JP5873054B2 - 光送信器、及び光信号生成方法 - Google Patents
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Description
光位相シフタ24は、第3のバイアス電圧Vbias3に基づいて、第2の光変調部23の出力光に対して、位相シフトを行う。第3のバイアス電圧Vbias3は、第3のバイアス電源64で発生され、IQ光変調器20の入力端子In9を介して入力される。第3のバイアス電圧Vbias3は、光位相シフタ24が有する第3のバイアス電極241に印加され、第2の光変調部23の出力光に位相シフト(遅延)を生じさせる。第3のバイアス電圧Vbias3が適切な値である場合、位相シフト量θ3は、π/2又は−π/2であり、第1の光変調部22の出力光と第2の光変調部23の出力光との光電界のベクトルが直交するように保たれる。また、位相シフト量θ3は、光位相シフタ24に与える第3のバイアス電圧Vbias3を調整することで行われる。
E11 ← E11×cos(ΔΦpre)+E21×sin(ΔΦpre)
E21 ← E11×cos(ΔΦpre)−E21×sin(ΔΦpre)
図5は、本発明に係る第1の実施形態における光送信器の構成を示すブロック図である。同図において、図7及び図10において説明した機能部と同じ機能部には同じ符号を付してある。また、図7又は図10において説明した機能部についてはその説明を省略する。また、図5において、IQ光変調器20内の構成について記載を省略し、入力端子In1〜In9を示し、IQ光変調器20と他の構成との接続関係が示されている。同図に示す光送信器では、デュアル駆動型のIQ光変調器20の入力端子In1及びIn2に信号(Data1、 ̄Data1)が入力され、IQ光変調器20の入力端子In3及びIn4に信号(Data2、 ̄Data2)が入力されている。
図6は、第2の実施形態における光送信器の構成を示すブロック図である。同図において、図5、図7及び図10において説明した機能部と同じ機能部には同じ符号を付してある。また、図5、図7及び図10において説明した機能部についてはその説明を省略する。また、図5と同様に、図6においてもIQ光変調器20内の構成について記載を省略し、入力端子In1〜In9を示し、IQ光変調器20と他の構成との接続関係を示す。本実施形態における光送信器は、第1の同期検波器45及び第1のループゲイン調整回路46と、第2の同期検波器55及び第2のループゲイン調整回路56とを備えている点が、第1の実施形態における光送信器(図5)と異なっている。
また、上述の各実施形態における光送信器では、駆動信号をデュアル駆動として説明したが、Xカットの変調器を用いてシングル駆動としてもよい。
また、上述の各実施形態における光送信器では、第3の発振器61がディザ信号の周波数に対して2倍の周波数の正弦波信号(sin(2ωd×t))を用いて同期検波する場合を説明したが、2倍に代えて整数倍の正弦波信号を用いて同期検波するようにしてもよい。
12…第1のディジタル−アナログ変換器
13…第2のディジタル−アナログ変換器
14…第1の駆動アンプ
15…第1の振幅調整部
16…第2の駆動アンプ
17…第2の振幅調整部
20…IQ光変調器
21…第1の光カプラ
22…第1の光変調部
221…第1の駆動信号用電極
222…第1のバイアス電極
23…第2の光変調部
231…第2の駆動信号用電極
232…第2のバイアス電極
24…光位相シフタ
241…第3のバイアス電極
25…第2の光カプラ
31…第3の光カプラ
32…光パワモニタ
41…第1の発振器
42…第1のバイアス電源
43…第1の加算器
44…第1の差動アンプ
45…第1の同期検波器
46…第1のループゲイン調整回路
51…第2の発振器
52…第2のバイアス電源
53…第2の加算器
54…第2の差動アンプ
55…第2の同期検波器
56…第2のループゲイン調整回路
61…第3の発振器
62…第3の同期検波器
63…第3のループゲイン調整回路
64…第3のバイアス電源
Claims (6)
- 連続波光を分離する第1の光カプラと、
前記第1の光カプラにおいて分離された連続波光のうち一つの連続波光に対して、送信する第1のn値データに基づいて、光位相及び光強度を変化させる第1の光変調部と、
前記第1の光カプラにおいて分離された連続波光のうち他の連続波光に対して、送信する第2のn値データに基づいて、光位相及び光強度を変化させる第2の光変調部と、
前記第1の光変調部又は前記第2の光変調部のうちいずれか一方の出力光に対して位相シフトを行う位相シフタと、
前記第1の光変調部又は前記第2の光変調部のうちいずれか他方の出力光と、前記位相シフタの出力光とを合波する第2の光カプラと、
前記第1のn値データがゼロレベルのときに前記第1の光変調部の出力光を消光させる第1のデータバイアス電圧を発生する第1のバイアス電源と、
前記第2のn値データがゼロレベルのときに前記第2の光変調部の出力光が消光させる第2のデータバイアス電圧を発生する第2のバイアス電源と、
前記第2の光カプラの出力光の光パワを電気信号として出力する光パワモニタと、
前記第1のデータバイアス電圧に所定の第1の周波数を有する第1のディザ信号を重畳する第1のディザ信号印加手段と、
前記第2のデータバイアス電圧に、前記第1の周波数と同一の周波数を有し、かつ、前記第1のディザ信号と位相が直交する第2のディザ信号を重畳する第2のディザ信号印加手段と、
