JP4765824B2 - A/d変換装置及びプログラマブルコントローラシステム - Google Patents
A/d変換装置及びプログラマブルコントローラシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4765824B2 JP4765824B2 JP2006215673A JP2006215673A JP4765824B2 JP 4765824 B2 JP4765824 B2 JP 4765824B2 JP 2006215673 A JP2006215673 A JP 2006215673A JP 2006215673 A JP2006215673 A JP 2006215673A JP 4765824 B2 JP4765824 B2 JP 4765824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- converter
- amplification factor
- analog input
- programmable controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 38
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 38
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
また、例えば、特許文献1には、積分型A/Dコンバータに類似した原理を適用することで、1つのボリュームによって1つのアナログタイマの設定を広範囲で可変するようにしたプログラマブルコントローラが開示されている。
斯様に構成すれば、A/Dコンバータに入力されるアナログ電圧のレンジが様々に異なる場合でも、増幅回路に与える比較電圧並びに増幅率を調整することで、最終的にA/Dコンバータの変換信号入力端子に出力される電圧のレンジが、基準電圧と0Vとの間に収まるように調整することができる。
そして、A/Dコンバータは、変換信号入力端子に与えられる電圧と基準電圧との差分をA/D変換するので、常に0V〜基準電圧の間が最大レンジとなる。従って、変換速度が高速で分解能が比較的低いA/Dコンバータを使用しても、アナログ入力電圧が、0V〜基準電圧のレンジ内に納まるように調整してA/D変換することが可能となるので、分解能を相対的に向上させることができる。
G=VR/(VH−VL)
VC=VH/(1+1/G)
上記の条件を満たすように増幅率G,比較電圧VCを設定する。斯様に設定すると、アナログ入力電圧のレンジVH−VLが様々に変化しても、反転増幅回路の出力電圧は、常に0V〜基準電圧のレンジに納まるように調整されるので、A/D変換レンジが常に一定となるように調整することができる。
即ち、ユーザは、アナログ入力モジュールが変換対象とする電圧のレンジが判っていれば、プログラマブルコントローラに設定情報を与えて増幅回路の増幅率と比較電圧とを自動的に設定することができる。従って、アナログ入力モジュールが複数ある場合でも、それらが備える増幅回路の設定を容易に行うことが可能となる。
そして、マスターPC1は、予めユーザにより作成され、ロードされた制御プログラムに基づいて各モジュールに対して制御指令を出力し、それらの制御を行うようになっている。
オペアンプ11の出力端子は、A/Dコンバータ7のアナログ入力端子(2)に接続されている。そして、A/Dコンバータ7は、アナログ入力端子(2)に与えられる電圧と、アナログ入力端子(1)に与えられる基準電圧との差電圧を、例えば16ビットでA/D変換してマイコン9に出力する。
すると、アナログ入力モジュール2のマイコン9は、上記設定情報を受信して、入力切替部5によりA/D変換対象とするアナログ入力電圧を選択するのに応じて、入力増幅部6に設定する比較電圧並びに増幅率を切り替えるように制御する。
この場合、マイコン9は、比較電圧:3.33V,増幅率:0.5に設定する。すると、アナログ入力電圧が10Vの場合、入力増幅部6の出力電圧は約5.0Vとなり、アナログ入力電圧が0Vの場合、入力増幅部6の出力電圧は約0Vとなる。従って、図2(a)に示すように、0V〜10Vのレンジに対して、16ビット:0〜65535段階のデータでA/D変換することになる。
この場合、マイコン9は、比較電圧:2.5V,増幅率:1.0に設定する。すると、アナログ入力電圧が5Vの場合、入力増幅部6の出力電圧は5.0Vとなり、アナログ入力電圧が0Vの場合、入力増幅部6の出力電圧は0Vとなる。従って、図2(a)に示すように、0V〜5Vのレンジに対して、16ビットデータでA/D変換することになる。
この場合、マイコン9は、比較電圧:5.0V,増幅率:1.0に設定する。すると、アナログ入力電圧が10Vの場合、入力増幅部6の出力電圧は5.0Vとなり、アナログ入力電圧が5Vの場合、入力増幅部6の出力電圧は0Vとなる。従って、図2(b)に示すように、5V〜10Vのレンジに対して、16ビットデータでA/D変換することになる。
VC−(VH−VC)×G=0 ・・・(1)
VC−(VL−VC)×G=VR ・・・(2)
となっている。そして、上記(1),(2)式より
G=VR/(VH−VL) ・・・(3)
VC=VH/(1+1/G) ・・・(4)
