JP4868160B2 - 送りローラ装置及び記録装置 - Google Patents
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Description
このような傾向は、特にハガキのように幅寸法が小さく、剛性の比較的強い用紙Pで、記録実行後に用紙Pの幅方向における両端縁が下方にカール変形した場合において顕著に現れる。
従って、用紙の撓み変形分は前記低く設定した誘導面によって吸収することができ、被送り材が前記撓み変形が原因となって誘導リブによって大きく持ち上げられることがなくなる。これにより、両端縁が撓み変形した被送り材に対しても安定した円滑な送りを確保することができ、被送り材の送り不良を簡単な構成によって防止することができる。
本態様によれば、誘導面の高さが通常の高さの誘導リブによって送りローラのニップ位置への被送り材の正確な供給が実現され、誘導面の高さの低い誘導リブによって両端縁が撓み変形した被送り材に対して、当該被送り材の前記持ち上がりを防止して、被送り材の円滑な送りが実現される。
本態様によれば、単一の誘導リブに段差や傾斜を設けて前記誘導面を形成することで、構造簡単にして送りローラのニップ位置への被送り材の正確な供給と、両端縁が撓み変形した被送り材に対して、当該被送り材の前記持ち上がりを防止して、被送り材の円滑な送りとを確保することができる。
特にハガキのように幅寸法が小さく、剛性の比較的強い被送り材は、例えばインクによる記録実行後に被送り材の幅方向における両端縁が下方にカール変形し、この変形が原因となって前記持ち上がりの問題が発生し易い。本態様によれば、幅方向の両端縁が下方に反り易いハガキのような被送り材を使用した場合でも、前記持ち上がりを防止して被送り材の円滑な送りを確保することができる。
本態様によれば、幅寸法が小さく、剛性が強く、しかも幅方向の両端縁が下方に反り易いハガキのような被送り材を使用した場合でも、該被送り材を3点で確実に挟持し、必要な送り力をしっかり受けて確実に送ることが可能になる。
本態様によれば、送り従動ローラが棒バネ軸構造のものは前記持ち上がりの問題が特に発生しやすいので、本発明を適用するとその効果は顕著である。
本態様によれば、インクジェットプリンタ等の記録装置において、前記各態様と同様の作用効果が得られる。
次に、このようにして構成されるインクジェットプリンタ100における排出用ローラ20部分に対して適用される本発明の送りローラ装置1について図面に基づいて具体的に説明する。
図2は送りローラ装置の全体の構成を示す斜視図、図3は同送りローラ装置の第2自由端位置周辺を拡大して示す斜視図である。図4は送りローラ装置の全体の構成を示す正面図、図5は図4中のA部を拡大して示す正面図である。図6は図5中のB−B断面図である。
本願発明に係る送りローラ装置及び該送りローラ装置を排出ローラ装置に適用した記録装置100は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
Claims (7)
- 送り駆動ローラと送り従動ローラで構成される複数組の送りローラと、
前記送り駆動ローラ毎に設けられ、前記各組の送りローラのニップ位置に被送り材の先端を導く複数の誘導リブとを備え、
前記誘導リブは、前記送り駆動ローラのローラ軸方向における両端の外側に誘導面がそれぞれ存在するように構成されている送りローラ装置であって、
前記複数の誘導リブのうち、基端側に位置する前記送り駆動ローラ用の誘導リブの最も基端側に位置する基端側誘導面と、他の少なくとも一つの送り駆動用ローラ用の誘導リブの前記基端側誘導面から遠い位置関係になる他端側誘導面の高さが、他の誘導面の高さよりも低く設定されていることを特徴とする送りローラ装置。 - 請求項1に記載の送りローラ装置において、前記誘導リブは、対応する送り駆動ローラを挟むように離間して2個ずつ設けられていると共に、それぞれの上面が前記誘導面になっていることを特徴とする送りローラ装置。
- 請求項1に記載の送りローラ装置において、前記誘導リブは、各送り駆動ローラ毎に1つずつ設けられていると共に、段差や傾斜等の高低差付与構造によって誘導面の前記高低差が付与されていることを特徴とする送りローラ装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の送りローラ装置において、前記誘導面の高さが低い誘導リブは、少なくともハガキサイズの被送り材の幅方向における基端縁と他側端のそれぞれ下面に当接する位置に配置されていることを特徴とする送りローラ装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の送りローラ装置において、前記送り駆動ローラは、ハガキサイズの被送り材に対して幅方向における基端縁部分と、他側縁部分と、これらの間の部分の3点を支承する間隔で配設されていることを特徴とする送りローラ装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の送りローラ装置において、前記送り従動ローラは、前記送り駆動ローラに対して棒バネ軸によって歯付きローラが圧接される構成であることを特徴とする送りローラ装置。
- 被記録材に記録を実行する記録実行手段と、
前記記録実行手段で記録された被記録材を排出する排出ローラ装置とを備え、
前記排出ローラ装置は請求項1〜6のいずれか1項に記載の送りローラ装置であることを特徴とする記録装置。
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JP2007181062A JP4868160B2 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | 送りローラ装置及び記録装置 |
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JP4409305B2 (ja) * | 2003-02-04 | 2010-02-03 | ブラザー工業株式会社 | 平板状プラテン及びそれを用いたインクジェット記録装置 |
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