JP4985908B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
本態様によれば、第2リブが、第1リブに対して記録ヘッド側に非突出状態となる様形成されているので、被記録媒体上端が第1リブから第2リブに到達した際に、当該上端が上方即ち記録ヘッド側へ向かう傾向を軽減或いは防止することができる。その結果、被記録媒体上端が記録ヘッドと擦れて被記録媒体上端を汚損したり、PGが不均一となって記録品質が低下することを防止することが可能となる。
本態様によれば、記録装置において、上述した第1から第3の態様と同様な作用効果を得ることができる。
本態様によれば、被記録媒体の搬送経路を側視して、前記補助ローラにおける被記録媒体との接触点が、前記第1リブ及び前記第2リブの頂部よりも前記記録ヘッドから離間する方向に位置しているので、当該補助ローラと前記排出ローラとにより、被記録媒体(特に下端部分)を確実にプラテンに向けて押し付けることができる。
ホッパ11は板状体から成り、上部の揺動支点(図示せず)を中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ11上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ12に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ12から離間させる離間姿勢と、を切り換わる。給送ローラ12は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する一方で、用紙Pが給送された後の、被記録媒体搬送手段4による用紙Pの搬送中においては、搬送負荷を生じさせない様に図示する様にその平坦部が用紙Pと対向する様に制御される。
ペーパーサポート15及び補助サポート部材16(図1)は、ホッパ11における用紙支持面を用紙Pの後端方向に延長して用紙Pの後端を支持する。
可動エッジガイド17及び固定エッジガイド19は、ホッパ11において互いに対峙するように設けられ、用紙Pのエッジに当接して当該エッジの位置を規制する。可動エッジガイド17はホッパ11において用紙Pの幅方向に変位(スライド)可能に設けられていて、これにより、用紙Pの幅寸法に適合した適切な位置に変位することが可能となっている。
給送装置2の下流側に設けられた被記録媒体搬送手段4は、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ30と、該搬送駆動ローラ30に圧接して従動回転する搬送従動ローラ31とを備えて構成されている。搬送駆動ローラ30は用紙幅方向に延びる金属軸の外周面に耐摩耗性粒子がほぼ均一に分散されて成る付着層を備えて成され、搬送従動ローラ31は外周面がエラストマ等の低摩擦材料によって成され、搬送駆動ローラ30の軸線方向に複数配設されている。
記録手段3は、インクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)36と、当該記録ヘッド36と対向するように設けられる紙案内下50(プラテン56)とを備えて構成される。記録ヘッド36はキャリッジ33の底部に設けられ、当該キャリッジ33は主走査方向(用紙幅方向:図2の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸34にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ33は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ35を搭載し、記録ヘッド36へとインクを供給する。
図3及び図4に示すように、紙案内下50は、搬送駆動ローラ30から下流側のプラテン56と、搬送駆動ローラ30から上流側の後部紙案内57とを一体的に備えるとともに、搬送駆動ローラ30及び排出駆動ローラ41の回動軸40を軸支可能なように、樹脂材料によって一体的に形成されている。
より具体的には、本実施形態において第1リブ51の頂部と第2リブ52の頂部とはほぼ同一レベルに形成されており、これに対して第3リブ53の頂部は、第1リブ51及び第2リブ52の頂部よりもギャップBだけ低い位置にある。即ち、第3リブ53の記録ヘッド36側への突出高さが、第1リブ51及び第2リブ52の同突出高さよりも低くなっている。つまり、用紙下端をプラテン56に向けてより確実に押し付ける為の空間が形成されている。
以上により、被記録媒体排出手段5と補助ローラ43とによる用紙Pのプラテン56への押し付け作用を強めることができ、用紙Pのプラテン56からの浮き上がりがより一層確実に防止され、特に用紙下端が搬送駆動ローラ30と搬送従動ローラ31との強い拘束状態から解放された際の用紙の変形を防止することができ、或いはその変形の程度を低減させることができる。
即ち、図6(A)(及び図7(A))において符号Fは、コイルばね25の一端25a(図3参照)が紙案内上24を搬送駆動ローラ30に向けて押圧する位置を示しており、図示するようにコイルばね25は紙案内上24において2つの搬送従動ローラ31の中間部分を付勢する。
尚、厚さ0.2〜0.3mmのコート層を有するA4サイズ専用紙の場合、図7に示すように谷部分を6個形成すると、最も良好な記録品質が得られることが判っている。
尚、以上説明した実施形態は一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、使用する用紙の種類やインクの性質等、種々の条件に応じてリブRの主走査方向における配置や、記録ヘッド36に対する各リブ(第1リブ51、第2リブ52、第3リブ53)の高さ関係を調節することが可能である。
Claims (1)
- 被記録媒体に液体を吐出し記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドと対向して設けられ、被記録媒体を支持するプラテンと、
前記被記録媒体を前記記録ヘッド側へと搬送する被記録媒体搬送手段と、
記録の行われた前記被記録媒体を排出する被記録媒体排出手段と、
前記記録ヘッドと前記被記録媒体排出手段との間に位置し、被記録媒体の記録面と接して従動回転する補助ローラと、を備え、
前記プラテンは、前記記録ヘッドと対向する側に、前記被記録媒体が搬送される搬送方向に複数のリブを有し、
前記リブは、前記記録へッドの液体吐出範囲よりも前記搬送方向上流側に設けられた第1リブと、
前記記録へッドの液体吐出範囲に設けられた第2リブと、
前記記録へッドの液体吐出範囲よりも前記搬送方向下流側に設けられた第3リブと、を備え、
前記第1リブと前記第2リブの前記記録ヘッド側への突出高さが同一であり、前記第3リブの前記記録ヘッド側への突出高さが、前記第1リブ及び前記第2リブの同突出高さよりも低く構成され、
被記録媒体の搬送経路を側視して、前記第3リブの上部に設けられた前記補助ローラにおける被記録媒体との接触点が、前記第1リブ及び前記第2リブの頂部よりも前記記録ヘッドから離間する方向に位置している、ことを特徴とする記録装置。
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JP2005273747A JP4985908B2 (ja) | 2005-09-21 | 2005-09-21 | 記録装置 |
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