑性変形する上記伸長テープ50’を得ることも
できる。
つ1は、該使い捨ておむつを丸めた後、上記止着テープ
50の上記伸長部56を図3(b)に示すように伸長さ
せ、図4に示すように、丸めたおむつの表面に上記接着
部分54を接着させることにより、おむつの丸めた状態
を維持して廃棄することができる。また、接着しなくて
もひも状にぐるぐるまきにしてしばり上げることも可能
である。
長手方向に伸長可能になされた上記止着テープ50が配
されているので、排便時及び大量の排尿を吸収した時の
後処理においても、排泄物等で膨れ上がったおむつを容
易且つ確実に丸めた状態で止着することができ、おむつ
を衛生的に廃棄処理することができる。また、本形態の
使い捨ておむつのように胴回り部全体にギャザーが形成
されていても、止着テープ50を伸長させてギャザーの
形成されていない部分で止着することができるため、ギ
ャザーの有無に係わりなく、止着テープの接着性を低下
させずに、おむつの廃棄時における止着をすることがで
きる。
は、上述の形態に何ら限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、例
えば、上述した図1〜図4に示す形態を下記〜の如
く変形してもよい。 上述した図1〜図4に示す形態では、止着テープを背
側部の中央部分におけるバックシートの表面に設けた例
で説明したが、該止着テープは、トップシートの表面
や、腹側部に設けることもできる。 上述した図1〜図4に示す形態では、3つ折りに折り
畳まれた伸長テープを止着テープとして設けた例で説明
したが、該伸長テープとしては、図5(a)に示すよう
に、基部51と該基部51に連設された伸長部56と
を、折曲部57で2つ折りに折り畳んで、該基部51上
に該伸長部56を折り重ねてなるテープ50’や、図5
(b)に示すように、基部51が、バックシート若しく
はトップシートに固着される固着部58と該固着部58
に連接された連結部59とからなり、該連結部59に伸
長部56が連設されており、折曲部57で2つ折りに折
り畳まれて、該固着部58上に該連結部59及び伸長部
56が折り重ねられている、いわゆるY字型のテープ5
0’等を用いることができる。尚、図5(b)に示すテ
ープにおいては、図5(c)に示すように、折り重ねら
れたテープの前方部(即ち、伸長部56)のみが伸長す
る。 本発明の吸収性物品としての使い捨ておむつは、図6
に示すような上記吸収性本体が、その腹側部及び背側部
における両側縁部において伸縮性のサイドパネルを有し
ており、該サイドパネルの側縁を接合固定してパンツ型
に形成されてなるものでもよい。 上述した図1〜図4に示す形態では、上記固定部52
の一部のみが上記伸長部56である伸長テープを止着テ
ープとして設けた例で説明したが、上記伸長テープ50
としては、図7(a)に示すように、その固定部52の
全部が伸長部56により形成されたものを用いることも
できる。このように、固定部52の全部が伸びる止着テ
ープを用いた場合には、図7(b)に示すように、おむ
つを紐で縛るようにして廃棄することができる。
してのパンツ型の使い捨ておむつについて図8〜12を
参照して説明する。ここで、図8は、本発明の吸収性物
品の第2の形態としてのパンツ型の使い捨ておむつの背
側を示す斜視図であり、図9は、図8に示す使い捨てお
むつの展開図である。また、図10は、図8に示す使い
捨ておむつに止着テープとして用いられている本発明の
伸長テープを示す拡大側面図であり、図11は、図11
に示す伸長テープをその長手方向に伸張させた状態を示
す側面図であり、図12は、おむつの廃棄時において図
10に示す止着テープでおむつを止着した状態を示す概
略図である。
は、図8及び図9に示すように、液透過性のトップシー
ト102と、液不透過性のバックシート103と、該ト
ップシート102及び該バックシート103の間に介在
された吸収体104とを備え、腹側部130、背側部1
10及び股下部120が形成されており、腹側部130
の左右両側縁131,132と背側部110の左右両側
縁111,112とが接合固定されている。このような
構造は、公知のパンツ型の使い捨ておむつと同じであ
る。
時の使い捨ておむつ101は、その長手方向中央部(股
下部120)が括れて形成されており、全体として溢れ