(3),(4)式が得られる。即ち、上記3パターンのアナログ入力電圧レンジに対する増幅率G,比較電圧VCの設定は(3),(4)式の関係を満たしている。このように設定することで、アナログ入力電圧のレンジが様々に変化するとしても、入力増幅部6の出力電圧は0V〜VRの範囲内に収まるように調整される。
従って、アナログ入力部4を介し入力されるアナログ電圧のレンジが様々に異なる場合に、変換速度が高速で分解能が比較的低いA/Dコンバータ7を使用しても、アナログ入力電圧が、0V〜基準電圧のレンジ内に納まるように調整してA/D変換することが可能となるので、分解能を相対的に向上させることができる。
また、アナログ入力モジュール2にマイコン9を備え、マスターPC1は、ユーザにより与えられる設定情報に基づいて、マイコン9に比較電圧の設定情報及び増幅率の調整情報を送信し、マイコン9は、送信された情報に基づき、比較電圧の設定及び増幅率の調整を行なうようにした。従って、アナログ入力モジュール2が複数ある場合でも、それらが備える増幅回路の設定を容易に行うことが可能となる。
アナログ入力電圧のレンジや基準電圧VRの値は、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
A/Dコンバータの変換ビット数は、16ビットに限ることなく、8ビットや12ビット,或いは20ビット以上であっても良い。
増幅率の切換えを3段階以上、比較電圧の切換えを2段階,若しくは4段階以上行っても良い。
アナログ入力モジュールは、1つのシステムに複数存在しても良い。
プログラマブルコントローラシステムに使用されるアナログ入力モジュールに適用するものに限らず、アナログ入力電圧のレンジが様々に変化することが想定される場合にA/D変換を行う装置であれば適用が可能である。
Claims (3)
- A/Dコンバータと、
このA/Dコンバータの基準電圧入力端子及び変換基準信号入力端子に、共通の基準電圧を与える基準電圧回路と、
アナログ入力電圧を増幅して、前記A/Dコンバータの変換信号入力端子に出力する増幅回路と、
この増幅回路に与える比較電圧を、前記基準電圧以下の範囲で調整して出力可能に構成される比較電圧設定手段と、
前記増幅回路の増幅率を調整する増幅率調整手段とを備え、
前記A/Dコンバータは、前記変換信号入力端子に与えられる電圧と、前記変換基準信号入力端子に与えられる基準電圧との差分をA/D変換することを特徴とするA/D変換装置。 - 前記増幅回路を反転増幅回路として構成する場合、前記増幅率をG,前記比較電圧をVC,前記アナログ入力電圧の最大値をVH,同最小値をVL,前記基準電圧をVRとすると、
前記増幅率G,前記比較電圧VCを、
G=VR/(VH−VL)
VC=VH/(1+1/G)
となるように設定することを特徴とする請求項1記載のA/D変換装置。 - 請求項1又は2記載のA/D変換装置と、前記比較電圧設定手段による前記比較電圧の設定及び前記増幅率調整手段による前記増幅率の調整を制御する制御回路とを備えて構成される1つ以上のアナログ入力モジュールと、
このアナログ入力モジュールを含む複数のモジュールと通信用バスを介して接続され、各モジュールに制御指令を送信するプログラマブルコントローラとで構成されるプログラマブルコントローラシステムにおいて、
前記プログラマブルコントローラは、ユーザにより与えられる設定情報に基づいて、前記アナログ入力モジュールの制御回路に前記比較電圧の設定情報及び前記増幅率の調整情報を送信し、
前記制御回路は、前記プログラマブルコントローラによって送信された情報に基づき、前記比較電圧の設定及び前記増幅率の調整を行なうことを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215673A JP4765824B2 (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | A/d変換装置及びプログラマブルコントローラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215673A JP4765824B2 (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | A/d変換装置及びプログラマブルコントローラシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008042627A JP2008042627A (ja) | 2008-02-21 |
JP4765824B2 true JP4765824B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=39177149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006215673A Active JP4765824B2 (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | A/d変換装置及びプログラマブルコントローラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4765824B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104956272A (zh) * | 2013-01-29 | 2015-09-30 | 洋马株式会社 | 控制器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5086940B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2012-11-28 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 電源制御装置と電源制御方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132230A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | Hitachi Ltd | A/d変換回路 |