前記光パワモニタから出力される電気信号を、前記第1の周波数の整数倍の第2の周波数を用いて同期検波し、前記整数は2以上の偶数であり、同期検波結果が0になるように前記位相シフタにおける位相シフト量を補正する位相量補正手段と、
前記同期検波結果が負である場合に前記位相シフト量を増加させ、前記同期検波結果が正である場合に前記位相シフト量を減少させるポジティブスロープモードと、前記同期検波結果が正である場合に前記位相シフト量を増加させ、前記同期検波結果が負である場合に前記位相シフト量を減少させるネガティブスロープモードとの切り替えを随時可能にする切替スイッチと、
を備え、
前記位相量補正手段は、
前記ポジティブスロープモードと前記ネガティブスロープモードとのいずれかが予め選択されており、選択されたスロープモードと前記同期検波結果とに基づいて、前記位相シフタにおける位相シフト量を補正する
ことを特徴とする光送信器。 - 請求項1に記載の光送信器において、
伝送路において生じる波長分散又は偏波分散に応じた前置分散補償を前記第1のn値データ及び前記第2のn値データに対して行う信号処理部と、
前記信号処理部において前置分散補償が施された前記第1のn値データをアナログ信号に変換して前記第1の光変調部に出力する第1のディジタル−アナログ変換部と、
前記信号処理部において前置分散補償が施された前記第2のn値データをアナログ信号に変換して前記第2の光変調部に出力する第2のディジタル−アナログ変換部と
を更に備えることを特徴とする光送信器。 - 請求項2に記載の光送信器において、
前記信号処理部は、
前記第1のn値データ及び前記第2のn値データに対してローパスフィルタ処理を行う
ことを特徴とする光送信器。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光送信器において、
前記光パワモニタから出力される電気信号を、前記第1のディザ信号を用いて同期検波し、同期検波結果が0になるように前記第1のバイアス電源が発生する前記第1のデータバイアス電圧を補正する第1のバイアス補正手段と、
前記光パワモニタから出力される電気信号を、前記第2のディザ信号を用いて同期検波し、同期検波結果が0になるように前記第2のバイアス電源が発生する前記第2のデータバイアス電圧を補正する第2のバイアス補正手段と
を更に備えることを特徴とする光送信器。 - 請求項4に記載の光送信器において、
前記位相量補正手段、前記第1のバイアス補正手段、及び、前記第2のバイアス補正手段のうち少なくとも一つは、
同期検波結果に対して所定のオフセット値を加算した結果に基づいた補正を行う
ことを特徴とする光送信器。 - 連続波光を分離する第1の光カプラと、前記第1の光カプラにおいて分離された連続波光のうち一つの連続波光に対して、送信する第1のn値データに基づいて、光位相及び光強度を変化させる第1の光変調部と、前記第1の光カプラにおいて分離された連続波光のうち他の連続波光に対して、送信する第2のn値データに基づいて、光位相及び光強度を変化させる第2の光変調部と、前記第1の光変調部又は前記第2の光変調部のうちいずれか一方の出力光に対して位相シフトを行う位相シフタと、前記第1の光変調部又は前記第2の光変調部のうちいずれか他方の出力光と、前記位相シフタの出力光とを合波する第2の光カプラと、前記第1のn値データがゼロレベルのときに前記第1の光変調部の出力光を消光させる第1のデータバイアス電圧を発生する第1のバイアス電源と、前記第2のn値データがゼロレベルのときに前記第2の光変調部の出力光が消光させる第2のデータバイアス電圧を発生する第2のバイアス電源と、前記第2の光カプラの出力光の光パワを電気信号として出力する光パワモニタと、前記第1のデータバイアス電圧に所定の第1の周波数を有する第1のディザ信号を重畳する第1のディザ信号印加手段と、前記第2のデータバイアス電圧に、前記第1の周波数と同一の周波数を有し、かつ、前記第1のディザ信号と位相が直交する第2のディザ信号を重畳する第2のディザ信号印加手段と、前記光パワモニタから出力される電気信号を、前記第1の周波数の整数倍の第2の周波数を用いて同期検波し、前記整数は2以上の偶数であり、同期検波結果が0になるように前記位相シフタにおける位相シフト量を補正する位相量補正手段と、前記同期検波結果が負である場合に前記位相シフト量を増加させ、前記同期検波結果が正である場合に前記位相シフト量を減少させるポジティブスロープモードと、前記同期検波結果が正である場合に前記位相シフト量を増加させ、前記同期検波結果が負である場合に前記位相シフト量を減少させるネガティブスロープモードとのいずれかを選択する切り替え手段とを備える光送信器における光信号生成方法であって、
前記同期検波結果と前記切り替え手段によって選択されたスロープモードとに基づいて制御信号の大きさと符号を定める第1のステップと、
前記制御信号を前記位相シフタにフィードバックすることにより前記位相シフト量を補正する第2のステップと
を有することを特徴とする光信号生成方法。
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JP2013195511A JP5873054B2 (ja) | 2013-09-20 | 2013-09-20 | 光送信器、及び光信号生成方法 |
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