た砂時計状に形成されている。また、上記股下部120
の両側縁に位置する一対のレッグ部106,106及び
上下方向端縁に位置するウエスト部105には、それぞ
れ弾性部材109が設けられており、使い捨ておむつの
開口部においてギャザーを形成している。尚、上記使い
捨ておむつ101を形成する上記トップシート102、
上記バックシート103、上記吸収体104及び上記弾
性部材109の形成材料としては、従来公知のものを特
に制限なく用いることができる
つ101は、上記バックシート103の表面に、おむつ
の廃棄時止着用の細帯状の止着テープ140を有し、該
止着テープ140は、その長手方向における少なくとも
一部が伸長可能になされている。更に詳述すると、上記
止着テープ140は、上記背側部110の略中央部にお
いて、おむつの幅方向に沿って配された細帯状のテープ
であり、おむつに固定される基部141と、該基部14
1の左右に連設された伸張部142とを具備している
(図10及び11参照)。
び11に示す本発明の伸長テープ140’をおむつの背
側部107の略中央部に固着して設けられている。以
下、本形態のおむつに止着テープ140として用いられ
ている、本発明の伸長テープ140’について図10及
び11を参照して説明する。図3に示す上記伸長テープ
140’は、基部141と、該基部141に連設された
伸長可能な伸長部142とを具備してなる。更に詳細に
は、上記伸長テープ140’において、上記伸張部14
2は、上記基部141の長手方向における左右両側にお
いて、該基部141に連設されており、該伸張部142
の先端に摘み部143が設けられている。
が塗布されており(図示せず)、上記バックシート10
3の表面に固着されるようになされている。また、上記
伸張部142の裏面には、粘着剤が塗布されており、上
記バックシート103の表面に剥離自在に粘着されてい
る。
は、上述した第1の形態における伸長テープの形成材料
と同じであり、上記基部141及び上記伸長部142
は、それぞれ、上述した第1の形態における基部51及
び伸長部56の形成材料により形成される。
さの2〜10倍、更には、4〜6倍の長さに伸長し得る
ようになされているのが好ましい。また、上記伸張部1
42の長さは、1〜5cmとするのが好ましい。
上記基部141の裏面に塗布される上記接着剤として
は、ゴム系粘着剤が好ましく、例えば、スチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体、スチレン−イソプレンブロッ
ク共重合体、アクリル酸エステル、アクリル共重合体、
酢酸ビニルエチレン−酢酸ビニル共重合体等のホットメ
ルト樹脂あるいはエマルジョン等が挙げられる。
上記伸張部142の裏面に塗布される上記粘着剤として
は、オレフィン系の粘着剤、ゴム系の粘着剤で石油系樹
脂を多く配合したものや、アクリル系粘着剤、ゴム系粘
着剤に付加型シリコーンを配合してなる粘着剤等が挙げ
られ、これらの粘着剤を、メルトブロー法やスロットコ
ータ法等の低目付で均一な塗工方法により塗布しておく
ことで、上記伸張部142を、べたつきが少なく軽いタ
ッチで仮止めする(上記バックシート103の表面に剥
離自在に粘着させる)ことができる。
においては、図12に示すように、おむつを丸めた後、
上記摘み部143を持って止着テープ140の長手方向
に向けて引っ張り、伸びた止着テープ140でおむつの
左右両側を丸め込んだ後、該止着テープを結ぶ等して、
廃棄することができる。
成された止着テープを有しているので、従来のフラット
型(展開型)レギュラーおむつのように、おむつの左右
両側をも丸め込んで止着して、廃棄することができる。
従って、おむつのレッグ開口部から排泄物が漏れること
がなく、従来提案されている廃棄処理用テープを有する
おむつよりも、小さく丸めて衛生的におむつの廃棄を行
うことができ、また、廃棄処理も容易なものである。
れる他の形態の伸長テープについて図13〜15を参照
して説明する。ここで、図13は、伸長テープの他の形
態を示す拡大側面図であり、図14は、図13に示す伸
長テープをその長手方向に伸張させた状態を示す側面図
であり、図15は、おむつの廃棄時において図13に示
す伸長テープでおむつを止着した状態を示す概略図であ
る。尚、特に詳述しない点については、上述した図8〜