JPS59141827A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アナログ・デジタル変換制御装置 |
JPH04284028A (ja) * | 1991-03-13 | 1992-10-08 | Fuji Electric Co Ltd | アナログ−デジタル変換方法 |
JPH04370801A (ja) * | 1991-06-19 | 1992-12-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アナログ信号検出装置 |
US5905209A (en) * | 1997-07-22 | 1999-05-18 | Tekscan, Inc. | Output circuit for pressure sensor |
JP2001352245A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 受信機 |
JP4644956B2 (ja) * | 2001-03-07 | 2011-03-09 | ソニー株式会社 | 計測システム |
JP4053034B2 (ja) * | 2004-10-12 | 2008-02-27 | Necエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
-
2006
- 2006-08-08 JP JP2006215673A patent/JP4765824B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104956272A (zh) * | 2013-01-29 | 2015-09-30 | 洋马株式会社 | 控制器 |
CN104956272B (zh) * | 2013-01-29 | 2017-06-30 | 洋马株式会社 | 控制器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008042627A (ja) | 2008-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3956877B2 (ja) | センサ用温度補正装置およびセンサの温度補正方法 | |
JP6054732B2 (ja) | 半導体装置及びオフセット電圧の補正方法 | |
JP5063939B2 (ja) | マイクロコンピュータ | |
JP2002311045A (ja) | 加速度センサ | |
JP5409286B2 (ja) | 測定トランスデューサ | |
JP4765824B2 (ja) | A/d変換装置及びプログラマブルコントローラシステム | |
JP2006266738A (ja) | 感度切換型センサ回路及び感度切換型センサ回路を用いる電子回路装置 | |
JP2010258950A (ja) | 比較回路、集積回路装置及び電子機器 | |
CN107833453B (zh) | 信号处理装置 | |
KR101996505B1 (ko) | 센서 신호 처리 장치 및 이를 포함하는 리드아웃 회로부 | |
JP4426590B2 (ja) | 利得可変なアナログ・デジタル変換器、利得可変なアナログ・デジタル変換器の利得調整方法、及び利得可変なアナログ・デジタル変換器を含むシステム | |
JP5040873B2 (ja) | センサ信号処理装置 | |
JP4966265B2 (ja) | 電流ドライバ回路 | |
JP2002520980A (ja) | センサ素子を備えた集積回路 | |
JP5098548B2 (ja) | 増幅器 | |
JP2009053110A (ja) | センサ装置 | |
JP5348380B2 (ja) | コントロール回路 | |
JP4928339B2 (ja) | 任意波形発生装置 | |
JP2004274987A (ja) | 電気自動車のバッテリーモジュール電圧検出方法及び装置 | |
CN109039333B (zh) | 增益控制放大装置 | |
JP4830058B2 (ja) | 2線式伝送器 | |
JP2008107162A (ja) | センサ | |
JP2004145703A (ja) | 電源回路装置 | |
JP3937951B2 (ja) | センサ回路 | |
JP2023130161A (ja) | ガスセンサモジュール及びガスセンサシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4765824 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |