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私立中学の偏差値とその上がり下がりとは

先日ある私立中学の入試説明会に行ってきたのですが、そこで入試担当の先生が 「うちは来年偏差値が2~3下がるのでねらい目ですよ」と言われていました。 どうも近郊に新しく学校ができたとのことで志願者がそちらに向かい倍率が下がるためらしいのですが、そんなことで偏差値が簡単に2~3も下がるのでしょうか。 偏差値の求め方、概念は理解しているつもりなのですが・・・。 そこで詳しい方に以下の点をお聞きしたいのですが、 1.1年で偏差値とはそんなに簡単に上下してしまうのかどうか。 2.数年で5~10も偏差値が変わった学校があるようですが、なぜこんなに変化してしまうのかとそのメカニズム(大学への進学実績などでも変わるようですが、母集団が変われば偏差値ももちろん変わるのですが、進学実績を偏差値変動につなげてしまうメカニズムとは)。 3.受験段階での偏差値ということは現在在籍している1~3年の生徒の偏差値では ないと思うのですが、であればその偏差値の実態は現6年生の塾での模試等から 求めたものを、自分の学校に当てはめて想定した想定偏差値的なものなのか(だから出願者が下がれば優秀な受験生も下がると想定して、偏差値が下がるといえてしまうのか)。 4.私立中学の偏差値を決めているのはさまざまな塾・協会等であると思われるが作為的に変化させることは可能なのかまたそういった現実があるのかどうか。 受験校の学力レベルを計る物差しである偏差値が、最近何か非常にあいまいなものに思えてきました(ただ、そのあいまいなものに私たちは少なからず踊らされているのですが)。面倒な質問ですがよろしくお願い致します(1~4のうちわかるものだけでもかまいません)。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • may-may-jp
  • ベストアンサー率26% (324/1203)
回答No.5

1)これは他に良い回答があるので割愛します。 2)まず、ある中学校Aの今年の大学進学実績がとてもよかったとします。すると、次の年、世のお父さん・お母さん方は「A中学校がいいわ」と子供に受けさせます。すると頭がいい子も悪い子も、受験者が全体に増えます。しかし合格者は毎年大体同じ人数ですから上から順番、これまで偏差値50で入れた学校が、53までの人しか合格にしなくなります。これが、「偏差値が上がる」という状態です。 逆に、ご質問の中学校のように、近くに新しくB中学校ができたとします。実績などは分かりませんが、校風も何だかよさそうです。新しいので、子供たちものびのびと過ごせそう、先生方によく見てもらえそうです。となると、世のお父さん・お母さん方はこぞってB中学校を受験させます。となるとA中学校では「合格にしても来てくれないかも知れない」と思い、普段よりたくさんの人数を合格にします。するとこれまで偏差値50までしか入れなかったのに、48くらいの子でも合格になります。これが、「偏差値が下がる」という状態です。 3)お察しのとおり、現在模試で発表されている偏差値は、現在の中学校1年生が去年受けた模試と合格実態を照らし合わせて算出しています。ということは、今の6年生が受けている模試は、来年の6年生が使う偏差値の資料になるわけです。 中学校の先生が説明会で「来年の偏差値が下がる」といったことと、(2)とを考え合わせていただけると、来年2月の入試がどのような傾向になるかが分かると思います。 4)やろうと思えばできるでしょう。Yの生徒を多く合格にするとか、Nの合格枠を別に作るとか。ただ、そういうことをやって、出来の悪い生徒が入ってきて苦労するのは中学校側です。プライドがあればやらないと思います。

その他の回答 (4)

  • sen-sen
  • ベストアンサー率31% (66/211)
回答No.4

1.ある学校の最低合格必要学力を「偏差値」指標を用い表現すると、その指標は年度や学力の評価法などによって容易に変わり得るでしょう。これは実証的な研究やシミュレーションを用いた研究で証明可能でしょう。 2.進学実績によってその学校の応募者の学力に関する質が変わると「偏差値」は容易に変化するでしょう。 3.「受験段階での偏差値ということは現在在籍している1~3年の生徒の偏差値ではないと思うのですが」とのお考えは誤っているでしょう。むろん、出願者の学力などが変動することで、「偏差値」は変わり得るでしょう。 4.データの捏造は考えがたいですが、学力評価法が妥当ではないために、「偏差値」が適切ではないことなどがありえるでしょう。

  • ryo_0126
  • ベストアンサー率30% (125/407)
回答No.3

偏差値ランクというのはあくまでもその模擬試験を行った業者が 過去の受験者の経験から定める者です。各学校は一切関係ありま せん。例えばある学校がA判定ならこの偏差値でその学校を過去受験した人のうち8割以上は合格しているというわけです(逆にいえば2割程度は落ちてるともいえますが・・・)。B判定なら7割以上、C判定なら6割以上と いう感じです。よって学校の入試担当者がそういうのはまったくといって いいほど信用できませんね。というか根拠がないです。 それによっぽどのことがないとそんなに変わるもんではありません。 しかしあまり偏差値に振り回されるのもどうかと思いますね。模擬試験の 出題傾向と各学校の出題傾向が同じなわけないですからね。 偏差値以外にも性格や過去問との相性などいろいろ含めて総合的に 判断した方がいいと思います。そうやって模擬試験ではあんまり偏差値 低かった受験生でも、問題の相性がいいとこ見つけて模擬試験のランクより 10以上上の学校へいった生徒とかもいっぱいいますからね。 