12に示す形態でした説明が適宜適応される。
13に示すように、上記伸張部142に、裏面に粘着剤
(図示せず)が塗布された止着部144が延設されてお
り、該止着部144の先端に摘み部143が設けられて
いる。また、上記止着テープ140は、全面がおむつに
固着された剥離テープ150を介しておむつに固定され
ている。
その裏面全面に塗布された接着剤(図示せず)を介し
て、上記バックシート103の表面に固着されている。
また、上記止着テープ140における上記基部141
は、該剥離テープ150の表面に固着されており、これ
により、該剥離テープ150を介しておむつに固着され
ている。また、上記伸張部142及び上記止着部144
は、該剥離テープ150の表面に剥離自在に粘着されて
いる。
144の先端部分を該止着部144の裏面側に向けて折
り返して、形成されている。また該止着部144は、上
記基部141と同様の材料で且つ同様の方法で形成され
ている。尚、上記剥離テープ150において、上記基部
と当接する部位は剥離処理が施されておらず、これによ
り、上記基部141は該剥離テープ150に固着され且
つ該止着部144は該剥離テープ150と剥離自在に粘
着されている。上記剥離テープ150としては、従来使
い捨ておむつ等の吸収性物品などの衛生品に用いられて
いる剥離テープを特に制限無く用いることができる。
ープとして有する本形態の使い捨ておむつの廃棄時にお
いては、おむつを丸めた後、図14に示すように、上記
摘み部143を持って止着テープ140の長手方向に向
けて引っ張り、伸長部142を伸長させた後、図15に
示すように伸びた止着テープ140でおむつの左右両側
を丸め込んだ後、上記止着部144をおむつの表面に粘
着させて丸めたおむつを止着する等して、衛生的且つ容
易に廃棄することができる。
としてのパンツ型の使い捨ておむつについて図16〜1
9を参照して説明する。ここで、図16は、第3の形態
のパンツ型の使い捨ておむつを示す背面図であり、図1
7は、図16に示すパンツ型の使い捨ておむつに止着テ
ープとして用いられている本発明の伸長テープを示す平
面図であり、図18は、図17に示す伸長テープを分離
した状態を示す平面図であり、図19は、図18に示す
止着テープによりおむつを固定した状態を示す概略図で
ある。尚、図16に示す本形態の使い捨ておむつ1は、
上述した第2の形態のパンツ型の使い捨ておむつと略同
様に形成されているので、同じ部分については省略し、
相違する点についてのみ説明する。従って、特に詳述し
ない点については、上述した第2の形態における説明が
適宜適用される。
1においては、上記バックシート203の表面に、おむ
つの廃棄時止着用の細帯状の止着テープ240を有し、
該止着テープ240は、その長手方向における少なくと
も一部が伸長可能になされている。更に詳述すると、上
記止着テープ240は、上記背側部210の略中央部に
おいて、おむつの長手方向に沿って配されている。
び18に示す本発明の伸長テープ240’をおむつの背
側部207の略中央部に固着して設けられている。以
下、本形態のおむつに止着テープ240として用いられ
ている、本発明の伸長テープ240’について図10及
び11を参照して説明する。図3に示す上記伸長テープ
240’は、基部241と、該基部241に連設された
伸長可能な伸長部242とを具備してなる。更に詳細に
は、上記伸長テープ240’は、図17に示すように、
その長さ方向に該伸長テープ240’を略3等分する2
つの折曲部247において、3つ折りに折り畳まれて、
基部241及び該基部241に連接され且つ剥離自在に
粘着されている、該伸長テープ250’の長手方向に伸
長可能な伸長部242a,242bが形成されており、
更に該伸長部242bの先端に、テープを折り返して形
成された摘み部243が形成されている。また、上記伸
長部242a,242bは、弱い粘着面(図示せず)を
有しており、これにより上記基部251及び上記伸長部
242a、並びに上記伸長部242a及び上記伸長部2
42bがそれぞれ剥離自在に粘着されている。該弱い粘
着面を形成する粘着剤としては、上記の図3及び図4に
示す伸長テープの説明において挙げた弱い粘着面を形成
する粘着剤が適宜用いられる。
は、それぞれ、それらの巾方向中央部分にミシン目24
4が設けられている。このミシン目244を有すること
により、摘み部243をもって上記伸長部242a、2
42bを剥離させて、テープを引き延ばした(3つ折り
状態を解除した)際に、更に左側部242cと右側部2
42dとに分離させることができる。そして、この分離
させた左側部242cと右側部242dとは、両者とも
に伸長部であるので、更にそれらの長手方向に向けて伸
長させることができる。
及び製造方法については、上述した第2の形態に用いら
れる伸長テープと同様である。
伸長可能になされている部分の伸長性は、伸長前の長さ
の2〜10倍、更には、4〜6倍の長さに伸長し得るよ
うになされているのが好ましい。
においては、図19に示すように、おむつを丸めた後、
上記左側部242c及び上記右側部242dとそれぞれ
摘み部243を持って止着テープ240の長手方向に向
けて引っ張り、伸びた上記左側部242c及び上記右側
部242dとでおむつの左右両側を丸め込んだ後、両者
を結ぶ等して、廃棄することができる。
について図20を参照して説明する。ここで、図20
は、本発明の吸収性物品の第4の形態としての展開型の
使い捨ておむつを示す展開平面図である。本形態の吸収
性物品は、図20に示すように、液透過性のトップシー
ト302、液不透過性のバックシート303及びこれら
両シート間に介在する吸収体304を有し、使用時に着
用者の腹側に位置する腹側部A及び背側に位置する背側
部Bが形成されており、該背側部Bの左右両端縁部B
1,B2におむつ止着用のファスニングテープ310が
それぞれ設けられている。展開型の使い捨ておむつであ
る。このような構成は、通常公知の展開型の使い捨てお
むつと同じである。
おむつ301は,図20に示すように、吸収体304が
股下領域が縊れた砂時計状に湾曲形成され、トップシー
ト302及びバックシート303も吸収体304の形状
に即して股下領域が上述の如く湾曲形成されており、該
吸収体304は、トップシート302及びバックシート
303により挟持・固定されている。また、上記吸収体
304の周縁部におけるウエスト部305とレッグ部3
06とには、おむつを着用した際に、着用者にウエスト
部305とレッグ部306とをフィットさせるための弾
性伸縮部材307がトップシート302とバックシート
303とにより挟持されて配されている。また、上記ト
ップシート302、上記バックシート303、上記吸収
体304及び弾性伸縮部材307の形成材料としては、
従来用いられているものを特に制限なく用いることがで
きる而して、本形態の使い捨ておむつ301において
は、上記背側部Bの巾方向略中央部に、おむつの長手方
向に沿って、止着テープ320が設けられている。この
止着テープ320は、上記の第1の形態において用いら
れている図3及び図4に示す本発明の伸長テープと同じ
ものである。
について図21を参照して説明する。ここで、図21
は、本発明の吸収性物品の第5の形態としての展開型の
使い捨ておむつを示す展開平面図である。尚、本形態の
使い捨ておむつは、上述した第4の形態の使い捨ておむ
つとほぼ同様であるので、相違する点についてのみ説明
する。従って、特に詳述しない点については、上述した
第4の形態における説明が適宜適用される。本形態の吸
収性物品は、図21に示すように、背側部Bの巾方向略
中央部において、おむつの巾方向に沿って、止着テープ
320が設けられている。この止着テープ320は、上
記の第2の形態において用いられている図10及び図1
1に示す本発明の伸長テープと同じものである。
について図22を参照して説明する。ここで、図22
は、本発明の吸収性物品の第6の形態としての生理用ナ
プキンを示す平面図である。本形態の生理用ナプキン4
01は、図22に示すように、液透過性のトップシート
402と、液不透過性のバックシート403と、該トッ
プシート402及び該トップシート403の間に介在さ
れた吸収体404とを備え、実質的に縦長に形成されて
なる。このような構成は、従来公知の生理用ナプキンと
同じである。また、上記バックシート3の表面には、粘
着剤が塗布されてずれ止め部405が形成されている。
ここで、上記トップシート402、上記バックシート4
03及び上記吸収体404の形成材料、並びに上記粘着
剤としては、通常公知の材料を特に制限無く用いること