  • aminouchi
  • ベストアンサー率46% (376/804)
回答No.2

私の知る限りの範囲でお答えします。 まず、基本的な背景ですが、生徒の数が減少していますから、中学受験をしようとする小学生全体の成績は下降気味であることをまずご承知下さい。そうした中である学校に対する受験生の増減は直接的に難易度に影響します。 1.特に偏差値の高い部分では簡単に偏差値は変動します。 偏差値の求め方・概念は理解しているということですから詳しい説明はいたしませんが、中央(平均)から外れれば外れるほど(偏差が大きいほど)その人数は減少していきます。つまり、平均が60点ぐらいの試験があったとして前年まで最低90点取らなければ受からなかったものが、最低85点で受かるだろうと予想されればそれだけで偏差値は2~3下がります。 2.これについては、生徒数の減少から中学入試そのものがどんどん容易化しています。そうした意味で中堅校などは偏差値が下がっていくでしょう。 3.単純に受験志望者と模擬試験の結果から大手塾などは資料を出します。また私立校によってはその情報の提供を受けているところがあるようです。(というか、ほとんどの学校が資料提供を受けているようです。)で、その資料を見れば一目瞭然ですね。 4.大手塾では、偏差値を作為的につけることはよくあります。 合格可能性の線を80%におくか50%におくかなどで数字は変わりますし、合格最低線の取り方も正規合格者だけに限るか、補欠合格(それもずいぶん下の方まで見るかどうか)をどう見るかでずいぶん変わります。具体的に言うと、A校ではほとんどの人が70点で受かっており、B校でも状況は同じですが例外的に数人50点で受かっているとします。その時に、最低線を50点とすればその学校のみかけの偏差値は下がりますし、70点とすれば見かけはあがります。で、その背景ですが、塾の宣伝雑誌などに広告をよく出してくれたり、便宜を図ってくれる学校の偏差値は高くし、そういう便宜をはからない学校の偏差値を低くしたり、「あまりお勧めしない」などとやって意図的に操作しようとしますし、また出来てしまう現実があります。 --------------------------------------- もともと、偏差値の1~2の違いなんて実は大した違いではなく、点数にして5点ぐらいのものでしかありません。それぐらいの差ですとたまたま知らない漢字が出たかどうか、ちょっとした計算ミスをした、記号式の選択問題で当てずっぽうで答えたのがあたるかどうか、などで得点は容易に変動します。それでも偏差値が5違えば実点数でも15点ぐらい違ってきますからマグレの要素が減ります。 そういうことですから、「受験校のレベルをはかる物差し」としての偏差値は目盛りを5ぐらいずつの単位で取るべきであって、1刻みでとるのはナンセンスなことだと私は思っています(それぐらいの精度のものでしかなく、曖昧なものです)。つまり偏差値が60の人なら、58~63ぐらいのレベルの学校に受かっても落ちても不思議はありません。それでも、65の学校に受かれば、「よく頑張ったね」ですし、55の学校に落ちれば「相当に油断したのだろう」と評価します。これを「61の学校は無理」で「59の学校は楽勝」なんて考えれば、ただ偏差値に踊らされるだけになってしまうと思います。

回答No.1

こんにちは。元塾講師バイトの大学生です。 >1.1年で偏差値とはそんなに簡単に上下してしまうのかどうか。 そうですね、これはとても難しいことだと思います。十分あり得ますが、確実な話でもないような気が私はします。 >2.数年で5~10も偏差値が変わった学校があるようですが、なぜこんなに変化してしまうのかとそのメカニズム(大学への進学実績などでも変わるようですが、母集団が変われば偏差値ももちろん変わるのですが、進学実績を偏差値変動につなげてしまうメカニズムとは)。 私が知っている例として挙げられるものはとても単純な話なのですが、制服の変化でしたり、併設の大学の設置だったりということも関係があるように感じています。あえてどこの学校が、などということは書きませんが制服が大人気で志願者が増える→入学倍率が上がる→いわゆる偏差値の上昇、も事実あるようですし、併設大学の有無(エスカレーター式で上の学校に行けるという選択肢があるか否か)でも人気はかなり変わるように感じます。私が都内の私立高校を卒業して5年ですが併設大学のない母校は人気もなく、どんどん偏差値が下がっているようです。もちろん、理由はそれだけではないと思いますが・・・また男子校女子校から共学に変更して人気が上がるという学校も多く見かけますね。塾で進路指導の際調べていて「あれ?ここ男子校だったのに共学になったんだ!」というようなことがたくさんありました。 以上、未熟ながらも経験談を書かせていただきました。

hirokattuchan
質問者

お礼

早速のご回答有難うございました。 やはり何か偏差値とは明確なもののようで非常にあいまいな物という感じがしますね。

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