ができる。
は、一方の端部側における上記バックシート403上
に、生理用ナプキンの長手方向に沿って、止着テープ4
10が設けられている。この止着テープ410は、上記
の第1の形態において用いられている図3及び図4に示
す本発明の伸長テープと同じものである。
態について説明する。図23は、本発明の第7の形態を
示す図面であり、図23(a)は、本形態の生理用ナプ
キンのバックシート側を示す斜視図であり、図23
(b)は、図23(a)のb−b断面図であり、図23
(c)は、図23(a)に示す生理用ナプキンをショー
ツに装着した状態を示す幅方向断面図であり、図23
(d)は、廃棄時の状態を示す斜視図である。
(a)及び(b)に示すように、液透過性のトップシー
ト502と、液不透過性のバックシート503と、該ト
ップシート502及び該トップシート503の間に介在
された吸収体504とを備え、実質的に縦長に形成され
てなり、バックシート503側のナプキンの長手方向中
央部には使用時にナプキンを止着するためのウイング部
510が設けられている。このような構成は、従来公知
の生理用ナプキンと同じである。
おいては、上記ウイング部510が、本発明の伸長テー
プにより形成されている。即ち、図23(b)に示すよ
うに、上記ウイング部510は、ナプキンのバックシー
ト503上に固着されている基部511と、該基部に連
設された伸長部512と、該伸長部512に摘み部51
3を介して連設された止着部514とからなる。また、
上記伸長部512は、上記基部511に折り重ねられて
おり、上記止着部514は、上記伸長部512に折り重
ねられている。また、上記基部511、上記伸長部51
2及び上記止着部514には、それぞれ、それらの折り
重ねられた面に接着剤515,516,517が設けら
れており、上記基部511の表面(上記接着剤516と
接する面)は剥離処理されており、上記伸長部512の
表面(上記接着剤517と接する面)も剥離処理されて
いる。また、上記摘み部513は、上記伸長部512の
先端と上記止着部514の基端とを直接接着して形成さ
れている。なお、該摘み部513は、着色するなどして
使用時における操作性を向上させることもできる。
は、図23(c)に示すように、上記摘み部を持って上
記伸長部512を上記基部511からを剥離させた後、
ショーツ520に上記伸長部512の接着剤516を接
着させて、ナプキンを固定することにより使用に供する
ことができる。また、廃棄時においては、図23(d)
に示すように、ナプキン501を丸めた後、伸長部51
2を伸長させて、上記止着部514で適当な位置にて止
着して丸めた状態で衛生的に廃棄処理することができ
る。
上述した第1及び第2の形態の吸収性物品と同様に、簡
易な操作で衛生的に、使用後の廃棄処理を行うことがで
きる。
に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々変
形が可能である。例えば、上記の第2の形態で用いてい
る伸長テープ140に代えて、図24に示す伸長テープ
140’を用いることもできる。図24に示す伸長テー
プ140’は、基部141’と、該基部141’の左右
両端に連設された伸長部142’と、該伸長部142’
に連設された接着部分144’とを具備してなり、左右
両先端部につまみ部143’が形成されている。そし
て、基部141’の左右両側にて、それぞれ折曲部14
7’、・・・で3つ折りに折り重ねられており、基部1
41’の上に伸長部142’と接着部分144’とが順
次折り重ねられている。
い接着面145’が形成されており、上記接着部分14
4’の裏面には、強い接着面146’が形成されてい
る。上記伸長部142’、上記基部141’、上記接着
部分144’、弱い接着面145’、強い接着面14
6’は、それぞれ上記の第1の形態の伸長テープ50’
に用いられるものと同様のものにより形成される。そし
て、図13及び14に示すテープと同様に両先端に設け
られたつまみ部143’を引っぱり、図15に示すのと
同様にして、接着部分を丸めたおむつに接着させて、廃
棄時に丸めたおむつを丸めた状態に固定して廃棄でき
る。
棄時止着用の止着テープとして好適なものであり、本発
明の吸収性物品は、容易、確実且つ衛生的に廃棄処理す
ることができるものである。更に詳述すると、本発明の
吸収性物品は、排便時及び大量の排尿を吸収性物品した
時の後処理においても、容易、確実且つ衛生的に廃棄処
理することができ、更には、吸収性物品がおむつである
場合、胴回り部全体にギャザーが形成されていても止着
テープの接着性を低下させることなくおむつの廃棄時に
おける止着をすることができ、おむつの廃棄処理時にお
むつを丸めた後、おむつの左右両側をもって左右両側を
止着することができ、衛生的且つ容易に廃棄処理を行う
ことができる。
1形態における背面を示す斜視図である。
ある。
あり、図3(a)は、該止着テープの拡大側面図であ
り、図3(b)は、該止着テープを引き延ばした状態を
示す拡大斜視図である。
廃棄する状態を示す概略側面図である。
の他の例を示す斜視図であり、図5(b)は、本発明に
用いられる止着テープの更に他の例を示す斜視図であ
り、図5(c)は、図5(b)に示す止着テープをその
長手方向に引っ張った状態を示す拡大斜視図〔図3
(b)相当図〕である。
す斜視図である。
着テープの他の例をっその長手方向に引っ張った状態を
示す拡大斜視図〔図3(b)相当図〕であり、図7
(b)は、図7(a)に示す止着テープでおむつを縛っ
た状態を示す概略図である。
一形態の背側を示す斜視図である。
ある。
る止着テープを示す拡大側面図である。
手方向に伸張させた状態を示す側面図である。
示す止着テープでおむつを止着した状態を示す概略図で
ある。
面図である。
手方向に伸張させた状態を示す側面図である。
示す止着テープでおむつを止着した状態を示す概略図で
ある。
おむつを示す背面図である。
おむつに止着テープとして用いられている本発明の伸長
テープを示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
むつを固定した状態を示す概略図である。
としての展開型の使い捨ておむつを示す展開平面図であ
る。
としての展開型の使い捨ておむつを示す展開平面図であ
る。
としての生理用ナプキンを示す平面図である。
あり、図23(a)は、本形態の生理用ナプキンのバッ
クシート側を示す斜視図であり、図23(b)は、図2
3(a)のb−b断面図であり、図23(c)は、図2
3(a)に示す生理用ナプキンをショーツに装着した状
態を示す幅方向断面図であり、図23(d)は、廃棄時
の状態を示す斜視図である。
す拡大側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基部と、該基部に連設された伸長可能な
伸長部とを具備してなる伸長テープ。 - 【請求項2】 上記基部は、2000gf/25mm以
下の荷重では塑性変形しない材料により形成されてお
り、上記伸長部は、2000gf/25mm以下の荷重
により塑性変形する材料により形成されていることを特
徴とする請求項1記載の伸長テープ。 - 【請求項3】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、該トップシート及び該バックシート
の間に介在された吸収体とを具備する吸収性物品におい
て、 上記トップシート又は上記バックシートの表面に、吸収
性物品の廃棄時止着用の細帯状の止着テープを有し、該
止着テープは、その長手方向における少なくとも一部が
伸長可能になされていることを特徴とする吸収性物品。 - 【請求項4】 上記止着テープは、その長さ方向に折り
畳まれて、上記トップシート又は上記バックシートの表
面に固着される基部及び吸収性物品の廃棄時に吸収性物
品を固定する固定部が形成されており、該固定部の少な
くとも一部が、該止着テープの長手方向に伸長可能にな
されていることを特徴とする請求項3記載の吸収性物
品。 - 【請求項5】 上記止着テープは、上記トップシート又
は上記バックシートの表面に固着される基部と、該基部
の左右に延設された伸長部とを具備していることを特徴
とする請求項3記載の吸収性物品。 - 【請求項6】 上記吸収性物品が、使い捨ておむつであ
ることを特徴とする請求項3記載の吸収性物品。 - 【請求項7】 上記吸収性物品が、生理用ナプキンであ
ることを特徴とする請求項3記載の吸収性物品。
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